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~PRTGとともに15年~

ナレッジベース翻訳

PRTG Network Monitorの大規模な導入計画

この資料では、PRTG Network Monitorの大規模な導入を計画する際、どのようなことを考慮しなければならないかについて説明します。

情報源

この資料の情報源は以下のとおりです:

ナレッジベース: Planning large installations of PRTG Network Monitor
https://kb.paessler.com/en/topic/26383-planning-large-installations-of-prtg-network-monitor

本資料はPaessler AG作成の資料/ナレッジベースをジュピターテクノロジー株式会社(以下当社と略記)が独自で翻訳したものです。ベストエフォートの翻訳であるため、最新情報ではない可能性があります。最新情報は情報源をご確認ください。

この記事はPRTG 20以降に適用されます

PRTG Network Monitorの大規模な導入を計画

PRTGの1つのインストールで監視できる最大センサー数は、主に使用する監視技術と監視間隔に依存します。理想的なPRTGのセットアップのための推奨センサー数を示したシステム要件も参照してください。

  • 数千のセンサーを使用するシナリオでは、SNMP v1/v2PINGポート、およびHTTPが推奨されるセンサータイプです。
  • SNMP v3は暗号化を使用しているため、パフォーマンス制限があります。さらに、SNMP v3は、SNMP v1およびv2cとは異なり、CPUパワーを増強しても規模を拡張できないことに留意してください。この制限により、SNMP v3を使用して1秒間に監視できるセンサーの数は限られています。
  • WMI監視の場合、プローブあたりのWMIセンサーの数を120センサー(60秒間隔)または600センサー(300秒間隔)以下に抑えるようにしてください。
  • NetFlow(またはsFlow、jFlow)監視の場合、センサーの最大数は、トラフィックパターン、PRTGプローブが受信する1秒あたりのFlowパケット数、およびプローブシステムの性能に依存します。
  • パケットスニッフィングでは、プローブシステムのCPU負荷が最も高くなります。この技術は、トラフィックの少ない接続(50 Mbit/s未満の定常的な流れ)を監視する場合にのみ推奨されます。トラフィックが10Mbit/sを超えることが多い場合は、専用のリモートプローブを使用する必要があります。
  • VMwareセンサーのパフォーマンスを最大限に引き出すためには、VMwareセンサーを使用するプローブシステムとしてWindows Server 2012 R2を強く推奨します。このOSでは、60秒のスキャン間隔で最大300個のVMwareセンサーを使用することができます。詳しくは、How can I increase the connection limit on VMware systems?をご参照ください。

上記のような制限を克服するためには、センサーを2つ以上のリモートプローブに分散させる必要があります。

経験則として、センサー数が5,000以下、リモートプローブ数が30以下、ユーザーアカウント数が30以下であれば、パフォーマンスの問題は発生しません。インストールの計画がしっかりしていれば、PRTGはもっと大きく拡張できます。

PRTGのWebインターフェイスを高速に動作させる(ページタイムが500ms未満)には、1つのインスタンスにつき5,000センサー未満にすることをお勧めします。クラスタの場合は、1クラスタあたり2,500センサー未満にすることをお勧めします。物理デバイスで5,000個以上のセンサーを使用する場合や、仮想マシン上で動作するPRTGで5,000個以上のセンサーを使用する場合はご相談ください。センサーの制限やスキャン間隔についてアドバイスさせていただきます。また、ベストプラクティスガイド仮想環境でPRTGの大規模インストールを行うもご参照ください。

また、センサーごとのチャネル数によってもパフォーマンスが異なります。50チャネルを超えるセンサーは公式にはサポートされておらず、システムのパフォーマンスに大きな影響を与える可能性があることに注意してください。

詳細については、詳細なシステム要件も参照してください。

以下もご参照ください。

免責事項・使用限定事項

ジュピターテクノロジー株式会社(以下当社と略記します)が作成した本ドキュメントに関する免責事項および本ドキュメント使用に関する限定事項は以下の通りです。

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本ドキュメント使用に関する限定事項

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お問い合わせ

PRTG Network Monitorについて、ご不明な点などございましたらお問い合わせください:

ジュピターテクノロジー株式会社(Jupiter Technology Corp.)

住所:                                〒183-0023 東京都府中市宮町2-15-13 第15三ツ木ビル8F

URL:                                https://www.jtc-i.co.jp/

電話番号:                        042-358-1250

購入前のお問い合わせ先:              https://www.jtc-i.co.jp/contact/scontact.php

購入後のお問い合わせ先:              https://www.jtc-i.co.jp/support/customerportal/

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