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~PRTGとともに15年~

ナレッジベース翻訳

PRTGのデータディレクトリを変更するにはどうすればよいですか

2023.01.25 更新

情報源

この資料の情報源は以下のとおりです:

ナレッジベース: How can I change the data directory of my PRTG installation?
https://kb.paessler.com/en/topic/543-how-can-i-change-the-data-directory-of-my-prtg-installation

本資料はPaessler AG作成の資料/ナレッジベースをジュピターテクノロジー株式会社(以下当社と略記)が独自で翻訳したものです。ベストエフォートの翻訳であるため、最新情報ではない可能性があります。最新情報は情報源をご確認ください。

PRTGで別のドライブなどにデータディレクトリを定義する方法

PRTG Network Monitorは設定ファイル、ログファイル、履歴データファイルを保存するためにデータディレクトリを確保し、データを一元的に保存します。

デフォルトでは、Cドライブにデータを保存します(※JTC注釈 デフォルトのパスはC:\ProgramData\Paessler\PRTG Network Monitor\)。この記事では、サーバーのCドライブのディスク容量が不足している場合など、必要に応じてデータディレクトリを別のドライブに移動する方法を説明します。

注:WindowsのProgramDataフォルダは、デフォルトでは隠しファイルになっています。表示するには、Windowsエクスプローラーを開き、表示タブを開いて、隠しファイルをチェックします(Windows 10およびWindows Server 2012の場合。他のWindowsバージョンでも同様です)。

ストレージドライブまたはディレクトリの変更

PRTGバージョン14.4.12以降の場合は、次の手順に従ってください。

  1. PRTG Administration Toolを開きます。
  2. [サービスの開始/停止]タブを選択します。
  3. 項目「PRTGコアーバーサービス」の[サービスを停止]をクリックします。
  4. 項目「PRTGプローブサービス」の[サービスを停止]をクリックします。
  5. データフォルダを探します。:
    1. [PRTGコアサーバー]タブを選択し、設定「データファイルと監視データベースのローカルストレージ」のディレクトリを確認します。設定ファイルとデータファイルをこのディレクトリからコピーする必要があります。
    2. [プローブのコアサーバー接続設定]タブを選択し、設定「プローブシステムのPRTGデータディレクトリのパス」のパスを確認します。データファイルをこのディレクトリからコピーする必要があります。※JTC注釈:この作業はリモートプローブの場合に必要です。コアサーバーでは必要ありません。
  6. すべてのファイルを新しいドライブまたはデータディレクトリにコピーします。
  7. PRTG Administration Toolで新しい保存先パスを入力します。:
    1. [PRTGコアサーバー]タブを選択し、設定「データファイルと監視データベースのローカルストレージ」を新しいパスに変更します。
    2. [プローブのコアサーバー接続設定]タブを選択し、設定「プローブシステムのPRTGデータディレクトリのパス」を新しいパスに変更します。※JTC注釈:この作業はリモートプローブの場合に必要です。コアサーバーでは必要ありません。
  8. [サービスの開始/停止]タブでPRTGコアーバーサービスプローブサービスを再起動します。

注:リモートプローブのみを使用しているシステムでは、コアサーバーの手順を省き、プローブの各指示にのみ従います。

PRTG Network Monitorは、新しく定義されたドライブのデータディレクトリでデータをロード、保存するようになるでしょう。

こちらもご覧ください

ストレージドライブまたはディレクトリの変更 PRTG Version 8 ~ 14.3.11の場合

PRTGバージョン14.4.12より前のバージョンの場合は、次の手順に従ってください。

・コアサーバーサービスの停止:

  • PRTG Server Administratorプログラムの[Start/Stop]タブで[Stop Core Server]をクリック

・プローブサービスの停止:

  • PRTG Probe Administratorプログラムの[Start/Stop]タブで[Stop Probe Service]をクリック

・データフォルダを探す:

  • PRTG Server Administratorプログラムから[Core Server]タブを選択し、設定「Local Storage of Data Files and Monitoring Database」を見つけます。設定ファイルとデータファイルをこのディレクトリからコピーする必要があります。
    • PRTG Probe Administratorプログラムから[Logs / Directory]タブを選択し、設定「Path for probe data storage」を見つけます。データファイルをこのディレクトリからコピーする必要があります。
  • すべてのファイルを新しいドライブまたはデータディレクトリにコピーします。
  • PRTG Server Administratorで新しい保存先パスを入力します。
    • PRTG Server Administratorプログラムから[Core Server]タブを選択し、設定「Local Storage of Data Files and Monitoring Database」を新しいパスに変更します。
  • PRTG Probe Administratorで新しい保存先パスを入力します。
    • PRTG Probe Administratorプログラムから[Logs / Directory]タブを選択し、設定「Path for probe data storage」を新しいパスに変更します。
  • コアサーバーサービスの再開:
    • PRTG Server Administratorプログラムの[Start/Stop]タブで[Start Core Server]をクリック
  • プローブサービスの再開:
    • PRTG Probe Administratorプログラムの[Start/Stop]タブで[Start Probe Server]をクリック

ストレージドライブまたはディレクトリの変更 PRTG Version7(廃止済み)の場合

・コアサーバーサービスの停止:

  • PRTG Server Administratorプログラムの[Service Control]タブで[Stop]をクリック

・プローブサービスの停止:

  • PRTG Probe Administratorプログラムの[Service Control]タブで[Stop]をクリック

・データフォルダを探す:

  • PRTG Server Administratorプログラムから[Core Server]タブを選択し、設定「Path for data files」を見つけます。設定ファイルとデータファイルをこのディレクトリからコピーする必要があります。
    • PRTG Probe Administratorプログラムから[Files / Directories]タブを選択し、設定「Path for probe data storage」を見つけます。データファイルをこのディレクトリからコピーする必要があります。
  • すべてのファイルを新しいドライブまたはデータディレクトリにコピーします。
  • PRTG Server Administratorで新しい保存先パスを入力します。
    • PRTG Server Administratorプログラムから[Core Server]タブを選択し、設定「Path for data files」を新しいパスに変更します。
  • PRTG Probe Administratorで新しい保存先パスを入力します。
    • PRTG Probe Administratorプログラムから[Logs / Directory]タブを選択し、設定「Path for probe data storage」を新しいパスに変更します。
  • コアサーバーサービスの再開:
    • PRTG Server Administratorプログラムの[Service Control]タブで[Start Core Server]をクリック
  • プローブサービスの再開:
    • PRTG Probe Administratorプログラムの[Service Control]タブで[Start Core Server]をクリック


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