PRTGバージョン26系
2026/2/2更新
2026-01-28 – Version 26.1.116.1498 :
改善 : セキュリティ
Webサーバー
- PRTGが作成するCookieにHTTPOnlyフラグとSameSiteフラグを設定し、通信のセキュリティを強化しました。
改善 : サーバー
APIトークン
- 対話型WebセッションにおけるAPIトークンのセキュリティを強化するため、APIトークンでアクセス可能なエンドポイントを制限しました。
シングルサインオン
- シングルサインオンユーザーがAPIキーを作成できるようになりました。APIキーはシングルサインオンアカウント設定で有効化できます。利用するには、PRTGでSSOが設定済みで、SSOグループが存在している必要があります。シングルサインオンユーザーグループ設定でEnable API Keys for SSO Usersを有効化してください。この設定は初期状態では無効です。
また、SSO API Key Lifetime (Days)でAPIキーの有効日数を設定できます。設定した期間を過ぎてSSO APIキーが期限切れになると、該当するAPIキーは自動的に削除されます。シングルサインオンユーザーは、これらのSSO APIキーをAPI認証にも使用できます。
ユーザーアカウント設定
- ユーザーアカウント設定の表示名に最大240文字の制限を追加しました。表示名が240文字を超えている場合、変更は保存されず、「The display name cannot exceed 240 characters」というエラーメッセージが表示されます。
修正 : サーバー
ロギング
- PRTGサブスクリプションライセンスで誤ったライセンスキーを有効化した場合に、条件によってCore.logにアクセス違反が記録される問題を修正しました。
- PRTGでライセンスキーを変更した際に、Core.logおよびCoreActivationLogに誤ったログが出力される問題を修正しました。この問題は、ログレベルをDEBUGに変更していた場合のみ発生していました。ライセンスキー変更後、Core.logに「processing of activation data failed」という警告が出力されることがありました。また、本来は成功を示すライセンス有効化メッセージ(例:Startup: Error during activation of license PPEM: Activation successful)が、エラーとして記録されていました。
ライセンスアクティベーション
- ライセンスステータスページで、ライセンス名に二重引用符「”」などの特殊文字を含めた場合に、ライセンス名が途中で切れて表示されることがある問題を修正しました。
- ホームページの「ダウン」からセンサー一覧を開き、マルチ編集でセンサーを削除した際に発生することがあった問題を修正しました。この問題が発生すると、削除後に対象センサーに対して「object not found」というエラーが表示されていました。また、Core.logには例外エラーが記録されていました。この問題は、PRTGをオフライン環境で有効化している場合にも発生していました。
修正 : センサー
クラウド HTTP v2
- クラウド HTTP v2センサーで、条件によって「The queried field “message” is empty」というエラーが報告される問題を修正しました。この問題は、異なるAzureリージョンにある複数のエンドポイントを監視している場合にも発生していました。
DNS v2センサー
- DNS v2センサーでは、フィルターで指定した値と完全に一致するIPアドレスのみを受け付けるようにしました。以前のバージョンでは完全一致ができず、誤検知につながる可能性がありました。例えば、末尾の桁が1つ多いIPアドレスでもフィルターに一致したものとして扱われていました。
HPE 3PAR ドライブエンクロージャ
- HPE 3PAR ドライブエンクロージャセンサーで、条件によって「Invalid response structure encountered, some data is missing.」というエラーが報告される問題を修正しました。この際、センサーのログには無効なshowcageコマンドが表示されていました。この問題は、HPE Primera Storageシステムにこのセンサータイプを使用した場合に発生していました。
HTTPセンサー
- 特定のHTTPセンサーにおいて、以前のPRTGバージョンへアップデートした際に、センサーの追加リストに表示されない、または一部のケースで動作しなくなる問題を修正しました。この問題はPRTG version 25.1.104.1946以降で発生しており、HTTP プッシュデータ(アドバンスト)、HTTP IoT プッシュデータ(アドバンスト)、HTTP データアドバンストセンサーが影響を受けていました。また、すでにPRTG上でHTTPセンサーが稼働している環境では、次のエラーメッセージがログに出力される場合がありました:Could not load “sensor ID: Osk for httppushdataadvanced was not loaded!
ファイルシステム
- ファイルシステムセンサーのエラーハンドリングを改善しました。これにより、Dell EMC Unity File System v2センサーなどで、「The specified network name is no longer available.」といったエラーメッセージが、より適切に処理されるようになりました。
OPC UA設定
- 「OPC UA の資格情報」のセキュリティーポリシーセクションにあった、非推奨の設定Basic256を削除しました。この設定は、使用しているハッシュアルゴリズムがSha-1であることから非推奨とされていました。Basic256を設定した状態でこのPRTGバージョンへアップデートすると、OPC UAセンサーがエラーメッセージを報告する点に注意してください。
センサーチャネル
- カスタム単位を使用するセンサーにおいて、スケーリング係数で乗算または除算を指定できるセンサーチャネル設定の不具合を修正しました。この問題は、スケーリング係数とチャネルの制限値の両方を設定している場合に発生していました。設定を保存すると、チャネルの制限値が、指定したスケーリング係数の値で誤って乗算または除算されてしまう状態になっていました。
SNMP Windows サービスセンサー
- SNMP Windows サービスセンサーをデバイステンプレートで使用した場合に、特定のケースで発生していた問題を修正しました。具体的には、SNMP Windows サービスセンサーを含むデバイステンプレートを作成し、特定のサービスに対してinclude/excludeフィルターを設定した状態で自動検出を実行してセンサーを作成した場合です。その後、作成されたセンサーの一部を削除し、再度デバイステンプレートを適用しても、削除したセンサーが再作成されない問題がありました。
Veeam バックアップジョブのステータス、Veeam バックアップジョブステータス詳細
- Veeam バックアップジョブのステータス、Veeam バックアップジョブステータス詳細センサーで、Veeam Backup Enterprise ManagerおよびBackup ServerのVeeam 13に対応していなかった互換性の問題を修正しました。以前のPRTGバージョンでは、「JSONPath is incorrect」というエラーメッセージがセンサーに表示されていました。
修正 : Web GUI
マップ
- マップデザイナーで外部リンクを設定した後、パブリックマップ上で該当オブジェクトをクリックすると、「Map refresh failed」というエラーが表示される問題を修正しました。この問題は、マップに追加したサンバーストマップオブジェクトでも発生していました。さらに、各オブジェクトへのリンクを開いた場合にもエラーが発生していました。
注意 : 既知の不具合
シングルサインオン
- PRTGでEntra IDを用いたシングルサインオンを設定している環境では、「The server terminated an operation because it encountered a client request loop」といったエラーメッセージが表示される場合があります。また、ブラウザー上でtoo many redirectsが発生し、ページが表示されないケースも確認されています。本問題については、現在最優先で対応を進めています。
注意 : インストーラー
セキュリティ
- PRTGインストーラーの信頼性を以下のバージョンとリリースチャネルのSecure Hash Algorithmsで確認できます。
Stable 26.1.116.1498
sha256_exe 79DC26307D0888581E570C74A55532E1EF0713C7D126DD38EBEE516C379473A4
sha256_zip D7CFAC0F043330460CA7102EF6D9A830817387DE486AFA27BDF96A2CA1166192
ラボ : センサー
Proxmox VE Virtual Machine Statusセンサー
- Proxmox VE clusters上のQEMU virtual machinesのパフォーマンス指標と状態を監視する、実験的なProxmox VE Virtual Machine Status (ベータ)センサーを利用できます。このセンサータイプを使用するには、デバイス設定でAPIトークン認証を用いた「Credentials for Proxmox」を設定してください。
Proxmox VE Container Statusセンサー
- Proxmox VE clusters上のLXC containersのパフォーマンス指標と状態を監視する、実験的なProxmox VE Container Status (ベータ)センサーを利用できます。このセンサータイプを使用するには、デバイス設定でAPIトークン認証を用いた「Credentials for Proxmox」を設定してください。
SNMP Custom String v2
- SNMP Custom String v2 (ベータ)センサーの「Specific Sensor Settings」に、新しい設定「Interpret Result as」を追加しました。この設定は、SNMPエンドポイントからの結果を文字列に変換するものです。設定値としてString (default)、MAC address、IPv4 addressを選択できます。センサーメッセージには、選択した形式で結果が表示されます。たとえばMAC addressを選択すると、サーバーレスポンスとして「01-02-03-04」が表示されます。
SNMP カスタム v2
- SNMP カスタム v2センサーは、数値形式に変換される、文字列エンコードされたBITS値(例:MAC addresses)をサポートするようになりました。解析されたBITS値は、既存のチャネル設定とともに動作します。
SSL/TLS Certificateセンサー
- SSL 証明書センサーの後継として、実験的なSSL/TLS Certificate (ベータ)センサーを利用できます。本センサーは、Multi-Platform Probeでも動作するように再設計されています。Secure Sockets Layer (SSL)/Transport Layer Security (TLS)で保護された接続の証明書を監視します。なお、このセンサーは現時点ではUse SOCKS proxy設定をサポートしていません。
SIMATIC S7-300/400 CPU Restart Overview
- このPRTGバージョンで新たに提供される、実験的なSIMATIC S7-300/400 CPU Restart Overview (ベータ)を利用できます。このセンサーは、レガシーなSiemens PLC(Programmable Logic Controller)から、リスタートイベント(cold、warm、hot、planned、unplanned)を検出し、分類します。PLCがなぜ、どの程度の頻度で再起動したのかを把握できるため、運用チームが原因分析を行う際に役立ちます。これらの情報は、電源断、ソフトウェアクラッシュ、watchdog faultの診断で重要となる場合が多くあります。センサーは、Snap7およびS7 protocolを用いてPLCのdiagnostic bufferへアクセスします。
SIMATIC S7-300/400 CPU Status
- このPRTGバージョンで提供される、実験的なSIMATIC S7-300/400 CPU Status sensor (ベータ)を利用できます。センサーは、S7 protocolを使用してSiemens PLCs(Programmable Logic Controller)へ接続し、CPU mode(RUN/STOP)、OB1 cycle time、cycle load、直近のwatchdog eventsなどの主要な診断情報を取得します。データはSnap7を用いてread-onlyで収集されます。これにより、通常はTIA Portalでのオンサイト確認が必要な指標を、OTチームがリモートから確認できるようになります。
ラボ : PRTG APIv2
API
- エンドポイントapi/v2/experimental/devicesおよびapi/v2/devices/{id}において、Access RightsのGETおよびPATCHの結果がPRTG APIv2で更新されない問題を修正しました。たとえば、新しいユーザーグループを作成した後、アクセス権設定はPRTG APIv2で即時に更新されるようになりました。以前は、更新された結果を取得するために、追加でGETまたはPATCHリクエストを実行する必要がありました。
- グループまたはデバイスを事前に作成している場合、/experimental/schemas/{parent}エンドポイントから、作成可能なセンサータイプの一覧を取得できるようになりました。センサーが作成可能かどうかは、creatable=trueのフラグで確認できます。また、センサーを作成するために必要な前提条件の一覧も結果に含まれます。
- api/v2/experimental/schemasエンドポイントで、特定のparent ID、この場合はprobe IDに対してnodeを追加できるかどうかを検証していなかった問題を修正しました。以前は、parentid=1、kind=pingを指定してPOSTリクエストを送信しても、エラーなしでschemaが返されていました。現在は、このような場合にAPI v2から適切なエラーコードが返され、オブジェクトIDを確認する必要があること、またschema pingがparent ID 1に適合しないことが示されます。
- response codeに含まれるsettingsの表示を改善し、ユーザー権限に応じて表示内容が制御されるようになりました。たとえば、api/v2/devicesエンドポイントで返されるdevice settingsのうち、notforreadonlyuserフラグが設定されている項目は、アスタリスクでマスク表示されます。この変更は、api/v2/experimental/schemasエンドポイントにも適用されます。
- request bodyに空のグループ名を指定して、api/v2/experimental/groups/{id}/deviceまたはapi/v2/experimental/probes/{id}/deviceエンドポイントへPOSTリクエストを送信した際、適切なエラーメッセージではなくinternal(500) server errorが発生していた問題を修正しました。
ラボ : 新UI
ダイアログ
- 新UIのsplit viewで、ダイアログがリサイズハンドルの裏側に一部隠れてしまう問題を修正しました。たとえば、新しいデバイスを作成した際に表示される、object successfully createdというポップアップダイアログの成功メッセージが、リサイズバーに隠れてしまうケースがありました。
デバイス設定
- デバイス設定にチャネルの単位設定セクションを追加しました。このセクションでは、帯域、メモリ、ディスク、ファイルの各チャネルタイプについて、デフォルト単位をドロップダウンメニューから設定できます。また、これらの設定では「引継ぎ元」トグルも利用できます。
モバイルビュー
- モバイルビューのデバイス設定ページで、長いテキストがページ内に収まらず、表示がはみ出してしまう問題を修正しました。
- モバイルの新UIで、データが存在しない場合のページ表示を改善しました。以前は、オブジェクトを含まないグループのデバイスリストやセンサーリストを開くと、内容のない空白ページが表示されていました。現在は、このような場合に、該当する結果がないことを示すメッセージを含む適切なエラーページが表示されます。
オブジェクトリスト
- センサーリストおよびデバイスリストで、バルクエディットセクションを使って複数のオブジェクトを一括削除できるようになりました。削除を実行するかキャンセルするかを確認する確認ダイアログが表示されます。必要な権限を持たないオブジェクトが含まれている場合は、対応するエラーメッセージが表示されます。
センサーステータス
- センサーがダウンまたは警告ステータスで長文メッセージを表示した際に、全文をスクロールして確認できなかった問題を修正しました。
改善 : その他
PRTG全般
- その他のさまざまな小さな修正と改善を行い、ユーザーマニュアルを更新しました。
言語
- ドイツ語、スペイン語、オランダ語、日本語の言語ファイルを更新しました。
言語ファイル
- 一部のセンサータイプに対して、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、日本語、オランダ語の言語ファイルを更新しました。
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