SharePointで使用しているMicrosoft SQL Server 2008があり、データベースのサイズを監視したいと考えています。どうすればいいですか？
UNCパスは許可されておらず、担当しているすべてのSQL Serverデータベースを監視する為に多くのドライブをマップする必要があります。そのためWMIを使用してファイルサイズを監視したくありません。

情報源

この資料の情報源は以下の通りです：
ナレッジベース：How do I monitor the size of a Microsoft SQL Server database? | Paessler Knowledge Base
この記事はPRTG 22以降に適用します。

本資料はPaessler AG作成の資料/ナレッジベースをジュピターテクノロジー株式会社（以下当社と略記）が独自で翻訳したものです。ベストエフォートの翻訳であるため、最新情報ではない可能性があります。最新情報は情報源をご確認ください。

Microsoft SQLデータベースの監視

PRTGにはMicrosoft SQL v2センサーが用意されています。
このセンサーは定義したクエリを実行し、数種類のクエリの実行時間、アドレスされた行の数、監視対象のMicrosoft SQLデータベースの定義された値を表示します。
現在のファイルサイズ、使用領域、および空き領域（バイト、およびパーセント）を監視する場合は、Microsoft SQL v2センサー用に以下のクエリを用意する必要があります。

以下の手順に従って、Microsoft SQL v2センサーを設定します：

必要要件

• PRTGのMicrosoft SQLセンサーは、通常、実際のターゲットホストに対して動作できる必要があります。
• データベースの自動拡張機能が無効になっていることを確認します。そうでない場合は、PRTGの設定で制限を適切に設定する必要があります。

Microsoft SQLクエリ

-- ___ ___ _____ ___
--| _ \ _ \_   _/ __|
--|  _/   / | || (_ |
--|_| | |_\ |_| \___|
--    NETWORK MONITOR
---------------------
-- [SQL] Database Size monitoring
---------------------
-- Description: This query will show the current size information for the given database
---------------------
-- Code courtesy of Tri Effendi SS of stack exchange
-- http://dba.stackexchange.com/a/7921
-- Original post: http://dba.stackexchange.com/a/792
SELECT
    [DESCRIPTION] = A.TYPE_DESC
    ,[FILE_Name] = A.name
    ,[FILEGROUP_NAME] = fg.name
    ,[File_Location] = A.PHYSICAL_NAME
    ,[FILESIZE] = CONVERT(DECIMAL(10,2),A.SIZE/128.0) * 1024 * 1024
    ,[USEDSPACE] = CONVERT(DECIMAL(10,2),A.SIZE/128.0 - ((SIZE/128.0) - CAST(FILEPROPERTY(A.NAME, 'SPACEUSED') AS INT)/128.0)) * 1024 * 1024
    ,[FREESPACE] = CONVERT(DECIMAL(10,2),A.SIZE/128.0 - CAST(FILEPROPERTY(A.NAME, 'SPACEUSED') AS INT)/128.0) * 1024 * 1024
    ,[FREESPACE_%] = CONVERT(DECIMAL(10,2),((A.SIZE/128.0 - CAST(FILEPROPERTY(A.NAME, 'SPACEUSED') AS INT)/128.0)/(A.SIZE/128.0))*100)
FROM sys.database_files A LEFT JOIN sys.filegroups fg ON A.data_space_id = fg.data_space_id
WHERE A.type_desc LIKE 'ROWS'
order by A.TYPE desc, A.NAME;  

バージョン履歴

センサーの設定

1. 上記のクエリをPRTG-DatabaseSize.sqlとして%Program Files (x86)%\PRTG Network Monitor\Custom Sensors\SQL\mssql\ に保存します。
2. PRTGで、監視したいMicrosoft SQLデバイスに移動し、新しいMicrosoft SQL v2センサーを追加します。
3. センサー設定で、以下のようにセンサーを設定します。

設定を保存して、監視を開始します。
注：環境によってはこのクエリは機能しない場合があります。カスタムスクリプトに関する詳細な技術サポートは提供していません。

参考

• How to set up the SQL v2 sensors in PRTG? Is there a guide?
• How can I monitor strings from an SQL database and show a sensor status depending on it?
• How can I monitor error tables in SQL databases?
• PRTG Manual: Monitoring Databases

免責事項・使用限定事項

ジュピターテクノロジー株式会社（以下当社と略記します）が作成した本ドキュメントに関する免責事項および本ドキュメント使用に関する限定事項は以下の通りです。

本ドキュメントに関する免責事項

本ドキュメントは作成時点においてメーカーより提供された情報および当社での検証結果により作成されたものですが、当社は本ドキュメントの内容に関していかなる保証をするものではありません。万一、内容についての誤りおよび内容に基づいて被った損害が発生した場合でも一切責任を負いかねます。本ドキュメントの内容によりなされた判断による行為で発生したいかなる損害に対しても当社は責任を負いません。

本ドキュメント使用に関する限定事項

別に定める場合を除いて、本ドキュメントの取り扱いは当社より提供を受けたお客様による私的かつ非営利目的での使用に限定されます。お客様は、本ドキュメントについて、変更、コピー、頒布、送信、展示、上映、複製、公開、再許諾、二次的著作物作成、譲渡、販売のいずれも行うことができません。

お問い合わせ

PRTG Network Monitorについて、ご不明な点などございましたらお問い合わせください：

ジュピターテクノロジー株式会社（Jupiter Technology Corp.）
住所： 〒183-0023 東京都府中市宮町一丁目40番地 KDX府中ビル6Ｆ
URL：   https://www.jtc-i.co.jp/
電話番号：   042-358-1250
購入前のお問い合わせ先：              https://www.jtc-i.co.jp/contact/scontact.php
購入後のお問い合わせ先：              https://www.jtc-i.co.jp/support/customerportal/