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~PRTGとともに15年~

ナレッジベース翻訳

プローブシステムのディスク容量が不足しています。どうすれば良いでしょうか?

空きデータストレージが警告下限を下回っていると「プローブ正常性」センサーが警告しています。
センサーのメッセージは
 The probe system is running out of disk space. Please add additional space to the PRTG data path.
です。
プローブシステムの利用可能なディスク容量が少なくなってきたらどうすれば良いでしょうか。

情報源

この資料の情報源は以下のとおりです:
ナレッジベース:https://kb.paessler.com/en/topic/64628-my-probe-system-is-running-out-of-disk-space-what-can-i-do
この記事はPRTG 22以降に適用します。

本資料はPaessler AG作成の資料/ナレッジベースをジュピターテクノロジー株式会社(以下当社と略記)が独自で翻訳したものです。ベストエフォートの翻訳であるため、最新情報ではない可能性があります。最新情報は情報源をご確認ください。

プローブシステムのディスク容量低下

「プローブ正常性」センサーはプローブシステムの状態を監視します。パラメーターの中でも特に、このセンサーは専用のチャネル「データストレージ空き容量」でプローブシステムのディスク空き容量を表示しています。
PRTG 18.x.37では、PRTGはこのチャネルに動的に制限を設定しています。制限を下回るとセンサーは次のメッセージを表示します:
Data storage is less than %s

PRTG 18.x.37以前では、このチャネルはディスク上の使用可能が5120MB未満になるとデフォルトで「警告」状態を表示し、1024MB未満になると「ダウン」状態を表示していました。この場合、センサーは次のようなメッセージを表示します:
2.394 Mbyte (Data Storage Free) is below the warning limit of 5.120 Mbyte. The probe system is running out of disk space. Please add additional space to the PRTG data path. For details, please see https://kb.paessler.com/en/topic/64628

ほとんどのセンサーはPRTGコアサーバーシステムのディスクにデータを書き込みます-通常、1日で1センサー当たり200KBのディスク容量が必要です。リモートプローブシステムのディスクにデータを書き込むセンサー(例えば「Syslog レシーバー」センサーや「SNMP トラップレシーバー」センサー、「HTTP 完全ウェブページ監視」)もあります。これらのセンサーは適切に設定しないと、プローブシステムのディスク容量を大量に消費する可能性があります。
PRTGデータパスを確認することで、どのデータが多くの容量を占めているかを見ることができます。特に「プローブ正常性」センサーが「警告」「ダウン」状態を示しているプローブシステムでは次の点を考慮してください:

  • 「SNMP トラップレシーバー」センサーや「Syslog レシーバー」センサーを使っていますか?

    対応するデータベースフォルダ「Trap Database」「Syslog Database」を確認してください。もしここでディスク使用量が非常に高いようなら、保存するデータが少なくなるようPRTGの再設定を考えてください。たとえば、これらのセンサーの[包含フィルター]を見直してください。
  • 「HTTP 完全ウェブページ監視」センサーを使っていますか?
    • 「Screenshots (Fullpage Sensor)」ディレクトリーは大きいですか?
      このセンサーの「全ウェブページのダウンロードの設定」を確認してください。もし[取得データの処理]の項目ですべての結果のスクリーンショットを保存するオプションが設定され、ディスク容量低下の問題があるなら、別のオプションを選択してください。
    • このセンサーによって膨大なディスク容量の使用となる、プローブシステムの下記のキャッシュフォルダーも確認し、必要なら掃除してください。
C:\Windows\System32\config\systemprofile\AppData\Local\Microsoft\Windows\Temporary Internet Files\Content.IE5
  • [履歴データの消去]は適切に設定されていますか?

    「HTTP 完全ウェブページ監視」センサーについては、PRTG WebGUIの「コア & プローブ」の設定でこの制限値を設定できます。「Syslog レシーバー」と「SNMP トラップレシーバー」センサーは、各センサーの設定にデータ消去のオプションがあります。データ消去のオプションはディスク容量に空きを作るため古いデータを自動的に削除することを可能にします。もちろん、手動でPRTGデータパスを掃除することもできますが、現在監視中のデータやまだ分析が必要なデータを削除しないよう注意してください。

利用可能なディスク容量に対する「プローブ正常性」センサーのデフォルトの制限値が使い方に対して高すぎる(例えば、Syslogやトラップのレシーバーセンサーを使わない)なら、すぐに警告やエラーメッセージにならないようこれらの制限値を手動で変更することができます。「データストレージ空き容量」チャネルを開いて、監視のシナリオにとって都合が良くなるよう[警告下限][エラー下限]の欄に低い制限値を入力してください。詳細は「PRTG Manual: Channel Settings」を参照してください。

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