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~PRTGとともに15年~

バージョンヒストリー

PRTG バージョン21系

2021-12-01 – Version 21.4.73.1656

新規

通知

  • OPC UA
    OPC UA通知を使用して、SCADA、DCSやOPC UAサーバーなどのノースバウンドシステムにPRTGのアラートを転送することこができるようになりました。OPC UA通知テンプレートを設定することで、PRTGがOPC UAサーバーに送信する意味のあるエラーメッセージを作成できます。これにより、ネットワークインフラの問題をできるだけ早く発見、対応することができます。

改善

センサー

  • ビジネスプロセス
    ビジネスプロセスセンサーのデータをAPI経由でリクエストした場合に、value_rawフィールドの値をより適切な方法で返すようになりました。
  • DNS v2
    DNS v2センサーに複数のフィルター値を定義して、例えば複数のIPアドレスに対してフィルターをかけることができるようになりました。
  • Modbusセンサー
    センサータイプModbus RTU CustomとModbus TCP Customで、タイムアウトの設定ができるようになりました。ターゲットデバイスからの応答が定義されたReceive Timeout (msec)よりも長い場合、リクエストは中止され、センサーは接続の試みを停止します。

変更    

センサー

  • ルックアップ
    ルックアップファイルが見つからない、または壊れているセンサーを簡単に特定できるようになりました。ルックアップに問題があるセンサーは、「At least one channel uses a lookup that is not available or could not be loaded.(コード:PE272)」というメッセージと共に警告ステータスに変化し、センサーが正しく監視できないことを示します。以前のバージョンでは、このようなケースはToDoチケットを受け取るだけで、センサーはステータスを維持していました。
  • Microsoft 365 Service Statusセンサー
    センサータイプMicrosoft 365 Service StatusとMicrosoft 365 Service Status Advancedは、このバージョンから新しいMicrosoft 365 Service Health and Communications Graph APIをサポートします。Microsoftは、これまでセンサーが使用していた現在のAPIバージョンを間もなく停止するため、Microsoft 365サービスの監視をシームレスに継続するためには、この変更が必要です。
    重要:どちらのセンサーも、Microsoft Graphからデータを取得して監視を継続するには、API権限「Read.All」が必要です。詳細については、ナレッジベースの記事を参照してください。 https://kb.paessler.com/en/topic/88462
    また、Microsoft 365 Service Status Advancedセンサーはサブサービスを監視できなくなり、影響を受けるチャネルには「Channel is deprecated」というメッセージが表示されるのでご注意ください。 今後のPRTGバージョンでチャネルを削除する予定です。
  • スキャン間隔
    過去数回のPRTGのバージョンで導入したいくつかの新しいセンサータイプのデフォルトのスキャン間隔を変更しました。

修正

センサー

  • Microsoft Azure Virtual Machine
    Microsoft Azure Virtual Machineセンサーは、資格情報の変更などによりターゲットデバイスに到達できなくなった場合、適切なエラーメッセージとともにダウンステータスを表示するようになりました。以前のバージョンでは、このような場合、センサーは値0と、誤解を招くアップステータスを表示していました。また、センサーの一般的な安定性も向上しました。

Web GUI

  • チャネルの単位設定
    チャネルの単位設定で、バイト(帯域)の単位のドロップダウンメニューが正しく表示されるようになりました。以前のバージョンでは表示上の問題により、Google ChromeおよびEdgeで目的の単位を選択することが困難でした。

ラボ

センサー

  • AWS v2センサー
    実験的なAWS v2センサーに様々な改善を施しました。
    AWS Alarms v2 (BETA)センサーのメトリクスチャネルは、適切な単位を表示するようになりました。
    AWS EC2 v2 (BETA)センサーは、値を受け取った場合にのみ、チャネルDisk Read、Disk Read Ops、Disk Write、Disk Write Opsを作成するようになりました。
    注: この変更により、すでに実行中のこのタイプのセンサーは、PRTG 21.4.73にアップデートした後、ダウンステータスを表示します。影響を受けるセンサーは新たに追加しなおしてください。
    AWS EC v2 (BETA)およびAWS RDS v2 (BETA)センサーのCPU Credit Balanceチャネルに、エラーの下限値を追加しました。チャネルの値が1を下回る場合はパフォーマンスの低下を示すため、ダウンステータスのトリガーとなるようになりました。
    AWS v2センサーがデータを取得する方法を強化し、センサーデータにギャップが生じないようにしました。
  • AWS EBS v2
    このバージョンでは実験的なAWS EBS v2 (BETA)センサーを試すことができ、AWS EBSボリュームのステータスとパフォーマンスを監視することができます。
  • FortiGate System Statistics
    このバージョンでは、実験的なFortiGate System Statistics(BETA)センサーをお試しいただけます。このセンサーは、フォーティネットのFortiGateファイアウォールの健全性を監視し、CPUやメモリ使用率のほか、稼働時間、セッション統計、コンサーブモードのアクティビティを表示します。
  • Network Share
    このバージョンでは、実験的なNetwork Share(BETA)センサーを試すことができます。 このセンサーは、SMBやCIFSを介したネットワーク共有上のファイルやフォルダの数、サイズ、最も古いファイルと新しいファイルの経過時間を監視します。
  • Redfish Power Supply
    このバージョンでは、実験的なRedfish Power Supply(BETA)センサーを試すことができます。 センサーは、サーバーの電源ステータス、電力効率、およびその他のさまざまなパラメーターを監視します。

新しいUI

  • イニシャルアルファ版リリース
    現在、PRTG Webインターフェイスの完全な再設計に取り組んでいます。この再設計は、広範囲にわたるユーザーリサーチと、長年にわたって寄せられたフィードバックに基づいています。ユーザーインターフェイスは完全にレスポンシブになり、Web Content Accessibility Guidelines (WCAG)に準拠する予定です。
    新しいUIにはまだ多くの機能が不足していますが、新しいUIをお試しいただき、開発初期段階でのフィードバックを収集するために、アルファ版のリリースを決定しました。新UIについてはこちらをご覧ください。
    https://kb.paessler.com/en/topic/90008

新しいAPI

  • イニシャルアルファ版リリース
    新しいRESTful APIにより、監視の自動化や他ツールとの統合が容易になります。私たちの目標は、包括的に文書化され、すべてのエンドポイントで一貫性のあるRESTful APIを構築することです。
    新しいAPIにはまだ多くの機能が不足していますが、新しいAPIをお試しいただき、開発初期段階でのフィードバックを収集するために、アルファ版のリリースを決定しました。新APIについてはこちらをご覧ください。
    https://kb.paessler.com/en/topic/90008

マルチプラットフォームプローブ

  • イニシャルアルファ版リリース
    新しいマルチプラットフォームプローブは、Windows、Linux、Dockerなどの様々なプラットフォームにPRTGプローブを展開することができます。このたび、初期のアルファ版を皆様と共有し、初期の開発プロセスにおいて皆様のフィードバックを収集できることを嬉しく思います。このバージョンでは、限定されたセンサーセットを実行することができますが、多くの機能が今後追加される予定です。
    マルチプラットフォーム対応の新しいプローブについては、こちらをご覧ください。
    https://kb.paessler.com/en/topic/90140

改善

その他

  • PRTG全般
    その他のさまざまなマイナーな修正と改善、ユーザーマニュアルの更新、ドイツ語とフランス語の言語ファイル更新を実施しました。

注意

センサー

2021-10-26 – Version  21.4.72.1649

改善

セキュリティ

  • サーバー
    このバージョンには、PRTGコアサーバーの重要なセキュリティアップデートが含まれています。書き込み権限をもつ認証済みのユーザーが、特別に作成したAPIコールを利用して、PRTGコアサーバーサービスのIDでPRTGコアサーバーシステム上で任意のファイルを実行することができます。(CVE-2021-42253)
  • センサー
    いくつかのデータベースセンサーのパラメーターの取り扱いを改善し、外部ツールにログを取られないようにしました。この変更により、センサータイプADO SQL v2、Microsoft SQL v2、MySQL v2、PostgreSQL、Oracle SQL v2、Oracle Tablespaceのセキュリティが向上しました。

修正    

センサー

  • Microsoft Azure SQL Database Microsoft
    Azure SQL Databaseセンサーの新しいインスタンスを追加する際の、データベースタイプの検出メカニズムを強化しました。以前のバージョンでは、データベースの種類が単一データベースからエラスティックプールに変更されたり、またはその逆の場合、センサーの作成時にダウンステータスが表示されていました。
  • Microsoft Azure SQL Database
    実行中センサーのスキャン間隔を、センサー作成時の初期設定スキャン間隔よりも短く定義できるようになりました。このバージョン以前のPRTGでは、いくつかの新しいタイプのセンサーではこの設定ができませんでした。

修正

サーバー

  • API
    APIコール「htm」で継承のオン・オフを切り替える機能が動作するようになりました。
  • 履歴
    デバイスのクローンを作成すると、そのデバイスのクローンが新たに作成された親グループの[履歴]タブにエントリが追加されるようになりました。
  • プローブ接続
    プローブがPRTGサーバーへの最初のログインに失敗した場合、自動的に再接続を行うようになりました。これにより、PRTGサーバーを起動した際にプローブのセンサーが原因不明ステータスのままになってしまうケースを防ぐことができます。
  • 安定性
    PRTGコアサーバーの安定性について、いくつかの細かい改善を実装しました。
  • スタートアップ
    カスタム言語ファイルにエントリがないとPRTGコアサーバーが起動しない問題を修正しました。

修正

ウェブGUI

  • ユーザーアカウント
    Firefox使用時にユーザーアカウント設定のパスハッシュを反転できるようになり、コピーして貼り付けがしやすくなりました。

ラボ

センサー

  • AWS Alarm v2
    このバージョンでは実験的なAWS Alarm v2 (BETA)センサーを試すことができ、このセンサータイプを使用してお好みのメトリックや複合AWSアラームを監視することができます。
  • AWS RDS v2
    実験的なAWS RDS v2 (BETA)センサーについて、いくつかのマイナーな改善を実装しました。
  • HPE 3PAR Drive Enclosure
    実験的なHPE 3PAR Drive Enclosure (BETA) センサーで、HPE 3PARデバイスが返す可能性のある特定のデータを処理できない問題を修正しました。このような場合、センサーは解析エラーでダウンステータスを表示します。
  • HPE 3PAR Virtual Volume
    実験的なHPE 3PAR Virtual Volume (BETA)センサーに、使用済みと予約済みのスペースの合計を表示する5つの新しいチャネルを追加しました。また、チャネルの名称を「User Space Total」と「Snapshot Space Total」から「User Space Reserved」と「Snapshot Space Reserved」に変更し、監視対象をより明確にしました。この新しいチャネル名は、新規追加したセンサーのみに適用されます。

改善

その他

  • PRTG全般
    その他のさまざまなマイナーな修正と改善、ユーザーマニュアルの更新、ドイツ語ファイルの更新を実施しました。

2021-09-21 – Version 21.3.71.1416

新規

センサー

  • Beckhoff IPC System Health
    新しいBeckhoff IPC System Healthセンサーは、ベッコフ産業用PC (IPC)をOPC UA経由で監視します。利用可能メモリ、CPU負荷、CPUとメインボードの温度、RAIDコントローラーの状態を表示します。このセンサーはPRTG 21.2.67.で実験的なセンサーとして最初にリリースされました。
  • Modbus RTU Custom
    新しいModbus RTU Customセンサーは、Modbus RTUサーバーに接続し、デバイスから返される最大5つの値を監視します。このセンサーを使用するとラック内の温度や湿度などを監視し、機器が定義された範囲内で動作していることを確認できます。
    このセンサーはPRTG 20.4.64で実験的なセンサーとしてリリースされ、過去数回のPRTGのバージョンで寄せられたお客様からのフィードバックを実装しました。

改善

センサー

  • MQTT Subscribe Custom
    Value Type(値の種類)がDelta (counter)(デルタ(カウンター))のセンサーチャネルを作成し、MQTT Subscribe Customセンサーで最後の値と現在の値の差を計算できるようになりました。このオプションを使うと、例えばヒートポンプの消費電力を監視して、効率よく稼働しているかを知ることができます。

改善

サーバー

  • API
    APIコール「api/health.json」は、現在ログインしているPRTGユーザーアカウント数に対応するState objectsの数を返すようになりました。また、PRTGユーザーマニュアルのAPIドキュメントにapi/health.jsonを追加しました。
  • レポート
    PRTGは以前のバージョンに比べて、PDFとHTMLのレポートをより速く生成するようになりました。特に、大規模な環境で多くのセンサーや履歴データを含むレポートを実行する場合に。このパフォーマンスの向上を実感できます。

修正

センサー

  • Common SaaS
    Common SaaSセンサーのTwitterチャネルが、レスポンスコード426に対応しました。以前のバージョンでは、Twitterがこのコードを返した場合、センサーは「Twitter API not available – HTTP/1.1 426 Upgrade Required」というメッセージで警告ステータスを表示することがありました。
  • DNS v2
    自動検出でDNS v2センサーを追加できます。
  • EXE/スクリプト
    EXE/スクリプトセンサー用に提供しているPowerShellスクリプトのサンプルを更新し、PowerShell Security Enhancement設定を有効にして動作するようにしました。このスクリプトではwrite-hostではなくwrite-outputを使用しています。また、セキュリティ強化を有効にしたカスタムPowerShellセンサーを正常に実行するために、独自のスクリプトを適宜 write-output に変更することをお勧めします。
  • Flow、パケットスニファーセンサー
    PRTGは、Flowとパケットスニファーセンサーのデフォルトのグループとチャンネルを(CustomFlowRules.osrなどを介して)変更した場合に、グループ名とキャプション中の空白を適切に処理するようになりました。以前のバージョンでは、空白があると、Flowとパケットスニファーセンサーの[設定]タブにある[保存]ボタンが無効になっていました。
  • HPE 3PARセンサー
    HPE 3PAR センサーに関する問題を修正しました。実行中の HPE 3PAR センサーが一定数プローブにあると、プローブが監視を停止することがありました。このような場合、影響を受けるプローブ上のすべてのセンサーは、原因不明ステータスを表示していました。また、HPE 3PARセンサーの再接続時の安定性を改善しました。以前は、センサーがダウンステータスから回復できない場合がありました。この問題は、HPE 3PAR Common Provisioning Groupセンサーのほか、実験的なセンサーであるHPE 3PAR Drive Enclosure (BETA)およびHPE 3PAR Virtual Volume (BETA)にも影響がありました。
  • Modbusセンサー
    バージョン3.70で発生したModbus TCP CustomとModbus RTU Customセンサーの接続問題を修正しました。Modbusセンサーは、最初の試行が失敗すると対象のサーバーに接続できず、The sensor could not retrieve data from the server or similarというエラーメッセージとともに永続的なダウンステータスを表示しました。
  • NetApp LUN
    NetApp LUNセンサーは使用サイズが割り当てられたサイズを超えた場合、NetApp独自のインターフェイスと同様に、0%の空きバイトを表示するようになりました。以前のバージョンでは、このような場合、センサーは誤った値を表示しました。
  • VMware 仮想マシン(SOAP)
    新規作成するVMware 仮想マシン(SOAP)センサーの「VM が「電源オフ」の場合に警報する」設定がデフォルトで有効になりました。
  • センサーの作成
    特定のセンサータイプの追加を開始したときに表示される「実行中…」ダイアログウィンドウの進行状況バーは、過去数回のPRTGバージョンで実装された様々なセンサータイプの進行状況を適切に視覚化するようになりました。

修正

セキュリティ

  • ユーザーアカウント
    一時停止中のPRTGユーザーアカウントは、他の一時停止中のユーザーアカウントをAPI経由で再開できなくなりました。
  • バージョン番号
    Webインターフェイスの起動画面フッターで現在のバージョン番号を表示しなくなりました。これにより、ログインを必要としないページで潜在的な関連情報を攻撃者に提供しないため、セキュリティが向上します。

修正

サーバー

  • クラスター
    ダウン(うち認識済)ステータスのフェールオーバーノードのセンサーは、センサーメッセージにタイムスタンプと警報確認したユーザーアカウント名を再び表示します。
  • ユーザーアカウント
    Active DirectoryまたはSingle Sign-Onユーザーグループに属しているユーザーアカウントが初めてログインした場合に、プライマリユーザーグループに定義されたホームページを開くようになりました。以前のバージョンではデフォルトのようこそページが常に表示されていました。

ラボ

センサー

  • AWS ELB v2
    AWS ELB v2 (BETA)センサーに、アプリケーションとネットワークロードバランサーの様々なメトリクス用の新しいセンサーチャネルをいくつか追加しました。
  • AWS RDS v2
    本バージョンでは、実験的なAWS RDS v2 (BETA)センサーをお試しいただけます。このセンサーは、RDSインスタンスの様々なメトリクスを監視し、既存のAmazon CloudWatch RDSセンサーの後継となります。
  • Local Folder
    Local Folder(BETA)センサーが、指定されたフォルダーのみ(デフォルト)を監視するか、すべてのサブフォルダーも監視するかを定義するオプションを追加しました。この動作は、Recurse Subfoldersの設定で定義できます。
    監視したい特定のファイルをフィルタリングすることができます。Filter by File Name設定を有効にして、特定のファイル名やファイルタイプを含めるか除外するかを定義することで、最も重要なファイルを監視することができます。
    さらに、ファイルの経過期間でフィルタリングできるようになりました。このオプションを使用すると、ファイルの作成や変更を行う特定の自動プロセスの成功状況などを監視することができます。
    タイムアウトの設定を追加しました。これは大規模ファイルシステムでのプローブ過負荷の可能性の回避と、センサーがサポートしていないUNCパスを定義しないようにするために有効です。
  • Redfish Virtual Disk
    本バージョンでは、実験的に開発されたRedfish Virtual Disk (BETA)センサーをお試しいただけます。このセンサーはRedfish対応サーバーの仮想ディスクを監視し、容量やステータスを表示します。
  • REST Custom v2
    REST Custom v2 (BETA)センサーは、JSONに加えてXMLもサポートし、XPathを使ってセンサーチャネルを定義できるようになりました。

改善

その他

  • 言語
    ドイツ語の言語ファイルを更新し、フランス語とロシア語ファイルの細かい改善を行いました。
  • PRTG全般
    その他のさまざまなマイナーな修正と改善、ユーザーマニュアルの更新を実施しました。

2021-08-17 – Version 21.3.70.1629

新規

センサー

  • HPE 3PAR Common Provisioning Group
    新しいHPE 3PAR Common Provisioning Groupセンサーは、HPE 3PARストレージシステム上のcommon provisioning group(CPG)の容量を監視します。CPGの全体的な状態に加えて、論理スペース、スナップショットスペース、ユーザースペースの空き、割り当て、使用状況を表示します。

    このセンサーは、PRTG 21.1.65で実験的にリリースされたもので、過去数回のPRTGのバージョンで皆様からいただいたご意見を反映しています。

  • Microsoft Azure SQL Database
    新しいMicrosoft Azure SQL Databaseセンサーは、Microsoft AzureサブスクリプションのAzure SQL Database(単一のデータベースまたはエラスティックプール)のメトリクスを監視します。例えば、CPUとディスクの使用率、デッドロックの数、DTUとeDTUの使用率と制限、セッション数(パーセント)などを表示できます。

    このセンサーはPRTG 20.4.64で実験的なセンサーとしてリリースされ、過去数回のPRTGバージョンで皆様からいただいたご意見を反映しています。

  • Microsoft Azure Storage Account
    新しいMicrosoft Azure Storage Accountセンサーは、Microsoft Azureサブスクリプションのストレージアカウントを監視し、レイテンシー、トラフィック、キャパシティ、およびリクエストブレークダウンの数を表示します。

    このセンサーはPRTG 21.1.65で実験的なセンサーとしてリリースされ、過去数回のPRTGバージョンで皆様からいただいたご意見を反映しています。

改善

センサー

  • Microsoft 365センサー
    Microsoft 365 Service StatusおよびMicrosoft 365 Service Status Advancedを含むデバイステンプレートを作成できるようになりました。これにより、自動検出でこれらのセンサーを追加することができます。
  • Modbus TCP Custom
    Modbus TCP Customセンサーと実験的なModbus RTU Customセンサーにセッション共有を実装しました。これにより、各センサーがそれぞれModbusゲートウェイへの接続作成していた以前のPRTGバージョンと比較して、監視対象システムへの負荷が軽減します。
  • OPC UA Custom
    OPC UA Customセンサーは最大10チャネルをサポートするようになったため、1つのセンサーで特定のOPC UAノードIDから返される最大10個の値を監視できます。
  • WMI イベントログ
    WMI イベントログセンサーが、複数のイベントIDによるフィルタリングに対応しました。
  • Zoom Service Status
    Zoom Service Statusセンサーを含むデバイステンプレートを作成できるようになりました。これにより、自動検出でこのセンサーを追加することができます。

修正

センサー

  • MySQL (v1)
    廃止されたセンサータイプであるMySQL(v1)の既存のインスタンスは、PRTG 21.3.70以降にアップデートすることで動作し、監視を継続することができます。PRTG 21.2.68および21.3.69では、”parameter -sslmode is missing”というエラーメッセージとともにダウンステータスになっていました。なお、MySQL (v1)センサーをすべてMySQL v2センサーに置き換えることを強くお勧めします。
  • SNMP カスタムテーブル
    table_indexまたはifindex以外を識別列とするSNMP カスタムテーブルセンサーを追加しても、正常に動作するようになりました。以前のバージョンでは、このような場合、センサーは作成後にエラーコードPE247でダウンステータスになりました。

サーバー

  • Active Directory
    Active Directoryユーザーアカウントのログインに関する問題を修正しました。前回のPRTGバージョン21.3.69では、Active Directoryユーザーの表示名やフルネームにアンパサンド(&)などの特定の特殊文字が含まれている場合、新たに導入されたセキュリティメカニズムによりログインがブロックされていました。この問題は、ログイン名または表示名に2つ以上の連続した空白文字が含まれるPRTGユーザーアカウントにも影響がありました。
  • クラスター
    PRTGクラスターのフェイルオーバーノードで変更したPRTG System Administratorユーザーアカウントのパスワードが維持されるようになりました。以前のバージョンでは、フェイルオーバーノードの管理者パスワードは、PRTGサーバーをアップデートすると常にデフォルトに戻っていました。
    重要:PRTG 21.3.70以降にアップデートすると、フェイルオーバーノード上でPRTGのデフォルトログインパスワード(prtgadmin)が使えなくなります。フェイルオーバーノードでPRTG Administration Toolを使用し、新しいパスワードを生成してください。
  • デバイステンプレート
    SNMP HPE ProLiant メモリコントローラーセンサーなどの特定のセンサータイプが含まれている場合、デバイステンプレートの作成が正常に行われないという問題を修正しました。このような場合、作成されたテンプレートはデバイステンプレートのリストに表示されませんでした。
  • シングル サインオン
    エンドポイント処理の外部コールバックURLに大文字が含まれる場合の問題を修正しました。 このような場合、シングルサインオンでPRTGにログインできず、エラーメッセージ”The URL you are using to connect to PRTG is not enabled for single sign-on”が表示されました。
  • タイムゾーン
    ダウン(うち認識済)と一時停止中のセンサーのステータスメッセージに、サーバー時間ではなくユーザーアカウントのタイムゾーンが表示されるようになりました。 ログでは、メッセージはサーバー時間で表示されます。

Web GUI

  • ホームページURL
    PRTGユーザーグループ用に定義したURLパラメーターを持つホームページURLは再び機能するようになりました。 以前のバージョンでは、パラメーターがURLから削除されていたため、PRTG Webインターフェイスにログインしたときに定義されたホームページにアクセスできませんでした。
  • Internet Explorer
    Internet Explorer 11で、新しい通知トリガーの追加や既存のトリガーの表示が再び機能するようになりました。

ラボ

センサー

  • AWS EC2 v2 、AWS ELB v2
    実験的なAWS EC2 v2とAWS ELB v2のセンサーのチャネルに、わかりやすいリージョン名を追加しました。
  • Local Folder
    実験的なLocal Folder(BETA)センサーを導入しました。このセンサーは、プローブデバイス上のローカルフォルダ内のファイルとフォルダの数、サイズ、最も古いファイルと新しいファイルの経過時間を監視します。
  • Redfish System Health
    実験的なRedfish System Health (BETA)センサーをお試しいただけます。このセンサーを使用すると、Lenovo XClarity、HPE iLO、Dell iDracなどのサーバー管理コントローラーからRedfishプロトコルを使用して、データセンター内のサーバーのシステムヘルスを監視することができます。

改善

その他

  • 言語
    全ての言語ファイルを改善、更新しました。
  • PRTG全般
    その他のさまざまなマイナーな修正と改善、ユーザーマニュアルの更新を実施しました。

2021-07-06 – Version 21.3.69.1333

新規

センサー

  • Veeam Backup Job Status Advanced
    新しいVeeam Backup Job Status Advancedセンサーは、Veeam Backup EnterpriseManagerで実行される特定のバックアップジョブのステータスを監視します。センサーは、バックアップジョブのステータス、期間、最後の実行からの時間、およびバックアップジョブがスケジュールされているかどうかを監視します。
    このセンサーはPRTG21.1.65で実験的なセンサーとしてリリースされ、過去数回のPRTGバージョンで実装してきた貴重なフィードバックを受けとってきました。今回のリリースでは、前回のPRTGのバージョンですでに搭載されていた機能に加えて、さらに2つの問題を解決しました。
    ・新しいVeeam Backup Job Status Advancedセンサーはより確実に動作するようになりました。特定のシナリオでは、センサーを追加できず、エラーメッセージ「An error occurred. The queried field is empty.」が表示されました。
    ・新しいルックアップ値Noneを追加して、センサーがジョブステータスidleとジョブ結果noneの組み合わせを処理できるようになりました。以前はこのような場合、センサーはエラーメッセージ「An error occurred: Bad optional access」とともにダウンステータスを表示しました。

改善

センサー

  • Dell EMC Unity Enclosure Health v2
    Dell EMC Unity Enclosure Health v2センサーは、専用チャネルで消費電力を監視できるようになりました。
  • Modbus TCP Custom
    ・Modbus TCP Customセンサーで、入力レジスタや保持レジスタの1ビットを選択して監視できるようになりました。これは、複数の入力のオン/オフ状態を1つのレジスタとして報告するModbusデバイスを監視する場合などに便利です。
    ・最後の値と現在の値の差を計算する値タイプDelta(カウンター)からセンサーチャネルを作成できるようになりました。このオプションを使えば、例えばヒートポンプの消費電力を監視して、効率よく稼働しているかどうかを知ることができます。
    また、実験的なModbus RTU Custom(BETA)センサーにもこれらの機能を実装しました。
  • MQTT Subscribe Custom
    MQTT Subscribe Customセンサーは、最大10チャネルをサポートするようになり、このタイプのセンサー1つで、サブスクライブしたMQTTトピックから最大10個の値を監視できるようになりました。
  • SNMP センサー
    PRTGはより多くのSNMP v3リクエストを同時に実行できるようになり、SNMP v3センサーによる監視が以前のバージョンに比べてより安定しました。

セキュリティ

  • Active Directory
    潜在的なXSS脆弱性を解消するために、PRTGは新しいユーザーアカウントを作成する際に、Active Directoryからインポートされたすべてのフィールドを検証するようになりました。(CVE-2021-29643)

修正

センサー

  • Microsoft Azure センサー
    Microsoft Azureのセンサーの安定性を改善しました。以前のバージョンではセンサーに接続の問題が発生する場合があり、誤ったダウンステータスや警告ステータスになることがありました。
  • DNS v2
    DNS v2センサーのRecords Resolvedチャネルは、状態「yes」と「no」のルックアップを正しく使用します。
  • Microsoft 365 Service Status センサー
    Microsoft 365 が返す可能性のある未知のサービス状態に対して、Microsoft 365 Service Status センサーと Microsoft 365 Service Status Advanced センサーを強化しました。このような場合、これまでセンサーは error.generic[invalid map key] というメッセージでダウンステータスを表示していました。
  • SNMP プリンター
    SNMP プリンターセンサーの安定性を改善しました。特定の種類のプリンターを監視しているときに、時間が経過するとセンサーが「No such instance(SNMPエラー#223)」というメッセージを表示してダウン状態になることがまれにありました。

サーバー

  • API
    「content=probenodes」を含むテーブルのAPIコールでは、すべてのプローブが再び返されます。
  • 自動検出
    デバイスで自動検出を実行しても、デバイスの設定が維持されるようになりました。これまでは、デバイスでの最初の自動検出により、名前、アイコン、タグなどの手動で設定した設定が上書きされることがありました。
  • グラフ
    センサーの[2日]タブのグラフに、再び正しいダウンタイムが表示されるようになりました。以前のバージョンでは、データテーブルに正しく報告されたダウンタイムがあったとしても、2日タブでは常に0%というように、様々なケースで誤ったダウンタイムが表示されていました。また、2日のグラフのY軸上のパーセンテージ値も元に戻りました。
  • シングル サインオン
    SSO グループ アクセス要求に大文字のAzure ADグループ名(sAMAccountName)を使用した場合にも、シングルサインオンでのログインが機能するようになりました。また、時間が経過するとPRTGがSSOユーザーアカウントをログアウトしてしまうという不具合を修正しました。

ウェブGUI

  • マップ
    [マップ参照]タブのチャネルゲージに影響するマップの表示問題を修正しました。ページが更新されるまで、ゲージマップオブジェクトに以前開いたセンサーページのゲージ値が、実際の値の代わりに誤って表示されることがありました。

ラボ

センサー

  • AWS EC2 v2
    このバージョンでは、実験的なAWS EC2 v2 (BETA)センサーを試すことができます。このセンサーは、Amazon EC2のパフォーマンスを監視するもので、既存のAmazon CloudWatch EC2センサーの後継となるものです。
  • AWS ELB v2
    このバージョンでは、実験的なAWS ELB v2 (BETA)センサーを試すことができます。このセンサーは、AWS ELBロードバランサーのパフォーマンスを監視するもので、既存のAmazon CloudWatch ELBセンサーの後継となるものです。
  • HPE 3PAR センサー
    HPE 3PARのセンサーにセッション共有機能を実装しました。以前のPRTGでは、スキャンのたびにセンサーがHPE 3PARシステムにログインしていましたが、セッション共有により、監視システムの負荷が軽減されました。
  • REST Custom v2
    REST Custom v2センサーのCustom Headersを修正しました。前回のPRTGバージョンでは、カスタムHTTPヘッダーの送信が正しく動作しませんでした。
  • SNMP Rittal CMC III ハードウェアの状態
    このバージョンでは、実験的なSNMP Rittal CMC III Hardware Status (BETA)センサーを導入しました。このセンサーは、Rittal CMC IIIプロセッシングユニットのハードウェアの状態を監視し、接続されているすべての外部センサーの状態を表示します。

改善

その他

  • PRTG全般
    その他のさまざまなマイナーな修正と改善、ドイツ語言語ファイルの更新、ユーザーマニュアルの更新を実施しました。

変更

センサー

  • DNS センサー
    DNS (v1)センサーは、以前お知らせしたとおり、現在は廃止となっています。以前のバージョンで追加したDNS (v1)センサーは、PRTG 21.x.69にアップデートしても引き続き監視できますが、このセンサータイプを新たに追加することはできません。代わりに新しいDNS v2センサーをご利用ください。

2021-04-21 – VERSION 21.2.67.1562

新規:サーバー

Core Health (Autonomous) センサー
新しいCore Health(Autonomous)センサーは、PRTGサーバーを監視するセンサーで、PRTG 21.x.67以降をインストールすると、新しいPRTGコアサーバーデバイス上に自動的に作成されます。PRTGコアサーバーの状態を表示し、システムの安定性に影響を与えるPRTGコアサーバーの様々なパラメーターをチェックします。

このセンサーは既存のコアの正常性センサーと同じ機能を備えていますが、ローカルプローブとは独立して動作します。このため、プローブが切断されている場合でも、センサーはPRTGサーバーの状態を監視できます。 これにより、ローカルプローブが切断されたときに利用可能なPRTGサーバーのヘルスデータがない状況が回避されるため、サーバーの問題が発生した場合の効率的なトラブルシューティングが可能です。
新規:ITOPS BOARD 2.11
※JTC注釈 PRTG Enterprise Monitor付属ソフトウェアです。JTC未取り扱い。(2021/5/6時点)

Consolidated Components
新機能のConsolidated Componentsでは、共通のプロパティを持つコンポーネントをリンクすることができます。この機能は、複数のソースシステムで監視しているコンポーネントがある場合に便利です。
例えば、あるサーバーを複数のPRTGセンサーで監視している場合、それらのセンサーとデバイスを1つのComponentに統合し、ITOps BoardのComputerとして指定できます。すると、1つのコンピューターとそれに関連するすべてのセンサーを1つのオブジェクトとして監視することができます。
※JTC注釈 ITOps Board 2.11の機能です。
SLAレポートの強化
このリリースでは、SLAレポートに次の機能が追加されました。
・ビジネスサービスのSLAチャートに、アップタイムとダウンタイムが表示されるようになりました。
・SLAテーブルでは、ダウンタイムの原因となったコンポーネントがリストアップされ、SLAに影響を与えた停止時間の開始時刻と終了時刻の両方が表示されます。
・どのコンポーネントがダウンタイムに影響を与えたかを確認し、SLAの計算から特定の停止を除外することができます。例えば、あるコンポーネントがメンテナンスのために停止したが、メンテナンスモードがスケジュールされていなかった場合、その特定の停止をSLAの計算から除外できます。除外する際にメモを追加することができます。
・ビジネスサービスのSLAデータのPDFレポートを生成し、ダウンロードすることができます。
※JTC注釈 ITOps Board 2.11の機能です。
アラート確認
[Alerts]ページの新しいボタンで、まだ解決されていないアラートを確認することができます。このボタンは1つ以上のアラートを選択して[Action]アイコンをクリックすると使用できます。
※JTC注釈 ITOps Board 2.11の機能です。
Google アナリティクスオプション
このリリースでは、お客様がITOps Boardのインターフェイスをどのように利用しているかを把握するためのGoogle アナリティクスが追加されました。この情報は将来的に製品を改善するのに役立ちます。この情報を提供したくない場合はインストールウィザードでGoogle アナリティクスを無効にできます。インストール後は、管理者は[Settings]の[General Settings]ページからGoogle アナリティクスを有効、または無効にすることができます。
※JTC注釈 ITOps Board 2.11の機能です。
改善:センサー

MQTT Subscribe Custom
MQTT Subscribe Custom センサーは、IoTデバイスからのテキストメッセージを表示できるようになりました。センサー設定でSensor Message JSONPathを定義することで、システムからの最新のメッセージを常にセンサーメッセージで見ることができます。
Zoom Service Status
チャネルWebhooksをZoom Service Statusセンサーに追加しました。
改善:セキュリティ

ユーザーアカウント
PRTGユーザーアカウントまたはユーザーグループのホームページURLは、このバージョンの時点でPRTGインスタンスのWebページにのみ設定できます。悪意のあるページへのリダイレクトを防ぐため、外部ドメインは許可されなくなりました。

注意:以前に定義したホームページURLがこのルールに違反していると、影響を受けるユーザーアカウントまたはユーザーグループ設定の変更を保存できなくなります。この場合、ホームページURLを有効なページに変更して、設定を再度保存できるようにしてください。
ウェブサーバー
PRTGのヘルプページやパスワード復旧ページなど、認証を必要としないWebページは、X-Frame OptionsのHTTPヘッダーでDENYを返すようになりました。このセキュリティ上の改善は、潜在的なフィッシングの防止に役立ちます。これらのページに適用されるヘッダーの値を上書きするには、次のメーカーナレッジベース(英語)の記事を参照してください。
https://kb.paessler.com/en/topic/60623
修正:センサー

Exchange(PowerShell)センサー
Exchange (PowerShell)センサーは、2021年4月13日からの最近のMicrosoft Exchange ServerセキュリティアップデートKB5001779適用後も動作するようになりました。Exchange Serverの更新を適用した後、Exchange(PowerShell)センサーはエラーメッセージとともにダウンステータスを示しました。このセンサーはリモート PowerShellを使用してデバイスに接続できましたがリモートの Exchange 管理シェルへのアクセスを取得できませんでした。

これは、すべてのExchange(PowerShell)センサーに影響しました。
・Exchange バックアップ(PowerShell)
・Exchange データベース(PowerShell)
・Exchange データベース DAG(PowerShell)
・Exchange Mail キュー(PowerShell)
・Exchange Mailbox(PowerShell)
・Exchange パブリックフォルダー(PowerShell)
Flow センサー
・NetFlow、IPFIX、およびjFlowセンサーは、アクティブフロータイムアウトとして0を定義した場合、フローのタイムスタンプを適切に無視するようになりました。以前は、この動作は一部のケースでしか機能せず、他のケースでは、アクティブフローのタイムアウトに0を使用した場合にフローが無視され、誤ったモニタリングデータとなっていました。
・例えばHuawei社製のルーターのような一部の機器が送信する受信フローに含まれる予期せぬデータに対して、Flowセンサーを強化しました。まれにこのような事態が発生した場合、FlowセンサーはFlowデータを監視できず、原因不明状態のままでした。
HTTP トランザクション
代替/互換モードでHTTP トランザクションセンサーを使用したときに発生したメモリリークを修正しました。
OPC UA Custom
OPC UA CustomセンサーがInt64値をサポートするようになりました。 以前のバージョンでは、Int64データ型のノードを読み取るときにセンサーがダウンステータスを示していました。
SNMP ライブラリ
SNMP ライブラリセンサーは、センサーの作成時に選択したすべてのライブラリOIDのセンサーとチャネルを作成します。 以前のバージョンでは、1つのカテゴリから複数のライブラリOIDを選択した場合、作成後のセンサーで一部のセンサーチャネルが欠落していました。
SNMP トラップレシーバーとSyslog レシーバー
SNMP トラップレシーバーおよびSyslog レシーバーセンサーのメッセージフィルターで山括弧 (<>)を使用できるようになりました。
修正:サーバー

自動アップデート
PRTGが32bit版から64bit版にアップデートした場合の自動アップデートの安定性を改善しました。これまでは、このような場合に自動アップデートが失敗し、手動でのアップデートが必要になることがありました。
チャネルの制限値
小数点記号としてカンマを使用している場合でも、センサーのチャネル設定で制限値を保存できるようになりました。以前のPRTGバージョン21.1.66では、この場合にチャネル設定を保存しようとすると、”Internal Error: ‘[value]’ ”is not a valid floating point value”というエラーメッセージが表示されました。
クラスター
・クラスター内のリモートプローブにクローンを作成したデバイスは、すぐにフェイルオーバーノードに同期されるようになりました。以前のバージョン21.1.66のフェイルオーバーノードでは、フェイルオーバーの再起動後にのみクローンしたデバイスが表示されました。

・通知先管理の作成、一時停止、再開、削除などの操作が即座にフェイルオーバーノードに同期されるようになりました。
ゲージ
デバイスの[全般]タブでは、五つ星の優先度を持つセンサーのゲージが、適切な最小/最大値の範囲で表示されるようになりました。以前のバージョンでは、ゲージは0~1000の範囲のみを表示していました。
検索
特殊な文字を含むオブジェクトを検索して10件以上の結果が出た場合でも、詳細検索は適切に動作するようになりました。以前のバージョンでは、10件以上の検索結果が見つかった時に表示される[さらに表示]ボタンは、このような場合に空の検索結果リストを開きました。
スタートアップ
言語ファイルが他のプロセスで使用されているために、まれにPRTGサーバーが起動できない問題を修正しました。
トップリスト
Flowセンサーとパケットスニファーセンサーのトップリストで、最新のトップリストしか表示されない場合がある問題を修正しました。
ユーザーアカウント
デフォルトのPRTGシステム管理者アカウント(ユーザーID 100)を他の管理者アカウントで一時停止することができなくなりました。以前のバージョンでは、サーバーが再起動するまでは一時的に可能であり、PRTGの動作に一貫性がなくなる可能性がありました。
修正:通知

HTTP アクション実行
HTTP通知は、HTTP アクション実行にデフォルトでHTTP 1.1が使用されるようになりました。以前のバージョンでは、HTTPバージョンが常に1.0にフォールバックしていたため、 Atlassian Opsgenieなどのいくつかの通知先で問題が発生する可能性がありました。必要に応じて、通知の設定からHTTP 1.0に戻すことができます。
修正:システムインフォメーション

データ
[システムインフォメーション]タブの[システム]テーブルは、SNMP経由で返されたMACアドレスを正しく表示するようになりました。以前のバージョンではSNMP経由で返されたMACアドレスは読み取れませんでした。
修正:レポート

PDFレポート
PDFレポートにおいて、特定のページフォーマットと向きの組み合わせでグラフの凡例が切れてしまうレイアウトの問題を修正しました。
ラボ:センサー

Beckhoff IPC System Health
実験的に開発されたBeckhoff IPC System Health (BETA)センサーを追加しました。このセンサーはOPC UA経由でベッコフ産業用PC(IPC)のシステムヘルスを監視します。皆様からのフィードバックをお待ちしております。
HPE 3PARセンサー
本バージョンでは、実験的なセンサータイプであるHPE 3PAR Drive Enclosure(BETA)とHPE 3PAR Virtual Volume (BETA)をお試しいただけます。もちろん、皆様からのフィードバックも大歓迎です。

・HPE 3PAR Drive Enclosure(BETA)センサーは、HPE 3PARストレージシステムのドライブエンクロージャーを監視し、状態と温度を表示します。

・HPE 3PAR Virtual Volume (BETA) センサーは、HPE 3PARストレージシステムの仮想ボリュームを監視し、状態、ボリュームの使用済みおよび空き容量を表示します。
PowerShell Security Enhancement
実験的な機能であるPowerShell Security Enhancementが有効な場合に発生した、カスタムEXE/スクリプトセンサーのパラメーター処理に関する問題を修正しました。この問題により、EXE/スクリプトセンサーが機能しなくなる場合がありました。
Veeam Backup Job Status Advanced
・実験的なVeeam Backup Job Status Advanced (BETA) センサーは、Hyper-Vプラットフォーム上のバックアップジョブを監視できるようになりました。以前はセンサーの作成に失敗し、エラーメッセージ「An error occurred. invalid map」が表示されていました。

・特定のケースでバックアップジョブのステータスが「Not Run Yet」と誤って表示されるStatusチャネルの問題を修正しました。
改善:その他

言語
ドイツ語の言語ファイルを更新しました。
PRTG全般
その他のさまざまなマイナーな修正と改善、ユーザーマニュアルの更新を実施しました。
変更:センサーとAPI

HTTP プッシュデータ(アドバンスト)、HTTP IoT プッシュデータ(アドバンスト)センサー
HTTP プッシュデータ(アドバンスト)およびHTTP IoT プッシュデータ(アドバンスト)センサーのプロパティ「Time Threshold (Minutes)」のタイプミスを修正しました。スペルが正しい「timethreshold」になりました。API(setobjectproperty.htm, getobjectproperty.htm)を介してこのプロパティを変更、または読み取る場合は、必要に応じてスペルミスの「timethreshhold」を「timethreshold」に変更してください。
変更:ツリーバージョン

ツリーバージョン更新
このバージョンの設定ファイル(PRTG Configuration.dat)は、以前のPRTGバージョンと下位互換性がありません。
変更:センサー

REST Dell EMCセンサー
以前お知らせしたとおり、REST Dell EMCセンサーは廃止となりました。以前のバージョンで追加したREST Dell EMCセンサーは、PRTG21.x.67に更新後も引き続き動作しますが、新たに追加することはできません。次のセンサータイプが該当します。
・REST Dell EMC Capacity
・REST Dell EMC File System
・REST Dell EMC LUN
・REST Dell EMC Pool
・REST Dell EMC System Health

代わりに、新しいDell EMC Unityセンサーを使用してDell EMC Unityストレージシステムを監視してください。
・Dell EMC Unity Enclosure Health v2
・Dell EMC Unity File System v2
・Dell EMC Unity Storage Capacity v2
・Dell EMC Unity Storage LUN v2
・Dell EMC Unity Storage Pool v2
・Dell EMC Unity VMware Datastore v2
注意:既知の不具合

マップデザイナー
現行のPRTGバージョン21.2.67では、マップデザイナーの[プロパティ]セクションのオブジェクトタイプが、[デバイスツリー]セクションで選択されたオブジェクトに対応していないオブジェクトタイプの場合、オブジェクトのプレビューを読み込む際にエラーダイアログウィンドウが表示されます。メッセージは「エラー (Bad Request)選択したオブジェクトはここでは使用できません。 エラー詳細」で、ダイアログウィンドウを確認するとPRTGは「ようこそページ」にリダイレクトします。

この現象は、例えばデバイスツリーセクションで何も選択しない、または「ルート」、「プローブ」、「グループ」、「デバイス」を選択し、プロパティセクションのライブグラフやゲージオブジェクトの上にマウスカーソルを置くと発生します。なお、オブジェクトタイプが対応していないために空になっているマップ要素を含む既存のマップは、同じエラーメッセージが表示され読み込まれません。

回避策:センサーのライブグラフやゲージを追加するには、プロパティセクションでオブジェクトを選択する前に、デバイスツリーセクションでセンサーを選択していることを確認してください。(デバイスツリーセクションでセンサーをクリックして選択してください)。デバイスツリーセクションでセンサー以外のオブジェクトを選択している場合は、プロパティセクションでライブグラフやゲージなど、対応していないオブジェクトタイプにカーソルを合わせないようにしてください。

ステータス:次のPRTGバージョンでの修正に取り組んでいます。

2021-03-25– VERSION 21.1.66.1664

修正:プローブとセンサー

  • SNMP v3
    前回のPRTGバージョン21.1.66.1623でSNMP v3センサーを使用する状況で発生した問題を修正しました。1つのプローブ上で実行されている大量のSNMP v3センサーがプローブの正常性に予期せぬ影響を及ぼし、そのプローブ上のセンサーが監視を停止し、原因不明ステータスを表示することがありました。

2021-03-08– VERSION 21.1.66.1623

新規:センサー

  • OPC UA Certificate
    新しいOPC UA CertificateセンサーはOPC UAサーバーの証明書を監視し、工場内のマシン間の安全で一貫した通信を確保するのに役立ちます。前回のPRTGバージョンでは実験的なセンサーとしてリリースし、ニーズに基づいてセンサーを強化するための貴重なフィードバックを受け取りました。今回のバージョンでは以下の機能を追加しました。 ・監視対象の証明書が自己署名かどうかを表示する「Self Signed」チャネルを追加しました。 ・センサーは、センサーメッセージに証明書の拇印とコモンネームを表示します。
  • OPC UA Custom
    新しいOPC UA CustomセンサーはOPC UAサーバーの複数のノードから返される値を監視します。PRTG 20.4.63でこのセンサータイプを実験的なセンサーとしてリリースし、過去数回のPRTGバージョンで実装してきた貴重なフィードバックを受け取りました。前回のPRTGバージョンですでに搭載されていた機能に加えて今回のリリースでは2つの機能を追加しました。 ・OPC UAサーバーがブール値を返した場合、センサーは自動的にルックアップチャネルを作成するようになりました。デフォルトでは、サーバーが値0(false)を返すとチャネルはダウンステータスを表示し、サーバーが1 (true)を返すとアップステータスを表示します。 ・センサーはOPC UAサーバーからの文字列のノードIDを読取り、センサーメッセージに表示できるようになりました。センサー設定で文字列のノードIDを指定することができ、接続されているモジュールのシリアル番号などを表示することができます。

改善:センサー

  • DNS v2
    DNS v2センサーを含むデバイステンプレートを作成できるようになりました。これにより自動検出でこのセンサータイプを追加できるようになりました。
  • Microsoft 365 Service Status Advanced
    Microsoft 365 Service Status Advancedセンサーは問題がアドバイザリであるかインシデントであるかをセンサーメッセージに表示するようになり、問題の影響を簡単に確認できるようになりました。
  • パケットスニファー
    パケットスニファーおよびパケットスニファー(カスタム)センサーがトラフィックを監視するために使用するNpcapライブラリをバージョン1.10に更新しました。以前に提供されたバージョン0.9987と比較して、新しいバージョンにはいくつかの修正とパフォーマンスの改善が含まれています。
  • Windows アップデートステータス(PowerShell)
    Windows アップデートステータス(PowerShell)センサーは、PRTGプローブと同じドメインにないワークグループのマシンとターゲットシステムを監視できるようになりました。センサーの設定で必要な認証方法としてKerberos認証またはネゴシエート認証を定義できます。
  • WMI バッテリー
    WMI バッテリーセンサーはUSB接続されたUPSのバッテリーレベルを監視できるようになったため、停電が発生した場合における十分なバッテリー量があることを確認できます。

改善:センサー

  • DNS v2
    DNS v2センサーを含むデバイステンプレートを作成できるようになりました。これにより自動検出でこのセンサータイプを追加できるようになりました。
  • Microsoft 365 Service Status Advanced
    Microsoft 365 Service Status Advancedセンサーは問題がアドバイザリであるかインシデントであるかをセンサーメッセージに表示するようになり、問題の影響を簡単に確認できるようになりました。
  • パケットスニファー
    パケットスニファーおよびパケットスニファー(カスタム)センサーがトラフィックを監視するために使用するNpcapライブラリをバージョン1.10に更新しました。以前に提供されたバージョン0.9987と比較して、新しいバージョンにはいくつかの修正とパフォーマンスの改善が含まれています。
  • Windows アップデートステータス(PowerShell)
    Windows アップデートステータス(PowerShell)センサーは、PRTGプローブと同じドメインにないワークグループのマシンとターゲットシステムを監視できるようになりました。センサーの設定で必要な認証方法としてKerberos認証またはネゴシエート認証を定義できます。
  • WMI バッテリー
    WMI バッテリーセンサーはUSB接続されたUPSのバッテリーレベルを監視できるようになったため、停電が発生した場合における十分なバッテリー量があることを確認できます。

改善:サーバー

  • ユーザーアカウント
    PRTGはユーザーアカウントのパスワード変更をログに記録し、どのユーザーアカウントがいつパスワードを変更したかを表示するようになりました。ユーザーアカウントの「履歴」タブで変更を確認できます。

改善:ウェブGUI

  • センサーの追加ダイアログ
    親デバイスの設定で必要な資格情報が欠落している場合、いくつかのセンサータイプはセンサーの追加ダイアログでグレーアウトされるようになりました。これで資格情報を提供せずにセンサーを追加することはできません。この場合、PRTGはセンサーごとに提供する必要のある資格情報を一覧表示します。これにより新しいセンサーによる監視を完璧に強化できます。この変更は最近導入されたセンサーファミリーであるDell EMC v2、Microsoft 365、Microsoft Azure、Veeam Backup、HPE 3PAR (BETA)に影響します。
  • チャネルの制限値
    PRTGはセンサーのチャネル設定に入力した制限値を検証するようになりました。例えば、警告下限よりもエラー下限のほうが高い値であるなど無効な制限値の組み合わせを保存することはできなくなりました。これは、誤って定義された制限値の設定による予期しないセンサーの動作を回避するのに役立ちます。

ラボ:センサー

  • HPE 3PAR Common Provisioning Group
    HPE 3PAR Common Provisioning Group (BETA)センサーに「Logical space free」、「User space free」、「Snapshot space free」のチャネルを追加しました。
  • Microsoft Azure SQL Database
    Microsoft Azure SQL Database (BETA)センサーのセンサーの追加ダイアログを改善しました。センサー追加時に監視するデータベースを選択するテーブルでは、DTUおよびvCoreによるフィルタリングと並べ替えをサポートし、また、データベースがエラスティックプールに属しているかどうか、どのプールに属しているかを確認できます。さらに、センサー作成時にはセンサー名にエラスティックプール名が追加されます。
  • Veeam Backup Job Status Advanced
    Veeam Backup Job Status Advanced (BETA)センサーに 「Last Job Run」と「Job Scheduled」というチャネルを追加しました。新しいチャネルのために、ジョブがスケジュールされていない場合の警告の設定を削除し、センサーのヘルプテキストとルックアップの状態の名前を改善しました。

修正:センサー

  • 自動検出
    ・IPv6デバイスでの自動検出が再び動作します。IPv6デバイスにデバイステンプレートを使用した自動検出を実行すると、デバイステンプレートに応じたセンサーが自動的に作成されます。以前のバージョンでは、この場合に自動検出でセンサーを追加することができませんでした。
    ・標準のデバイステンプレート「UPS の正常性(一般)」では、現在のチャネルに対して正しい単位と目盛りを備えたセンサーを作成するようになりました。
  • Dell EMC Unity v2センサー
    Dell EMC Unity v2センサーは監視対象デバイスからのAPI応答で複数の説明をサポートするようになりました。例えば、Dell EMC Unityストレージシステム内のディスクに問題がある場合に、複数の説明が表示されることがあります。以前のバージョンでは、この場合にセンサーはダウンステータスを表示し、 “The received value is an array instead of a single value”というログメッセージを作成しました。このバージョンではセンサーメッセージに正しい値と受信したすべての説明を表示するようになりました。
  • Dell EMC Unity VMware Datastore v2
    DellストレージシステムにVeeam Backupプラグインがインストールされている場合でも、Dell EMC Unity VMware Datastore v2センサーを追加できるようになりました。以前のバージョンでは、利用可能な監視項目のスキャンが “An error occurred. (The queried field is empty.)”というエラーメッセージで失敗したため、このようなデバイスにセンサーを追加できませんでした。
  • HTTP トランザクション
    HTTP トランザクションセンサーはスマートURL置換使用時にポートをサポートするようになりました。以前のバージョンでは、ポート番号のみのトランザクション URLを定義した場合、センサーは親デバイスのIPアドレスまたはDNS名を正しく入力しませんでした。この場合、センサーは次のようなメッセージでダウンステータスを表示しました。”Failed to establish secure connection [Step 0] Socket Error # 11001 Host not found.”
  • Microsoft 365 Service Statusセンサー
    Microsoft 365 Service StatusとMicrosoft 365 Service Status Advanceddeセンサーを予期しない戻り値に対して強化しました。
    ・Microsoft 365 APIが時々返す空のレスポンスによるセンサーエラーを回避するために、リトライ設定を追加しました。このような場合のエラーメッセージは””An error occurred. API Response does not contain exactly one result for the workload […]””です。
    ・これまでセンサーが処理できなかったステータスのリターンコードのサポートを追加しました。Microsoft 365 APIがそのような不明なコードを返したときのエラーメッセージは””An error occurred. invalid map key””でした。”
  • Microsoft Azure Subscription Cost
    Microsoft AzureがMicrosoft Azure Subscription Costセンサーに返すことがある空のフィールドの処理を改善しました。以前のバージョンでは、このような場合にはセンサーはダウンステータスを表示するのみでした。
  • Modbus TCP Custom
    Modbus TCP Customセンサーは特定の監視対象デバイスに必要なユニットID 255をサポートするようになりました。また、実験的なModbus RTU Custom (BETA) センサーの修正も実装しました。
  • NetFlowおよびIPFIXセンサー
    NetFlowおよびIPFIXセンサーは、センサー設定でバインドのために選択した1つ以上のIPアドレスが利用できなくなった場合、表現力のあるエラーメッセージを表示するようになりました。これによりエラーの原因をすばやく見つけることができます。この場合のメッセージは、 “The previously selected Network Adapter (with Address (‘[IP]’) could not be found, please change the sensor settings to an available IP address”です。
  • OPC UAセンサー
    一部の有効なクライアント証明書がOPC UAセンサーでエラー”BadCertificateUriInvalid “を発生させていた問題を修正しました。このような場合、OPC UAセンサーは証明書とセンサーのアプリケーションURIが異なるため監視対象デバイスに接続できませんでした。
  • SNMPセンサー
    SNMPセンサーは、SNMPデータ型Counter64(符号なし64ビット整数)からの非常に大きな値をサポートするようになりました。以前のバージョンでは、SNMPセンサーはそのような値が返された場合”、[value] is not a valid integer value or wrong values” というエラーメッセージを表示していました。この問題はSNMP Cisco CBQoSセンサーで報告されていましたが、たとえばSNMP カスタムセンサーなどの他のSNMPセンサータイプにも影響しました。
  • VMwareセンサー
    VMware (SOAP) センサーのセッション処理に関する問題を修正しました。以前のPRTGバージョン21.1.65ではこの問題により、センサーのスキャンのたびに監視対象のシステムでセンサーがログイン、およびログアウトし、例えばVMwareのログを埋め尽くしました。
  • クラスター
    ・ローカルプローブからクラスタープローブにオブジェクトを移動する際に、クラスターフェイルオーバーノードで非常にまれに発生する可能性のあるデッドロックを修正しました。これによりシステムがクラッシュする可能性がありました。
    ・クラスタープローブ上のオブジェクトの設定の変更が再び保存できるようになりました。以前のバージョン21.1.65では、[保存]ボタンが常に無効になっていたため変更を保存できませんでした。
  • ライセンスアクティベーション
    プロキシ環境でライセンスの自動アクティベーションができない場合がある問題を修正しました。
  • 通知
    まれに通知が送信されない問題を修正しました。
  • 通知テンプレート
    通知テンプレートリストからの通知テンプレートの一時停止と再開はテンプレートの[履歴]タブに再び記録されるようになりました。
  • レポート
    メモリの枯渇を回避するために、レポートの最大間隔はレポートごとに500日に制限されます。

修正:サーバーとプローブ

  • 安定性
    PRTGサーバーとプローブが様々な形で不安定になる問題を修正しました。例えば、プログラム実行通知の失敗、EXEセンサーの失敗、スクリプトセンサーの失敗などの場合に発生する可能性がありました。

修正:ウェブGUI

  • 警報 ゲージとして表示
    「警報|ゲージとして表示」ページにセンサーゲージが表示されない問題を修正しました。以前のバージョンでは、センサーのエラーメッセージの最後に閉じ各括弧(])が付いたダウン(うち認識済)ステータスのセンサーが1つ以上あった場合、このページは空のままでした。
  • デバイスツリー
    デバイスツリーは、ページが更新された時に全てのオブジェクトの折りたたまれた状態と展開された状態を再び維持するようになりました。以前のバージョンでは、読み取り専用ユーザーまたはオブジェクトへの読取りアクセス権限を持つ読取り/書込みユーザーとしてログインした場合、ページの更新後にすべてのデバイスツリーオブジェクトが常に展開されました。

改善:その他

  • 言語
    ドイツ語の言語ファイルを更新しました。
  • PRTG全般
    その他のさまざまなマイナーな修正と改善、ユーザーマニュアルの更新を実施しました。

注意:既知の不具合

  • チャネルの制限値
    小数点記号としてカンマを使用している場合、センサーのチャネル設定で制限値を保存することができません。現在のPRTGバージョン21.1.66では、””Internal Error: ‘[value]’ ”is not a valid floating point value””というエラーメッセージが表示されます。既存の制限値は影響を受けず、引き続き機能します。回避策として0,99の代わりに1を入力するなど最も近い整数値を入力することができます。小数点のカンマはヨーロッパのいくつかのリージョンで使用されています。

    ステータス:次のPRTGバージョン21.x.67での修正に取り組んでいます。

  • Microsoft 365 Service Statusセンサー
    センサータイプMicrosoft 365 Service StatusとMicrosoft 365 Service Status Advancedは、PRTGのアップデート後にエラーメッセージ””An error occurred. To resolve this issue, try to pause and resume the sensor or check your settings. (code: PE270)””でダウンステータスを表示することがあります。

    この問題を解決するには、影響を受けるセンサーを手動で一時停止と再開するか、設定|システム管理|管理ツール|PRTG コアサーバーサービスの再起動でコアサーバーサービスを再起動します。

  • OPC UA Server Statusセンサー
    安定性の理由により、以前のバージョンからPRTGをアップデートした後は実行中のOPC UA Server Statusセンサーを新たに追加し直すことを強くお勧めします。センサーで直接問題が発生することはありませんが、このセンサータイプの基本的な機能のアップデートの問題によりcore.logファイルにエラーが発生することがあります。

2021-01-26– VERSION 21.1.65.1767

新規:実験的な機能

  • 実験的な機能
    実験的な機能を有効にするオプションがPRTGに追加されました。実験的な機能はまだ開発中であり、完全にはテストされていませんが、StableバージョンのPRTGで試すことができるようになりました。これにより、CanaryバージョンのPRTGを別個インストールしなくても、新しく追加される機能を確認できます。新しい機能がすべてのお客様で利用可能になる前に、機能についてのフィードバックを提供していただくことができます。

    実験的な機能を使用するには、PRTGのウェブインターフェース[設定]>[システム管理]>[監視]の「実験的な機能」セクションで対応するオプションを明示的に有効にしなければなりません。次のナレッジベースもご参照ください。
    https://kb.paessler.com/en/topic/88697-what-are-beta-sensors-and-how-can-i-use-them

  • BETAセンサー
    このバージョンでは、実験的な機能としてBETAセンサーを導入しました。今のところ、「実験的な機能」セクションでオプションを有効にした場合のみ、BETAセンサーを追加して監視に使用することができます。

    このバージョンでは次のBETAセンサーが新たに導入されています。
    ・HPE 3PAR Common Provisioning Group:
    HPE 3PAR Common Provisioning Group (BETA)センサーはHPE 3PARストレージシステムのCPGを監視して、ストレージシステムに十分な容量があることを確認するのに役立ちます。

    ・Microsoft Azure Storage Account:
    Microsoft Azure Storage Account (BETA)センサーはMicrosoft Azureサブスクリプションのストレージアカウントを監視し、遅延、トラフィック、および容量を表示します。

    ・OPC UA Certificate:
    OPC UA Certificate (BETA)センサーはOPC UAサーバーの証明書を監視し、製造現場のマシン間の安全で一貫性のある通信の確保に役立ちます。

    ・Veeam Backup Job Status Advanced:
    Veeam Backup Job Status Advanced (BETA) センサーはVeeam Backup Enterprise Manager上で実行される特定のバックアップジョブの詳細情報を監視します。

    ・以前のバージョンから、実験的なセンサータイプとして、 Microsoft Azure SQL Database (BETA)、Modbus RTU Custom (BETA)、OPC UA Custom (BETA)がすでに追加されています。

    実験的な機能とともに、PRTGに最近追加されたセンサータイプのうちデフォルトで利用可能になっているものにNEWというラベルを導入しました。
    NEWフラグが付いたセンサーは完全にサポートされ、徹底的にテストされています。「センサーの追加」ダイアログで、監視を拡張できる新しいセンサーがあることがすぐにわかるようになりました。

    過去数回のバージョンでBETAラベルをつけて導入したすべてのセンサータイプをNEWラベルに移行し、これらのセンサーで監視を継続できるようにします。まだBETAラベルが付いている古いセンサータイプは個別に処理されます。安定したセンサーのフラグは削除し、その他のセンサーは廃止して置き換える予定です。詳細は「注意」の項目を参照してください。

  • POWERSHELL SECURITY ENHANCEMENT
    実験的な機能であるPowerShell Security Enhancementは、カスタム EXE/スクリプトセンサーが外部ツールを介したロギングを回避するために使用するPowerShellパラメーターを非表示にします。この機能により、特定のケースでカスタムPowerShellセンサーのリソース使用量が削減し、実行時間が改善される可能性があります。

改善:センサー

  • 自動検出
    ・新しいセンサータイプ(MQTTセンサーなど)のチャネル設定をデバイステンプレートに保存するようになりました。自動検出で追加されたセンサーは自動的に設定を適用し、一貫性のある監視を維持するためにチャネル設定を手動で変更する必要がなくなりました。
    ・カスタムデバイステンプレートで包含フィルターと除外フィルターを定義することで、通常では自動検出で同じタイプの複数のセンサーが作成される場合でも、実際に作成されるセンサーを制限できるようになりました(例えば、カスタムデバイステンプレートで特定のドライブまたはポートに対してのみセンサーを作成するなど)。詳細は次のナレッジベースの記事を参照してください。
    https://kb.paessler.com/en/topic/89025-how-can-i-include-and-exclude-sensors-from-device-templates
    注意:このオプションは実験的なものであり、すべての場合で正しく機能するとは限りません。

    ・セキュリティで保護された接続(IMAPSおよびPOP3S)を使用するIMAPおよびPOP3センサーを自動検出で追加できるようになりました。以前のバージョンでは、自動検出はセキュリティで保護されていないIMAPおよびPOP3接続のみをサポートしていました。

    ・最近導入された次のセンサータイプを含むデバイステンプレートを作成して、自動検出でセンサーを追加できるようになりました。:Dell EMC Unity Enclosure Health v2、Dell EMC Unity File System v2、Dell EMC Unity Storage Capacity v2、Dell EMC Unity Storage LUN v2、Dell EMC Unity Storage Pool v2、Dell EMC Unity VMware Datastore v2、Microsoft Azure Subscription Cost、Microsoft Azure Virtual Machine、Microsoft Azure SQL Database (BETA)、Microsoft Azure Storage Account (BETA)、OPC UA Server Status、OPC UA Certificate (BETA)、OPC UA Custom (BETA)

  • Dell EMC Unity v2センサー
    最近導入されたDell EMC Unityセンサーである、Dell EMC Unity Storage Capacity v2、Dell EMC Unity File System v2、Dell EMC Unity Storage Pool v2、Dell EMC Unity Storage LUN v2、Dell EMC Unity VMware Datastore v2、のチャネルに「Total Size」を追加しました。
  • MQTTセンサー
    ・MQTT ラウンドトリップ、MQTT Statistics、およびMQTT Subscribe Customセンサーで監視するTopicに、単一レベル (+) およびマルチレベル(#)のワイルカードを使用できるようになりました。
    ・MQTT Statisticsセンサーは専用チャネルでアクティブなTopicを監視し、データを送信する一意のTopicの数を表示するようになりました。このチャネルによって、データを送信するデバイスの数が計画より少なくなった場合に通知を受け取ることができます。
  • OPC UA Server Status
    OPC UA Server Statusセンサーのすべてのセッション関連チャネルでは、何か異常が発生しているかどうかをより分かりやすく表示するために、単位として1秒あたりのセッション数( #/s)を使用するようになりました。

改善:通知

  • 通知トリガー
    通知トリガーの履歴とログのエントリ内容を改善しました。通知トリガーを追加、変更、または削除など、変更内容をよりわかりやすく確認できるようにエントリが明確になりました。また、通知トリガータブで通知トリガーのIDを表示するようになり、履歴とログのエントリをより適切に参照できるようになりました。

    これらの改善のおかげで、どの通知トリガーがどんな理由で有効化され、そのトリガーがどこに設定してあるのかを簡単に理解できるようになりました。

改善:サーバー

  • インストーラー
    PRTGは、インストーラーを実行するオペレーティングシステムが64ビットの場合は常に64ビット版としてインストールされ、オペレーティングシステムが32ビットの場合にのみ32ビット版としてインストールされるようになりました。また、もともと64ビットオペレーティングシステムに32ビット版としてインストールされていたPRTGをアップデートすると、64ビット版としてインストールされます。以前は、サーバーの利用可能なRAMのみをチェックし、64ビットオペレーティングシステムでもRAMが6GB未満の場合は常に32ビット版のPRTGがインストールされました。
  • メモリ
    API経由でオブジェクトのプロパティを設定する場合など、継続的な書き込みAPIコールのメモリ消費量を削減しました。
  • PRTG GUI STARTER
    PRTGをインストールしたサーバーに自動的に作成されるPRTG Network Monitorのショートカットを使用してブラウザを開くと、ウェブインターフェースが最適に動作するシステム上のブラウザをより論理的に選択するようになりました。

改善:セキュリティ

  • API
    APIコール「setobjectproperty.htm」のログルーチンを強化しました。
  • センサー
    NetApp cDOT/ONTAPおよびVMwareセンサーのパラメーター処理を改善して、外部ツールがそれらをログに記録しないようにしました。
  • ウェブサーバー
    report.htmの潜在的なXSS脆弱性を修正しました。

変更:通知

  • SMS 配信
    SMSサービスプロバイダーのリストから非推奨の古いBulkSMSエンドポイントのエントリを削除しました。このPRTGバージョンへのアップデートにより、削除されたエントリは対応する新しいBulkSMSエンドポイント、「南アフリカを除くすべての地域」および「南アフリカ」に自動的に移行されます。

    サービスプロバイダーを新しいBulkSMSエントリの1つに手動で変更しておらず、以前のバージョンでSMS配信をテストしていない場合は、アップデート後もPRTGがSMSメッセージを送信できるかどうかを確認してください。新しいBulkSMSエンドポイントはHTTPS(443)を使用しているため、PRTGサーバーからのインターネットアクセスを制限している場合は、ファイアウォールのルールを調整する必要があるかもしれません。

    SMS配信設定の[テスト SMS 設定]ボタンを使用して、SMS配信設定とSMSの正常な配信を確認することができます。詳細は次のPRTGマニュアルを参照してください。
    https://www.paessler.com/manuals/prtg/notification_delivery_settings#sms
    また、SMSサービスプロバイダーのリストを整理し、現行のプロバイダー名のみを表示するようにしました。ヘルプボックスには、各プロバイダーのエンドポイント、プロトコル、ポート、および追加情報が引き続き表示されます。

修正:センサー

  • Common SaaS
    すべての監視対象サービスに到達可能な場合、Common SaaSセンサーは再びアップステータスを表示します。Dropboxが以前のAPIを廃止したため、Dropboxチャネルが使用するURLを更新しなければなりませんでした。Dropboxに到達できなくなっていたため、ここ数週間、デフォルトの設定ではセンサーは警告ステータスを表示しました。
  • カスタムセンサー
    要素内で配信されたカスタムセンサーのメッセージは、HTTP プッシュデータ(アドバンスト)のようなかカスタムセンサータイプのセンサーメッセージとログに再び表示されるようになりました。 アップデート後にプローブシステムのカスタムセンサーファイルの名前が意図せずに変更されたため、カスタムセンサーが機能しなくなることがあるという稀な問題を修正しました。
  • HTTP プッシュデータセンサー
    HTTP プッシュデータおよびHTTP プッシュデータ(アドバンスト)センサーは、スキャン間隔後に新しい値がない場合に「No data」と表示する代わりに、デバイス全般ページとマップオブジェクトで最後の値を保持して表示するようになりました。
  • Microsoft Azure Virtual Machine
    最近導入されたMicrosoft Azure Virtual Machineセンサー追加時の、利用可能な仮想マシンのスキャン(メタスキャン)が改善されました。以前は、メタスキャンのレスポンスにUTF-8の文字が含まれている場合、センサーを作成できませんでした。この場合、「An error occurred. The received JSON data could not be parsed.」というメッセージが表示されました。
  • NetApp cDOT/ONTAPセンサー
    このバージョンには、SOAP経由でAPIにアクセスしてNetApp cDOTまたはONTAPストレージアグリゲートを監視するNetAppセンサーのいくつかの改善と修正が含まれています。 全体として、新しいNetAppセンサーを追加したときにセンサー名が自動的に作成される方法、および手動で変更したセンサー名が正しく適用されるように改善しました。また、入力した値に関係なく常に60秒が適用されていたセンサー追加時のタイムアウト(秒)設定を修正しました。NetAppセンサーはBETAではなくなりました。

    次の変更は特定のNetAppセンサーに適用されます。
    ・NetApp の合計:Bytes free %がデフォルトでプライマリチャネルになりました。このチャネルは以前のプライマリチャネルであるFilesよりも、ほとんどのお客様にとって有用です。
    ・NetApp LIF:チャネルData receivedとData sentは、合計ではなくカウンターの値を正しく表示するようになりました。
    ・NetApp NIC:KeyNotFoundExceptionエラーを防ぐためにチャネルHealthyにルックアップステータスNotavailableを追加し、ステータス名YesとNoをHealthyとUnhealthyに変更しました。
    ・NetApp SnapMirror:作成されたセンサーはNetAppの標準に準拠して、ソースではなくデスティネーションに従って名前がつけられるようになりました。またチャンネルLagではデフォルトではすべての小数点以下の桁数を表示しないようにし、自動アプローチを使用するように変更しました。
    ・NetApp ボリューム:Size free %がデフォルトでプライマリチャネルになりました。このチャネルは以前のプライマリチャネルであるSnapshot reserve free %よりも、ほとんどのお客様にとって有用です。また、スナップショットが古すぎる場合に番号変換が原因で発生する問題も修正しました。

  • REST カスタム
    REST カスタムセンサーは、POSTリクエストで山括弧(<>)をサポートするようになり、例えばターゲットデバイスにXMLを正しく送信できるようになりました。
  • SNMP Cisco ASA VPN トラフィック
    SNMP Cisco ASA VPN トラフィックセンサーの設定「センサーの動作」を修正ました。アクティブな接続がない場合にセンサーは設定で定義した通りの状態を正しく表示します。
  • SNMP カスタムテーブル
    以前のPRTGバージョン20.4.64で、SNMP カスタムテーブルセンサーの自動検出で新しくセンサーが作成されないことがあった問題を修正しました。

    table_indexをID列に使用してSNMP カスタムテーブルセンサーを手動で追加できます。以前のPRTGバージョン20.4.64および20.4.65.1667では、table_indexを使用したセンサーの追加は失敗し、エラーメッセージ「利用可能な監視項目のスキャンに失敗しました。TPaeInternalList.GetValues: List index out of bounds: […]」が表示されました。

    SNMP カスタムテーブルセンサーを手動で追加した場合に、センサー設定のテーブルに列のヘッダーが表示されるようになりました。以前のPRTGのバージョン20.4.64と20.4.65.1667では、センサー設定のテーブルに列のヘッダーがありませんでした。

  • SNMP v3センサー
    親デバイスまたはグループのSNMP デバイスの資格情報セクションでSNMPv3設定を変更してもSNMPセンサーは正常に動作するようになりました。以前のバージョンでは、SNMPv3の設定を変更したり、SNMPv3に切り替えたりすると、対応するSNMPセンサーはダウンステータスになり、エラーメッセージcould not create snmp session -1114 -2011が表示されました。これはPRTGプローブサービスの再起動でのみ解決できました。
  • Veeam Backup Job Status
    最近導入されたVeeam Backup Job StatusセンサーのチャネルJob Runs WarningとJob Runs Failedの制限値を修正しました。チャネルは少なくとも1つの警告または失敗したジョブの実行がある場合に、警告またはダウンステータスを発生させるようになりました。また、チャネル名を短縮し、センサーヘルプを改善して、このセンサーが何をどのように監視しているのかを分かりやすくしました。

修正:サーバー

  • Active Directory
    Active Directory 統合で明示的な資格情報を使用する場合のアクセスパスワードで山かっこ(<>)がサポートされるようになりました。
  • クラスター
    クラスター内のリモートプロ―ブにクローンしたデバイスは、すぐにフェールオーバーノードに同期されるようになりました。以前のバージョンでは、フェールオーバーノードではフェールオーバーノードの再起動後にのみクローンしたデバイスを表示していました。
  • ダウン(うち認識済)
    ダウン(うち認識済)のステータスメッセージにはUTCではなくPRTGサーバーの時刻が再び表示されるようになりました。
  • ログイン
    PRTGユーザーアカウントのログイン名を変更した後に発生する誤動作を修正しました。変更後に古いログイン名が内部辞書で更新されず、また削除されなかったため、同じログイン名の新しいユーザーアカウントは誤った資格情報のためにログインできませんでした。この問題は、例えば、ローカルユーザーアカウントを置き換えるために同じログイン名でActive Directory ユーザーを追加した場合に発生する可能性がありました。
  • リモートプローブ
    名前に特殊文字が含まれているリモートプローブは、自動的にアップデートされPRTGサーバーに接続されるようになりました。以前のPRTGバージョン20.4.64でははプローブ名にドイツ語のウムラウトや日本語の文字が含まれていると、リモートプローブが自動的にアップデートされず、接続するには手動でアップデートする必要がありました。
  • その他
    PRTGコアサーバーにいくつかのマイナーな修正と改善を実施しました。

修正:ウェブGUI

  • ログイン
    Nombre de inicio de sesión は、スペイン語のログインページで正しい位置に戻り、入力フィールドに重ならなくなりました。

改善:その他

  • 言語
    すべての言語ファイルを更新および改善しました。
  • PRTG全般
    その他のさまざまなマイナーな修正と改善、ユーザーマニュアルの更新を実施しました。

注意:センサー

  • PRTG 21.x.67で廃止されるセンサー
    2021年第2四半期にリリースする予定のPRTGバージョン21.x.67で、次のセンサータイプを廃止します。実行しているこれらのセンサータイプはその後のいくつかのバージョンで引き続き動作しますが、PRTG 21.x.67の時点でデプロイすることはできません。これらのセンサーを使用している場合は、すぐに代替のセンサータイプに置き換えることを強くお勧めします。あたらしいセンサーで問題が残っている場合はご連絡ください。

    ・クラウド HTTPおよびクラウド Ping:最近導入されたCloud HTTP v2およびCloud Ping v2センサーを代わりに使用して、強化された機能と最先端のテクノロジーでウェブサーバーとデバイスを監視してください。

    ・REST Dell EMC:最近導入された Dell EMC Unity v2センサーを代わりに使用して、強化された機能と最先端のテクノロジーでDell EMCストレージシステムを監視してください。

    注意:GitLab ビルドステータスセンサーはPRTG 21.x.65ですでに非推奨になっています。このセンサータイプを追加することはできません。

  • 廃止予定のセンサー
    さらに将来的には、以下のセンサータイプを廃止し交換する予定です。これらのセンサーは、完全な代替のセンサーが導入されるまでは、これまで通りに機能し続けます。センサーの今後の開発に関する詳細はロードマップをご覧ください。
    ・Amazon CloudWatchセンサー
    ・Docker コンテナーの状態
    ・REST カスタム
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