PRTGバージョン24系

2024/11/28更新
2024-11-12 – Version 24.4.102.1351
新規 : ITOps Board 3.18.0
改善と修正
- Environmentレベルにおいて、PowerShellスクリプトをリモートエージェントで使用した際、スクリプトにAdministrator権限を必要とするコマンドが含まれていると「アクセス拒否エラー」が発生する問題を修正しました。
- Applicationにおいて、「PRTG [SensorID] can not be found」というエラーが、PRTGでアラートを確認した際に表示される問題を修正しました。
- ITOps Boardの以前のリリースからアップグレード後、PowerShell統合が動作しなくなる問題を修正しました。この問題は、ITOps Boardバージョン3.18.0で修正されています。
新規 : マルチプラットフォームプローブ 3.0.0
データバッファ
- 新しいバージョンの「マルチプラットフォームプローブ」が利用可能になりました!このリリースでは、マルチプラットフォームプローブがデータバッファ機能を提供します。これにより、リモートプローブとPRTGコアサーバーの接続が切断された場合でも、データを一時保存し、接続が再確立された際に保存されたデータを送信します。この機能により、接続切断、サーバーダウン、不安定なインターネットなどによるデータ損失が最小限に抑えられます。マルチプラットフォームプローブは「NATS server」を介してPRTGコアサーバーに接続しますが、このリリースでは「NATS JetStream」を有効化しました。「NATS JetStream」は「NATS server」に組み込まれた永続化エンジンで、メッセージを中継できるまで保存します。この機能拡張は、より信頼性の高い監視を提供し、接続が切断された場合でもデータの整合性を維持することを目的としています。
- 1,000センサーを使用し、スキャン間隔を1分に設定した場合、最大16時間分のデータをバッファリングすることが可能です。
- 重要: この機能を利用するには、最新バージョンのNATS、PRTG、およびマルチプラットフォームプローブを使用してください。古いバージョンでもマルチプラットフォームプローブは動作しますが、データバッファ機能は使用できません。
- 新機能の詳細については、マニュアルの「Data Flow」セクションをご参照ください。
- このリリースに関する詳細なリリースノートについては、Knowledge Baseの記事「What are the release notes for the Multi-Platform Probe?」をご覧ください。
新規 : センサー
SNMP ディスク空き容量 v2
- 「SNMP ディスク空き容量 v2」センサーがBETAステータスを終了し、正式にサポートされるようになりました。このセンサーは、PRTGバージョン23.3.86.1520で実験的センサーとして導入されました。「SNMP ディスク空き容量 v2」センサーは、Simple Network Management Protocol (SNMP) を使用して論理ディスクの空き容量を監視します。
WMI Microsoft SQL Server 2022センサー
- Microsoft SQL Server(バージョン2022以降)を監視するため、「WMI Microsoft SQL Server 2022」センサーを新たに実装しました。このセンサーは、Windows Management Instrumentation (WMI) を使用してMicrosoft SQL Serverのパフォーマンスを監視します。
変更 : サーバー
ジオロケーションマップ
- 「位置情報(ジオマップ用)」の地図タイルおよびジオコーディング用APIを更新しました。これは、位置情報サービスプロバイダーのAPIが変更されたためです。以前のPRTGバージョンでは、指定した位置情報に対して解決が行われず、「位置情報(ジオマップ用)」で地図が表示されないケースがありました。この問題は、新しい位置情報の設定時にも影響を与える可能性がありましたが、古いAPIは既に動作していません。
- 重要: 特定のケースでは、ジオロケーションマップを再度正常に動作させるために追加の操作が必要になる場合があります。例えば、古いAPIが動作しない間に住所を入力して「位置情報(ジオマップ用)」に位置を追加した場合、PRTGのこのバージョンに更新後、位置フィールドに(スペースや文字)を再度入力する必要があります。その後、地図が正しく表示されます。一方、以前に住所を座標で入力している場合は、追加の操作は必要ありません。
変更 : センサー
セキュアシェル(SSH)センサー
- セキュリティ上の理由から、デバイス設定の「Linux/Solaris/macOS (SSH/WBEM)システムの資格情報」の「「su」コマンドを使用して別のユーザーとしてコマンドを実行する」オプションを非推奨としました。PRTGの新しいバージョンに更新すると、この変更に対するアクションが必要であることを示す「TO DO」チケットが届きます。影響を受けるすべてのデバイスの「SSH 権限の昇格」設定を「「sudo」(パスワードなし)を使用して別のユーザーとしてコマンドを実行する」オプションに切り替えてください。
改善 : セキュリティ
ウェブGUI
- PRTGのWeb UIを、可能性のあるTabnabbing攻撃に対して強化しました。この脆弱性のCVSS v3.1スコアは2.6ですが、PRTGにおける深刻度は「中」として評価されています。
改善 : サーバー
APIキー
- 新たに、トークンタイプ「Desktop」のAPIキーに関する情報を取得するためのエンドポイントを追加しました。getdesktoptoken.htmエンドポイントに認証情報を提供すると、DesktopタイプのAPIキーが返されます。もし設定されていない場合、対応するエラーメッセージが表示されます。この場合、CoreWebserverLogには次のようなログエントリが記録されます:Webserver: Error: no Desktop-type token found.
シングルサインオン
- PRTGは、オートログイン機能によるシングルサインオン(SSO)をサポートするようになりました。これにより、同じブラウザでの一度のログインで、SSOに対応した複数のシステムにアクセスできるようになります。例えば、Entraプロバイダーで設定されたPRTGインスタンスに、SSOを使用してプロバイダーのポータルにログインした場合、PRTGへのログイン時に追加の認証(二要素認証)は不要です。ログアウト後はログインページにリダイレクトされます。
- 重要: いくつかのケースでは、PRTGで新しいオートログイン機能を正しく設定していても、シングルサインオンのログインページが表示されないことがあります。具体的には、別のユーザーアカウントでログインしたい場合や、SSOプロバイダーのポータル(EntraやOkta)のコールバックURIが間違っているか無効である場合です。その場合、次のようなエラーメッセージが表示されます:A silent sign-in request was sent but no user is signed in The redirect URI (URI) specified in the request does not match the redirect URIs configured for the application (applicationID).
- その場合、/public/local_login.htm を使用して通常のログイン手順を行ってください。または、PRTGでシングルサインオンを無効にするか、SSOプロバイダーのポータルでコールバックURIを更新してください。
Modbusカスタムセンサー
- 「Modbus TCP カスタム」センサーと「Modbus RTU カスタム」センサーの作成時に、センサー設定内でスケールファクターを整数または浮動小数点数として定義できるようになりました。この設定は「Modbus チャネル固有」設定の「Scale Factor」で指定できますが、「チャネル単位」が「Custom」に設定されている場合にのみ利用可能です。デフォルトのスケール値は1に設定されており、スケールアップまたはスケールダウンに応じて変更できます。センサー作成後も、この設定は「チャネルの編集」の「乗数(目盛)」で変更可能です。
OPC UA カスタムセンサー
- 「OPC UA カスタム」センサーの作成時に、センサー設定内でスケールファクターを整数または浮動小数点数として定義できるようになりました。この設定は「「OPC UA 固有」設定の「Scale Factor」で指定できますが、「チャネル単位」が「Custom」に設定されている場合にのみ利用可能です。デフォルトのスケール値は1に設定されており、スケールアップまたはスケールダウンに応じて変更できます。センサー作成後も、この設定は「チャネルの編集」の「乗数(目盛)」で変更可能です。
SNMP HPE ProLiant 物理ディスク
- 「SNMP HPE ProLiant 物理ディスク」センサーが「ディスクの状態」チャネルで新しいステータス値を表示できるようになりました。以前は、「Hot Spare」ディスクのステータスが標準ルックアップ「prtg.standardlookups.hp.diskstatus」に含まれておらず、センサーが「定義されていないルックアップ値- (10) によるチャネル「ディスクの状態」」というエラーメッセージを報告していました。この問題が解消され、正しいステータス値が表示されるようになりました。
センサー設定
- 「スクリプト v2」、「HTTP v2」、「REST カスタム v2」センサーなど一部のセンサータイプにおいて、センサー設定内のヘルプテキストの表記が改善されました。例えば、「EXE/スクリプト」センサーの設定にある「パラメーター」のツールチップのヘルプテキストでは、以前は例として「%%host」や「%%sensorid」と表示されていましたが、これらの表記がより分かりやすく更新されました。
修正 : サーバー
APIキー
- APIキーに関して、読み取り/書き込み権限を持つユーザーが、確認権限のみを持つAPIトークンでAPIキー(書き込み、確認、読み取り権限を持つ)を削除できる問題を修正しました。ユーザーは、必要な権限を持っている場合にのみ、自身のAPIキーを変更できるようになりました。この権限には、最低でも書き込み権限が含まれます。ただし、PRTG管理者の場合、APIキーがフルアクセスレベルを持つ場合に限り、例外的に変更が許可されます。この修正は「PRTG API v2」にも適用されています。
グラフ設定
- 「設定」メニューの「ユーザーインターフェース」セクション内にある「グラフ設定」が適用されない問題を修正しました。例えば、グラフの設定をデフォルト値以外(「グラフ 3」で365日を400日に変更するなど)に変更した場合、自動再起動後に変更が適用されず、グループ、デバイス、またはセンサーのグラフに以前のデフォルト値が表示される問題が発生していました。この問題が解消され、設定が正しく適用されるようになりました。
ロギング
- PRTGのデバイスツリー内でオブジェクトを移動しようとした際に、「CoreWebServer.log」にエラーが記録される問題を修正しました。ログには、「Webserver: Internal Error C0…Can’t upgrade to writelock – lock is not upgradeable」というエラーメッセージが登録されていました。この問題は解消され、エラーが記録されなくなりました。
通知
- 「イベントログにエントリを追加」通知テンプレートに関する問題を修正しました。以前、テンプレートで「ログファイル」設定に「PRTG Network Monitor」を選択した場合、PRTGがWindowsイベントビューアーの「アプリケーションとサービスログ」内にある「PRTG Network Monitor」ログファイルにエントリを追加しない問題が発生していました。しかし、「ログファイル」設定が「アプリケーション」に設定されている場合、この問題は発生せず、PRTGは正常にアプリケーションログファイルにエントリを追加していました。
通知配信
- 「通知配信」に関する問題を修正しました。この問題は、配信方法が「組込みのメールサーバーを使用して直接配信する(デフォルト)」に設定されている場合に発生していました。また、この問題はG Suite(googlemail)メールボックスを使用している場合に限り発生していました。G Suiteは、MessageIDが欠如しているために受信メッセージを拒否し、SMTPログに「Messages missing a valid messageId header are not accepted」というエラーが表示されていました。このため、メール通知が送信できない状況が発生していました。解決策の一つとして、配信方法を「1 台の SMTP リレーサーバーを使用する(LAN/NAT で推奨)」に設定することが挙げられます。
マップ
- 以前のバージョンで、PRTGのマップデザイナーの「カスタム HTML」プロパティが機能しない問題を修正しました。この問題により、「HTML 参照(前)」フィールドにHTMLコードを入力してカスタムHTML要素をマップで使用しようとした場合、変更が適用されないことがありました。今回の修正により、この問題が解消され、カスタムHTML要素が正しく機能するようになりました。
タグ
- PRTGでタグの使用に関する問題を修正しました。これにより、タグ内で使用される引用符が考慮されていなかった問題が解消されました。例えば、「”hello and world”」というタグを追加した場合、以前はPRTGが2つの個別のタグではなく、1つのタグとして作成してしまう問題が発生していました。また、引用符で囲まれたタグ間で使用されるタグにも同様の問題があり、PRTGがそれらを1つのタグとして統合してしまっていました。この修正により、タグは正しく個別に処理されるようになりました。
修正 : センサー
Oracle テーブルスペースセンサー
- 「Oracle テーブルスペース」センサーのスキャン時間に関する問題を修正しました。これにより、クエリの実行が高速化され、タイムアウトが発生しにくくなりました。
SSL セキュリティーチェックセンサー
- 「SSL セキュリティーチェック」センサーで、「TLS 1.0 (Weak)」または「TLS 1.1 (Weak)」のチャネルが「Denied」と報告される問題を修正しました。この問題は、これらのTLSプロトコルがウェブサーバーで許可されている場合でも発生していました。特に、PRTGバージョン24.3.100.1361に更新した後に一部のケースで確認されました。
修正 : Web GUI
マップ
- マップやマップ内のデータテーブルに多数のエントリがある場合に、ページ間を移動できるようになりました。以前のPRTGバージョンでは、マップのページ切り替え機能が正しく動作していませんでした。
- PRTGで1つのマップしか存在しない場合(例えば、PRTGインストール後に他のマップを削除した場合)に、既存のマップのクローンボタンがメニューに表示されない問題を修正しました。
マルチ編集
- 「継承 SNMP デバイスの資格情報」の設定で、複数のデバイスに対して「コミュニティ文字列」を編集しようとした際に発生する問題を修正しました。この場合、「コミュニティ文字列」の設定が2回表示されていました。該当フィールドに「コミュニティ文字列」を入力して保存しても、以前のPRTGバージョンでは変更が反映されない問題がありました。
注意 : 既知の不具合
HPE ProLiant 物理ディスクセンサー
- 「HPE ProLiant 物理ディスク」センサーで、センサーを新規作成できない、または既存のセンサーが特定のケースで動作しなくなる問題が発生しています。センサーを作成しようとすると、スキャンが失敗し、「The sensor could not find any disks on the target device」というエラーメッセージが表示されます。既存のセンサーの場合、「No such instance (SNMP error # 223)」というエラーが表示され、ディスクが検出されないことがあります。この問題は、HPE Integrated Lights-Out (iLO 5) のファームウェアバージョン3.x以降で発生しており、OIDの変更が原因です。回避策として、iLOの以前のバージョン(iLO 3.xより前)にダウングレードする方法があります。
注意 : インストーラー
セキュリティ
- PRTGインストーラーの信頼性を以下のバージョンとリリースチャネルのSecure Hash Algorithmsで確認できます。
Stable 24.4.102.1351 - sha256_exe 8C175D97D0AD6C4C0664336C68DAD4BF8D873720B8215BD3B68CA0DF3CA48D6D
- sha256_zip B0D22BF05641AA138E7E45FD1E915C10E94D3D52ABCEC093460EC92466265421
ラボ : センサー
REST カスタム v2
- 「REST カスタム v2」センサーで表示されるセンサーメッセージの読みやすさを改善しました。以前は、例えば複数のチャネル情報が表示される場合に、情報間にカンマが挿入されず分かりづらい状態でした。
- センサーの作成時に、センサー設定内でスケールファクターを整数または浮動小数点数として定義できるようになりました。この設定は「REST 固有」設定の「Scale Factor」で指定できますが、「チャネル単位」が「Custom」に設定されている場合にのみ利用可能です。デフォルトのスケール値は1に設定されており、スケールアップまたはスケールダウンに応じて変更できます。センサー作成後も、この設定は「チャネルの編集」の「乗数(目盛)」で変更可能です。
SNMP カスタム v2
- 「SNMP カスタム v2」センサーが、「SNMP カスタム」および「SNMP カスタムアドバンスト」センサーと同様に、「SNMP カスタム固有」設定で最大10チャネルをサポートするようになりました。また、「SNMP カスタムアドバンスト」センサーと同様に、チャネル単位として「Lookups」をサポートしています。このセンサータイプを作成し、「Lookups」をチャネル単位として選択すると、利用可能なルックアップがドロップダウンリストに表示されます。この設定は、センサー作成後に「チャネルの編集」ボタンを使用してのみ変更可能です。
- 「SNMP カスタム v2」センサーで変更通知を設定できるようになりました。「SNMP カスタム固有」設定には、新しい「If Value Changes」の設定に対して「Trigger change notification」オプションが追加されました。センサーの「通知トリガー」タブで「変化トリガーの追加」を選択し、通知方法を定義してください。この設定により、センサーが監視する値やサービスに変更があった際にPRTGが通知します。
- 重要: このPRTGバージョンにアップデートする際、既存の「SNMP カスタム v2」センサーは動作しなくなるため、新規にこのセンサータイプを作成する必要があります。センサー作成時には、他の追加チャネルすべてに対して「Enable Channel」オプションが表示されます。
SNMP UPS Statusセンサー
- SNMP を使用して無停電電源装置 (UPS) の状態を監視する「SNMP UPS Status」センサーを試用できます。このセンサーには、Battery Status、Charge Remaining、Current Load、Estimated Time Remaining のチャネルが含まれています。なお、このセンサーを使用するには、PRTG の「実験的な機能」で「ベータセンサー」を有効にする必要があります。
SSH Meminfo v2
- Secure Shell (SSH) を使用して Linux/Unix システムのメモリ使用状況を監視する「SSH Meminfo v2」センサーを試用できます。このセンサーには、Available Memory (bytes) と Percent Available Memory (%) のチャネルが含まれています。なお、このセンサーを使用するには、PRTG の「実験的な機能」で「ベータセンサー」を有効にする必要があります。
SSH Load Average v2
- Secure Shell (SSH) を使用して Linux/Unix システムの平均負荷を監視する「SSH Load Average v2」センサーを試用できます。このセンサーには、1 Minute、5 Minutes、15 Minutes のチャネルが含まれており、一定のスキャン間隔内の平均システム負荷を反映します。なお、このセンサーを使用するには、PRTG の「実験的な機能」で「ベータセンサー」を有効にする必要があります。
SSH Remote Ping v2
- Linux/macOS X を実行しているシステムと他のデバイス間の接続性を、Internet Control Message Protocol (ICMP) エコー要求(”ping”)および Secure Shell (SSH) を使用してリモートで監視する「SSH Remote Ping v2」センサーを試用できます。このセンサーには、Avg. Response、Max Response、Min Response、Packet Loss のチャネルが含まれています。応答時間はリモートデバイスから計測されます。なお、このセンサーを使用するには、PRTG の「実験的な機能」で「ベータセンサー」を有効にする必要があります。
SNMP トラフィック v2
- 「SNMP トラフィック v2」センサーで、センサー作成後に「The interface [interface] was not found」というメッセージとともに失敗する問題を修正しました。センサーのログには「The requested index value [interface] was not found in the SNMP table column Descr」というエラーメッセージも表示される場合がありました。この問題は、SNMP エージェントが文字列の長さにnull終端を含めて送信する稀なケースで発生し、センサーのスキャン時にエラーが発生していました。このため、テーブルインデックスの比較においてnull終端バイトを削除しました。
API
- 「/api/health.json」API コールを使用して、アプリケーションサーバーのヘルス値を確認できるようになりました。結果には、「APIRequests」、「Health」、「MemoryUsed」など、アプリケーションサーバーに関するすべての情報が表示されます。また、サーバーが稼働中か停止しているかを示す「State」フィールドも含まれます。なお、ヘルスデータは PRTGコアで10分ごとに更新されます。
- 「devices/{id}」エンドポイントに対する GET および PATCH リクエストを使用して、デバイス設定の「Linux/Solaris/macOS (SSH/WBEM)システムの資格情報」、「Cisco Meraki の資格情報」、「Microsoft 365 の資格情報」の設定を、取得および編集できるようになりました。
- 「/experimental/objects/types」という実験的エンドポイントへの GET リクエストを送信することで、指定した親デバイスに作成可能なすべてのオブジェクトのリストを取得できます。
- OpenAPI SpecificationにおけるPRTG API v2リファレンスドキュメントに、実験的エンドポイントのテーブルを追加しました。このテーブルは「Overview: Maturity of endpoints」にあります。
- エンドポイント「/api/v2/settings/public」を更新し、PRTGのシングルサインオン(SSO)ログインに関する情報を取得および表示できるようにしました。このエンドポイントにGETリクエストを送信すると、PRTGでSSOが使用されている場合 (「has_sso: true」)、または使用されていない場合 (「has_sso: false」) が表示されます。さらに、使用されているプロバイダーの名前(例: 「name: okta」)も表示されます。
- エンドポイント「GET /users/{id}/api-keys」の問題を修正しました。このエンドポイントでは、APIキーのアクセスレベルが整数値として返される代わりに、文字列として返されるようになりました(例: 「access-level: 1」ではなく「read」、「acknowledge」、「write」、「full」などが返されます)。
- 「/schemas/{kind}」エンドポイントで、「kind=device」の場合にコメントグループ設定を取得できるようになりました。この設定はデフォルトでは含まれませんが、リクエストURLに「include」パラメーターを使用することで取得できます。また、この設定は「/devices/{id}」にPATCHリクエストを送信することで編集も可能です。
- 「/schemas/{kind}」エンドポイントの問題を修正しました。この問題は、「kind=device」の場合に、「parent」フィールドに値が指定されていない状態で GET リクエストを送信すると、誤ったレスポンスボディが返されていたものです。以前は「The resource could not be found in this endpoint. Check the ID of the object.」というメッセージが返され、原因として「parent ID」が必須であることが明確に示されていませんでした。現在では、同様の状況で「The resource could not be found in this endpoint. Check the ID of the object. Cause: the parent ID is mandatory for schema device and purpose create.」というメッセージが返されるようになっています。
ラボ : 新UI
コンテキストメニュー
- 新しいUIのコンテキストメニューの表現を、より明確で視認性の高いものに改善しました。改善された表現は、センサー、デバイス、チャネル、グループ、プローブのアクションに適用されます。なお、該当する権限がないユーザー(例えば、読み取り専用権限のユーザー)は、コンテキストメニューにアクションボタンが表示されません。
監視
- 削除されたオブジェクト(グループ、デバイス、センサー)がある場合でも、デバイスツリーを通じて操作し、分割表示を確認できるようになりました。右側の分割表示には、例えば「oops… the group could not be found」のような壊れた画像が表示されます。さらに、「Return to monitoring view」のリダイレクトリンクも表示されます。該当するオブジェクトに対する権限がない場合、アクセス拒否のエラーメッセージがページに表示されます。
PRTGチケットシステム
- 新しいUIでPRTGチケットタブにアクセスできるようになりました(必要な権限がある場合)。チケットセクションでは、関連するチケットの割り当て、編集、解決、クローズ、優先度の変更が可能です。
ユーザーアカウント
- PRTGシステム管理の「複数のユーザーの追加」オプションで、複数のユーザーを追加する際に発生していた問題を修正しました。変更を「OK」で確認せずに一定時間経過すると、「ユーザー追加」のポップアップウィンドウにエラーメッセージが表示される問題が発生していました。
改善 : その他
PRTG全般
- その他、さまざまな細かい修正と改善、ユーザーマニュアルの更新をしました。
言語
- ドイツ語とスペイン語の言語ファイルを更新しました。
2024-9-25 – Version 24.3.100.1361
改善 : サーバー
OpenSSL 3.0.13への更新
- OpenSSLは2023年9月末に1.1.1シリーズのサポートを終了したため、安全な通信を確保するために、OpenSSLのバージョンを3.0.13に更新しました。「プローブ接続」および「PRTG ウェブサーバー」設定において、以下のTLSバージョンがサポートされます:TLS 1.3、TLS 1.2、TLS 1.1、TLS 1.0。
- このPRTGのバージョンにアップデートすると、OpenSSL 1.0.2がサポートされていないため、ミニプローブを新しく追加できなくなることに注意してください。既存のミニプローブに影響はありません。詳しくはナレッジベースの記事をご覧ください: <https://kb.paessler.com/en/topic/61108>
変更 : サーバー
通知
- PRTGの通知機能「Microsoft Teams のメッセージを送信」のTeams Webhook機能を変更しました。これは、MicrosoftがMicrosoft Teams内のOffice 365コネクタを廃止するためです。2025年まで旧ウェブフックを使用することは可能ですが、Microsoftは、Webhookリクエストからメッセージを投稿するワークフローに使用できる新しいWorkflowsアプリを提供しています。このPRTGのバージョンでは、「Microsoft Teams のメッセージを送信」通知が、Microsoft Teams内で設定できるWorkflowsのWebhookをサポートします。
- Teamsの通知をPRTGで設定する方法については、ナレッジベースの記事を参照してください:<https://kb.paessler.com/en/topic/80010>
改善 : センサー
Cisco Meraki ネットワークの正常性センサー
- Cisco Meraki ネットワークの正常性センサー内で使用されるAPIコールを更新しました。以前使用していたAPIコール「/organizations/{organizationId}/devices/statuses」は、廃止になりました。
EXE/スクリプトセンサー
- EXE/スクリプトおよびEXE/スクリプト(アドバンスト)センサーの設定「パラメーター」のツールチップテキスト情報を改善しました。「パラメーター」のツールチップアイコンにカーソルを合わせると、以下の追加情報が表示されます:: This setting can pose a security risk because sensitive information in the parameters appear in the sensor log. Use placeholders like %windowspassword or %scriptplaceholder1 to encrypt sensitive information and enable PowerShell Security Enhancement under Setup | Monitoring | Experimental Features to increase your security.
- ※JTC注釈:本バージョン公開時点では日本語UIで情報が表示されませんが、今後のバージョンで表示される見込みです。
FortiGate VPN の概要センサー
- このPRTGバージョンでは、新しい設定「Virtual Domain Settings (VDOM)」を導入しました。センサーの作成時に、このセンサーが監視する仮想ドメインを選択できます。既存のセンサーはデフォルトで「root」が設定されるため、影響はありません。
HTTP v2
- デバイスに適切に設定されたHTTP v2センサーを追加している場合、そのセンサーをデバイステンプレートに含めることができるようになりました。HTTPエンドポイントがステータス200(OK)を返したときに、テンプレート化されたセンサーと同じ設定でデバイステンプレートが作成されます。異なるステータスコードが必要な場合は、テンプレートを後から編集することも可能です。
Probeの安定性
- PRTGのProbeレベルでの安定性を向上させ、probe.logでのアクセス違反やProbeサービスの停止などの問題のリスクを回避しました。
修正 : サーバー
APIキー
- PRTG API v2を介してAPIキーに変更を加えた際に、ユーザーアカウントの「履歴」タブに保存されない問題を修正しました。たとえば、「/api/v2/users/api-keys/」エンドポイントを使用してAPIキーを作成または変更した場合、その変更がユーザーアカウントの「履歴」タブに記録されていませんでした。
PRTGプローブ
- 非常に高い遅延で通信プロトコルを使って接続しているとき、プローブが時々切断される問題を修正しました。
修正 : センサー
DNS v2センサー
- 「クエリタイプ」が「ホストアドレス IPv6(AAAA)」または「ホストアドレス IPv4(A)(デフォルト)」のDNS v2センサーにおいて、ホスト名から返されたIPアドレスのうち1つだけを対象としていた問題を修正しました。例えば、IPv4とIPv6のアドレスを持つ同じDNSエントリを異なるデバイスでチェックした際に、IPv6のエントリが欠けてるか無効な場合、IPv4とIPv6の両方のセンサーが失敗していましたが、本来はIPv6デバイス上のセンサーだけが失敗すべきでした。
MQTT ラウンドトリップセンサー
- 設定「MQTT 固有」の「トピック」でデフォルト値が正しく表示されない問題を修正しました。以前は、センサーのトピックが「PRTG/roundtrip/%%sensorid」と表示されていました。
WMI イベントログセンサー
- WMI イベントログセンサーで、このセンサータイプを含むデバイステンプレートを使用して自動検出を実行した際、設定のログファイルのエントリが欠落していた問題を修正しました。
修正 : Web GUI
マップ
- 以前のPRTGバージョンで、SNMP アップタイム v2センサーがマッププロパティの「システム最長アップタイム」と「システム最短アップタイム」のトップ10リストに表示されない問題を修正しました。システム内の他のSNMPアップタイムおよびWMIアップタイムセンサーはリストに表示されていたものの、SNMP アップタイム v2が欠けていました。
改善 : マルチプラットフォームプローブ
PRTG設定
- PRTG設定メニューの「オプションのダウンロード」下に、マルチプラットフォームプローブ用の追加セクションが表示されるようになりました。このセクションは「Remote Probes」というメニュー項目にあり、インストールガイド付きのマルチプラットフォームプローブマニュアルへのリンク、必要なNATSサーバーのダウンロードリンク(PRTGインストーラー用)およびPaessler Linuxパッケージリポジトリ(Debian、Ubuntu、RHEL)の手順書が含まれています。RHELのダウンロードリンクはリポジトリ設定の手順を指しています。RPMパッケージは、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) バージョン9を実行しているLinuxシステムにインストールできます。
PRTG のステータス
- PRTG のステータスページの「プローブ」セクションから、接続されたマルチプラットフォームプローブについての「マルチプラットフォームプローブ用の.NETをインストールする必要があります」という通知を削除しました。
修正 : PRTG App for Desktop
システムインフォメーション
- PRTG App for Desktopで、一部のデバイスに対してシステムインフォメーションページが表示さPRTG App for Desktopで、一部のデバイスに対してシステムインフォメーションページが表示されない問題を修正しました。また、API呼び出し https:///api/table.json?id= では、シリアル番号のようなパラメーターがNULLとして返されていました。この問題は、PRTG App for Desktopが返されたJSONテーブルを文字列ではなく数値として解釈したために発生し、その結果、システムインフォメーションフィールドが空になっていました。
注意 : インストーラー
セキュリティ
- PRTGインストーラーの信頼性を以下のバージョンとリリースチャネルのSecure Hash Algorithmsで確認できます。
Preview 24.3.100.1361
sha256_exe B25CCF26E64890D53F26B5FF2F438864D07F6C4C5CA612053F6E709074488AD8
sha256_zip BC6A5EEE27CEA8D9B30EA903A3E7FC2834F393D77C9FAAA6B86E0FFEB8E8AAEA
ラボ : センサー
Cisco WLC Access Point Overviewセンサー
- Cisco WLC Access Point Overview (ベータ)センサーをデバイステンプレートに含めることができるようになりました。新しいデバイスで前述のデバイステンプレートを使用して自動検出を実行すると、センサーが作成されます。このセンサーを使用するには、まずPRTG設定の「実験的な機能」でベータ機能を有効にする必要があることに注意してください。
REST カスタム v2センサー
- REST カスタム v2 (ベータ)センサーをデバイステンプレートに含めることができるようになりました。新しいデバイスで前述のデバイステンプレートを使用して自動検出を実行すると、センサーが作成されます。このセンサーを使用するには、まずPRTG設定の「実験的な機能」でベータ機能を有効にする必要があることに注意してください。
SNMP カスタム v2センサー
- SNMP カスタム v2 (ベータ)センサーをデバイステンプレートに含めることができるようになりました。新しいデバイスで前述のデバイステンプレートを使用して自動検出を実行すると、センサーが作成されます。このセンサーを使用するには、まずPRTG設定の「実験的な機能」でベータ機能を有効にする必要があることに注意してください。
SSH INodes Free v2センサー
- Linux/UnixおよびmacOSシステムのディスク上の空きインデックスノードをSecure Shell(SSH)経由で監視する実験的なSSH INodes Free v2 (ベータ)センサーを試すことができます。このセンサーはマルチプラットフォームプローブでも動作するように書き直されています。これまでのSSH inode の空き領域センサーと同様に、ダウンタイムと空きINodes [マウント]のチャネルを持っています。このセンサーではSSHエンジンの互換モードはサポートされなくなっています。この機能は以前のPRTGバージョンで既に非推奨とされています。また、デバイステンプレートにSSH INodes Free v2センサーを含めることができるようになりました。新しいデバイスに対して前述のデバイステンプレートで自動検出を実行すると、センサーが作成されます。このセンサーを使用するには、まずPRTG設定の「実験的な機能」でベータ機能を有効にする必要があることに注意してください。
ラボ : PRTG API v2
API
- PRTG APIv2の/devices/{id}エンドポイントで、GETまたはPATCHリクエストを使用してセンサーのスキャン間隔を編集できるようになりました。
- スキーマエンドポイント/schemas/kindで、kind=deviceの際に親オブジェクトの下に新規作成する目的でGETリクエストを実行すると、デバイス設定が表示されない問題を修正しました。以前のPRTGバージョンでは、継承可能としてマークされたセクションが表示されないことがありましたが、現在では表示されるようになりました。以下のデバイス設定が、前述のAPIコールで利用できるようになりました: cloudcredentials、dbcredentials、paessler-http-credentials_section、paessler-microsoftazure-azure_credentials_section、paessler-rest-authentication_section、scriptplaceholdergroup、vmwareconnection、windowsconnection
- 「Schedules」「Dependencies」「Maintenance Window」という設定セクションが追加され、デバイススキーマAPIで利用可能になりました。GETおよびPATCHリクエストを通じて、/devices/エンドポイントからこれらの設定を編集および表示できます。日付と時刻はUTCフォーマットで表示され(例:2024-07-04T19:58:00Z)、GET device/idを使用して、scheduledependency_inheritance: true 経由で継承された設定も取得できます。
- また、GET /experimental/devicesエンドポイントにおいて、グループまたはそのグループ内のデバイスが一時停止している場合に、parenttagsの値が返されない問題を修正しました。
- さらに、GET /probes/idエンドポイントにおいて、/probes/{probeId}/pauseでPOSTリクエストを使って事前にメッセージ付きでローカルプローブを一時停止した場合、status_infoフィールドの値が返されない問題を修正しました。
- GETまたはPATCHリクエストで/devices/{id}エンドポイントの情報を取得し、編集できるようになりました。例えば、usergroupidのルックアップはGETエンドポイント/api/v2/setting-lookups/usergroupidで確認でき、PATCHリクエストの場合は/devices/{id}エンドポイントを使用します。PATCHリクエストを実行する際には、GETリクエストと同じ配列の要素数およびusergroupidsが含まれている必要があることに注意してください。
- 最後に、/experimental/channelsエンドポイントで特定のセンサーIDに対してGETリクエストを実行した際に発生する問題を修正しました。以前は、200(OK)の応答の代わりにServer.logに実行時エラー「invalid memory address」または「nil pointer dereference」が表示されていましたが、これを解消しました。
エンドポイントの廃止
- このPRTGバージョンでは、PRTG API v2のいくつかのエンドポイントが廃止されることをお知らせします。エンドポイントの廃止とは、将来的に削除または置き換えられることを意味します。たとえば、GET /channelsエンドポイントは/channels/{id}および/experimental/channelsに置き換えられます。なお、experimentalエンドポイントは変更される可能性がありますが、Stable版のエンドポイントになる予定です。これに伴い、次のexperimentalエンドポイントが削除されました: GET /experimental/devices/id/settings、GET /experimental/sensors/id/settings。
- OpenAPIドキュメントの/overviewセクションに、フィルタリング、パラメーターの追加、およびエンドポイントの成熟度に関する詳細情報を追加しました。すべての関連ドキュメントについては、次のナレッジベース記事をご参照ください:https://kb.paessler.com/en/topic/91894
Swagger UI
- APIコールに対する自動生成される一般的な例が機能しなくなり、これらの例の返されるレスポンスが正しくなかった問題を修正しました。たとえば、GET ChannelsコールをExample Channelsで開いた際、すべての利用可能なフィールドや正しい名前がExample Valueに表示されない状況がありました。。Swagger UIを開くには、http(s)://:Port/api/v2/oas/を入力する必要があります。
ラボ : 新UI
グループの追加
- 新しいUIでは、プローブおよびグループレベルで、コンテキストメニューやアクションボタンを使用して、該当するユーザー権限でグループを作成できるようになりました。グループを作成した後は、グループが作成された親オブジェクトにリダイレクトされます。なお、ルートレベルにはグループを追加できない点にご注意ください。
カラーモード
- PRTGのクラシックインターフェースで「カラーモード」で「暗」を選択し、その後、新UIを開いた際に発生する問題を修正しました。以前は、レポートやセンサー設定など、一部の設定やページがダークモードで表示されず、「明(デフォルト)」で表示されることがありました。
Edit Channel Setting
- センサーのコンテキストメニューを開いた際に、「Edit Settings」が2回表示される問題の文言を調整しました。歯車アイコン付きのメニューオプションは、本来「Edit Settings」ではなく、「Edit Channel Settings」であるべきでした。
ログイン動作
- PRTGにログインしている際、設定のシステムページへ移動しようとした場合に、15分間の非アクティブ状態の後、自動的にログアウトされるタイムアウト機能を追加しました。その後、「Please re-enter your credentials to gain access to admin settings.」というメッセージが表示されます。再度ログイン情報を入力すると、タイムアウト前に移動しようとしていたページにリダイレクトされます。
マップ
- マップ内のリンクされたオブジェクトがPRTGクラシックインターフェースで開く問題を修正しました。この問題は、マップのプロパティで「オブジェクトを選択する」オプションを使用してリンクを作成する際に発生しました。その結果、リンクは新しいUIではなくPRTGクラシックインターフェースにリダイレクトされていました。
Monitoring
- Monitoringオプションに移動する際、またはその中でFirefoxブラウザのコンソールで発生していた問題を修正しました。表示されていたJavaScriptエラーメッセージは「uncaught (in promise)」でした。
モバイルビュー
- 新UIのモバイルビューにおいて、ルックアップバーがデスクトップビューと同じ色モードで表示されない問題を修正しました。
ナビゲーション
- 「Logs」と「Maps」のタブをホームアイコンの下にあるメインメニューに追加しました。これにより、新UI内でマップを作成、編集、表示できるようになり、オブジェクトのログも確認できます。Logsタブを開くと、オブジェクトに対して「Filter: paused/resumed 」などを選択できる追加のフィルターオプション「Choose Filter」が表示されます。なお、マップのローテーション機能は現在、新UIでは無効になっています。
PRTG設定
- 新UIで、管理権限を持たないユーザー向けの設定ページを改善しました。これにより、PRTGのSettingsページに「Account Settings」「Optional Downloads」「Support」のセクションが追加されました。アカウント設定では、APIキーやマイアカウントの設定を管理するオプションがあります。なお、読み取り専用権限のユーザーは設定のメインページにアクセスできず「Error 403 – Page access forbidden」が表示されることにご注意ください。
設定
- 新UIで、iframeページに含まれるオブジェクトに対してコンテキストメニューが利用可能になっていた問題を修正しました。例えば、Inherit from locationのような設定で親オブジェクトを右クリックした場合、このケースでは利用できないはずのコンテキストメニューが開いていました。
システム設定
- 管理者権限を持つアカウントでログインしている場合、新UIでPRTG設定ページの設定を表示および編集できるようになりました。ただし、新UIでライセンス情報を更新しようとすると、クラシックUIにリダイレクトします。
View settings
- キーボードの矢印キーを使ってサンバーストビューからツリービューへ、またはその逆へ移動し、Enterをクリックして確定したときに発生する問題を修正しました。以前は、「An unknown error occurred. If necessary, try to reload the page.」というメッセージが表示されていました。
改善 : その他
PRTG全般
- その他、さまざまな細かい修正と改善、ユーザーマニュアルの更新をしました。
言語
- ドイツ語とスペイン語の言語ファイルを更新しました。
2024-7-31 – Version 24.3.98.1210
新規 : ITOPS BOARD 3.17.0
改善と修正
- このリリースでは、保存された検索に基づいて通知を設定できる機能が導入されました。たとえば、「Critical Computers」という保存された検索を使用して、その検索結果が見つかった際に通知を受け取ることができます。この機能を使用するには、各検索をそれぞれの「board」にピン留めする必要があります。その後、検索条件が満たされたときに通知がトリガーされるように設定できます。
- 新しいナビゲーションメニューは、データを使用方法に応じて整理することで、インターフェイスの使いやすさを向上させます。利用可能なメニューは以下の通りです:「Data Analysis」、「Explore」、「Settings」、「Help」。
- リモートエージェントをデプロイしている場合は、このリリースに合わせてアップグレードする必要があります。最新のリモートエージェントを取得するには、「Agents」タブで「Download Agent」ボタンをクリックし、その後「Save」をクリックしてインストーラーのzipファイルをダウンロードしてください。この手順は管理者が実行する必要があります。
新規 : Multi-platform probe 2.0.0+12481
新機能
- このリリースでは、マルチプラットフォームプローブに対応した一部のセンサータイプに対して、デバイステンプレート機能が導入されました。デバイステンプレートファイルには、マルチプラットフォームプローブがサポートするセンサーで、かつデバイステンプレート機能に対応したもののみを含めることができます(いくつかの例外を除く)。
- マルチプラットフォームプローブで「自動検出グループの追加」機能を使用し、「特定デバイステンプレートを使用した自動検出」オプションを選択するか、特定のデバイスに対して「テンプレートを使用して自動検出を実行する」を使用できるようになりました。この機能は、マルチプラットフォームプローブがサポートするセンサーで、かつデバイステンプレート機能に対応したものにのみ利用可能です(いくつかの例外を除く)。
- RPMパッケージをパッケージマネージャーから直接ダウンロードしてインストールできるようになりました。Paessler Linuxパッケージリポジトリはこちらで見つけることができます。
- このリリースでは、マルチプラットフォームプローブがベータ版の「Cisco WLC Access Point Overview」センサーをサポートするようになりました。
- マルチプラットフォームプローブの詳細および使用方法については、「Multi-Platform Probe for PRTG」マニュアルをご参照ください。このリリースの詳細なリリースノートについては、ナレッジベースの記事をご参照ください:<https://kb.paessler.com/en/topic/91826>
改善 : セキュリティ
ウェブサーバー
- このPRTGバージョンでは、セキュリティと安定性を向上させるための様々な修正を行いました。
新規 : センサー
スクリプト v2 センサー
- スクリプト v2センサーは、このPRTGバージョンでベータ版を終了し、正式にサポートされるようになりました。このセンサータイプはPRTGバージョン23.1.82.2074で実験的なセンサーとして導入されました。センサーはPythonスクリプトを実行し、JSON形式でデータを返し、終了コードを表示します。この方法により、PRTGにデフォルトで用意されていないカスタムスクリプトセンサーを作成できます。
- 利用可能なサンプルスクリプトとその使用方法については、ナレッジベースの記事をご参照ください。<https://kb.paessler.com/en/topic/91349>
改善 : サーバー
API キー
- PRTGの「設定 | アカウント設定」で、作成したAPIキーをマルチエディット選択で削除できるようになりました。以前は、APIキーは個別にしか削除できませんでした。削除したAPIキーごとに、ユーザーアカウント設定の「履歴」タブにエントリが追加されます。
自動検出
- 自動検出設定に複数のサブネットを追加できるようになりました。複数のIPアドレスとサブネットを含める場合は、「IP アドレスとサブネット(IPv4)」フィールドにカンマ区切りのリストとして入力します。この機能はIPv4サブネットのみに適用され、IPv6には対応していません。
改善 : センサー
NetApp v2センサー
- 以前のPRTGバージョンでサポートされていなかったNetApp v2センサーの使用可能なルックアップ値を更新しました。たとえば、NetApp システム正常性 v2センサーは、「Storage Configuration Path」チャネルの「Up」ステータスに対して、「Tri Path」、「Tri Path HA」、「Virtual state」という値をサポートするようになりました。その他のNetApp v2センサーでルックアップ値が追加されたものには、NetApp SnapMirror v2センサーの「Mirror State」と「Policy Type」チャネル、NetApp NIC v2センサーの「State」チャネルがあります。
Microsoft Azure
- このPRTGバージョンでは、「Microsoft Azure の資格情報」に新しい設定「Microsoft Azure Management Endpoint」が導入されました。この設定により、デフォルトのURLである「management.azure.com」とは異なるリージョンのAPIエンドポイントに変更し、Microsoft Azure SQL DatabaseセンサーやMicrosoft Azure ストレージアカウントセンサーなどのMicrosoft Azureセンサーを使用できるようになります。この設定はデフォルトではロックされており、リクエストに応じて編集可能です。
センサーメッセージ
- センサーの資格情報やログファイルを確認する必要があるときに表示されるエラーメッセージを改善しました。対象のセンサーには、AWSセンサー、EXE/スクリプトセンサー、Zoomセンサー、Veeamセンサー、OPC UAセンサー、Cloudセンサーが含まれます。以前のエラーメッセージでは、「結果を保存する」設定がデフォルトで無効であり、ログファイルを確認する前にこの設定を有効にしてセンサーの再スキャンを実行する必要があることが示されていませんでした。新しいエラーメッセージは次の例のようになりました:「The sensor could not authenticate with AWS. Check your credentials for AWS or select ‘Store result’ under Debug Options | Result Handling in the sensor settings, rescan, and check the \\Logs\\sensors subfolder of the PRTG data directory on the probe system.」
変更 : センサー
EXE/Script センサー
- 不要になったので、「Sensor System」から次のライブラリを削除しました:MongoDB.Bson.dll, MongoDB.Driver.dll, Mono.Security.dll。これらのライブラリは、PRTGバージョン16.2.23で非推奨と発表し、PRTGバージョン16.3.25で最終的にPRTGから削除したMongoDB System Healthセンサーの残骸でした。
修正 : サーバー
API コール
- 負の値の平均間隔で履歴データレポート作成のAPIコールを使用した時、PRTGコアサーバーのCPU使用率が高くなる問題を修正しました。この場合、PRTGは不適切なAPIコールとみなし、何がタイムアウトを起こしたか応答せず、CPUの使用率が高くなりました。
API キー
- APIキーの割り当てられたユーザーが削除されたり、対応するユーザーグループから移動されたりした時、正しいアクセスレベルを表示しないAPIキーの問題を修正しました。該当ユーザーの最新かつ使用中のアクセスレベルを表示する「有効なアクセスレベル」の項目がAPIキー一覧に追加されました。
PRTG コアサーバー
- 以前のPRTGバージョン24.2.94にアップデートした時に発生した、特定のケースでPRTGコアサーバーサービスが開始できず、再起動もできなくなった問題を修正しました。PRTG Webインターフェイスはタイムアウトを表示したり、ログイン後にロードし続けたりしました。また、稀にPRTGバージョン24.2.94へのアップデートが成功した場合でも、Webインターフェイスのページ読み込みが非常に遅くなり、core.logに「ReadLock」のエントリが記録されることがありました。この問題は、さらに以前のPRTGバージョン24.1.92.1554にロールバックすると問題は解決します。
リモートプローブ
- リモートプローブでAdministration Toolを起動すると、リモートプローブ上にコアのログファイルが作成される問題を修正しました。ログファイルは「C:\ProgramData\Paessler\PRTG Network Monitor\Logs\core」に作成されました。
リモートプローブインストーラー
- 特定のケースで、リモートプローブインストーラーのウインドウを「×」ボタンで閉じることができない問題を修正しました。この問題は、すでにリモートプローブインストーラーを実行した状態で、コアサーバーへのプローブ接続を許可するため「プローブ接続の設定」を変更した時に発生しました。インストールのプロセスは正常に終了しますが、リモートプローブインストーラーのウインドウを閉じることができませんでした。
修正 : センサー
自動検出
- 次のセンサータイプを含むデバイステンプレートを使って自動検出を実行すると、期待通りにこれらのセンサーがデバイスに追加されます:「 Windows プリントキュー」センサー、「 VMware Datastore(SOAP)」センサー、「SMTP & IMAP ラウンドトリップ」センサー
AWS EC2 v2センサー
- AWS EC2 v2センサーで、「DiskReadOps(Average)」で0の値を受け取ることがあるため、ごく稀に「Channel with ID [ID] is not defined」というエラーメッセージが表示される問題を修正しました。センサースキャン毎に値を期待しているため、0の値を受け取るとこのエラーが発生していました。この問題は、Linuxインスタンスでセンサーを使用した場合に発生しましたが、AWS EC2のWindowsシステムでも発生する可能性があります。
HPE 3PAR ドライブエンクロージャセンサー
- HPE 3PAR ドライブエンクロージャセンサーを、同じプローブ上の同一デバイスで複数使用した場合に発生するいくつかの問題を修正しました。センサーは、「the session could not be started (Cryptographic functions must be set on at least one blocksize)」というメッセージとともにエラーを表示しました。場合によっては、「結果を保存する」機能を有効にするとセンサーが再び動作し、再度無効にすると「原因不明」ステータスに陥ることがありました。
- 重要: この修正により、同じ認証情報で同じデバイスに並列接続できる最大数が制限されます。この制限に達した場合、「too many concurrent connections」というエラーが表示されます。この制限は現在、HPE 3PAR ドライブエンクロージャセンサー内で、同じ認証情報/デバイスの組み合わせに対して同時接続数20にハードコードされています。この問題は、Multi-Platform Probeでも発生していました。
Microsoft Azure
- Microsoft Azureセンサー(例: Microsoft Azure ストレージアカウントセンサー、Microsoft Azure SQL Databaseセンサー、Microsoft Azure サブスクリプションコストセンサー)において、特定のケースで「Result of Sensor」ログに「The sensor could not get a response from the server. 400 (Bad Request)」というエラーが報告される問題を修正しました。この問題は、12時間または24時間のスキャン間隔を使用した際に発生しており、センサーがAzure REST APIで処理できない無効な形式を使用していたためです。
Microsoft Azure/ Microsoft 365センサー
- Microsoft AzureおよびMicrosoft 365センサーが、関連するデバイスに設定されているプロキシ設定を正しく使用するようになりました。以前は、プロキシ設定はログに正しく表示されていたものの、Azure ADログインでは無視されていました。
OPC UA カスタムセンサー
- OPC UA カスタムセンサーが、特定のケースで「No Value is set」というメッセージでエラーとなる問題を修正しました。この問題は、「DisplayName」、「BrowseName」または「Description」属性が空の場合に発生することがありました。
POP3センサー
- POP3センサーを含むデバイスからデバイステンプレートを作成できるようになり、、センサーがデバイスに追加されるようになりました。以前のPRTGバージョンでは、「デバイステンプレートの作成」ダイアログウィンドウをから、成功メッセージ「テンプレートの作成」の結果にセンサーが表示されていたにもかかわらず、センサーはデバイスに追加されませんでした。
プローブのメモリ消費量
- ローカルまたはリモートのプローブで SNMP および HTTP/HTTP Advanced センサーを実行した場合に、特定のケースで発生するプローブのメモリ消費量の増加やメモリリークの可能性を低減しました。最終的に、プローブは「未接続」ステータスになることがありました。このような場合、サービスを再起動しても、しばらくの間しか効果がありませんでした
ProbeWMI.log
- WMIで例外(exception)が発生した際、特にProbeWMI.logでPRTGログのファイルサイズが大きくなるリスクを軽減しました。ファイルサイズが非常に早くに増加したため、ディスクがいっぱいになることがあり、最悪の場合、プローブシステムが正常に動作しなくなることがありました。
Syslog レシーバー、SNMP トラップレシーバーセンサー
- 「デバッグオプション」の「結果の処理」のツールチップヘルプの情報を修正し、センサー結果が保存される正しいファイル名とサブフォルダーを表示するようにしました。両センサータイプともに、ファイルは\Logs\debugサブフォルダー配下「UDP Debug Port [Port][Date].log」となります。
WMI イベントログセンサー
- WMI イベントログセンサーで、センサーがトリガーされたイベントのセンサーイベントメッセージを表示しない問題を修正しました。この問題により、センサーのログタブの「メッセージ」とセンサー名の下にあるセンサーステータスバーに情報が表示されなくなっていました。また、特定のケースではセンサーが「OK」ステータスのみを表示していました。
注意 : インストーラー
セキュリティ
- PRTGインストーラーの信頼性を以下のバージョンとリリースチャネルのSecure Hash Algorithmsで確認できます。
Stable 24.3.98.1210
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ラボ : センサー
Cisco WLC Access Point Overviewセンサー
- Cisco Wireless LAN Controller (WLC)に接続されているアクセスポイントを監視する実験的なCisco WLC Access Point Overviewセンサー(BETA)を試すことができます。このセンサーは、センサー作成時に次の列を表示します:アクセスポイントのMACアドレス、名前、場所、状態、およびIPアドレス、モデル、シリアル番号、スロット数。スロット数はアクセスポイントのラジオとアンテナの数を示します。センサーには、次のチャンネルが含まれます:Operational Status、Admin Status、Max Rx Utilization、Max Tx Utilization、Max Channel Utilization、Client Count、Client Count with Poor SNR(Signal to Noise Ratio)。
修正 : PRTG Multiboard
Template Transfer
- 以前のPRTGバージョン24.2.96.1315で、カスタムデバイステンプレートを1つのPRTGサーバーから別のサーバーに移動するために「Template Transfer(BETA)」機能を使用した際に、PRTG MultiBoardがタイムアウトする問題を修正しました。この機能は、Paessler PRTG Enterpriseライセンスを使用してPRTGを実行している場合にのみ利用可能です。
ラボ : PRTG API v2
API
- PRTG API v2で、リストエンドポイントで特定のオブジェクトをフィルタリングできるようになりました。フィルタリング可能な項目はID、Kind、Status、Host、Hostv6、Tags、Interval、Typeです。フィルタリングは、GETリクエストでexperimental/devicesエンドポイントで機能します。
- experimental/probes/{id}/overviewエンドポイントには、新たに「probe_status」フィールドが追加され、ローカルプローブおよびリモートプローブのステータスが表示されます。GETリクエストを実行すると、レスポンスに以下のプローブ状態が表示されます:Connected、Disconnected、Hello、Banned、Initializing、Waiting、Updating、Manual、Restart。
- Objectsセクションに新しいエンドポイント「/setting-lookups/{lookup-name}」が追加され、設定ルックアップのすべての可能な値を取得できます。ルックアップの名前とアイテムIDは、GETリクエストで入力可能なパラメーターです。
- デバイスポスエンドポイントへのリクエストで無効なボディを送信した際の問題を修正しました。以前は、エラーレスポンスコードが400で「BAD GATEWAY」というメッセージが返されていましたが、現在は無効な値に対して「BAD REQUEST」が返されます。
- 以下のエンドポイントでGETリクエストを使用して特定のオブジェクトをフィルタリングできるようになりました:experimental/sensors、experimental/groups、experimental/probes、experimental/devices。フィルタリング項目はID、Kind、Status、Host、Hostv6、Tags、Interval、Typeです。ただし、experimental/probesエンドポイントでstatus = connectedのフィルタリングは、現在「The provided filter is invalid. Cause: connected is not a valid enumeration value for the field status」というエラーを発生させます。
- 新しいエンドポイント「/channels/{id}」および「/experimental/channels」が追加され、すべてのチャンネル測定値と設定を取得できます。将来的には、これらのエンドポイントを基にしたチャンネル編集機能も提供される予定です。
- この新しいエンドポイントにより、メモリの増加が予想されますが、チャンネルごとに70KBを超えることはありません。<br /> ラボ : New UI<br />設定の編集<br />このPRTGバージョンでは、プローブ、グループ、およびセンサー チャネルレベルでの設定編集オプションが導入されました。デバイスツリー、テーブル、カードのコンテキストメニューを通じて、グループの設定を編集できるようになりました。変更を保存すると、「Settings have been saved. It may take a while for the change to apply.」というメッセージが表示されます。また、ローカルまたはリモートプローブの設定もコンテキストメニューから編集できます。「Edit Probe」をクリックすると、/monitoring/probe/{probeID}/settingsに移動します。センサーのチャネルカードには、追加の「Actions」ボタン「Edit Settings」が表示されます。このボタンをクリックすると、選択したチャネルの変更を行うための新しいダイアログウィンドウが開きます。何も変更しない場合や無効な値を入力した場合、「Save Settings」ボタンは無効のままです。
ログイン
- 非アクティブによるログアウト時に表示されるメッセージを改善しました。以前は「Your have been logged out due to inactivity」というメッセージが表示されていました。
ウェブインターフェイス
- センサーの設定ページにあるリンクが、新しいUIではなく従来のPRTGウェブインターフェイスにリダイレクトされる問題を修正しました。
- デバイスツリー、テーブル、カードのコンテキストメニューからグループの設定を編集できるようになりました。変更を保存すると、「Settings have been saved. It may take a while for the change to apply.」というグラウルメッセージが表示されます。また、ローカルまたはリモートプローブの設定もコンテキストメニューから編集できます。「Edit Probe」をクリックすると、/monitoring/probe/{probeID}/settingsに移動します。
改善 : その他
PRTG全般
- その他、さまざまな細かい修正と改善、ユーザーマニュアルの更新をしました。
言語
- ドイツ語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、日本語、中国語、オランダ語の言語ファイルを更新しました。
センサー言語
- 一部のセンサータイプについて、ドイツ語およびスペイン語の言語ファイルを更新しました。
ユーザーマニュアル
- Veeamセンサー(Veeam バックアップジョブのステータスセンサー、Veeam バックアップジョブステータス詳細センサー)のVeeam Backup Enterprise Managerに関する対応バージョンを更新しました。
- ユーザーマニュアルの「Sorting and Advanced Filtering」セクションにおけるPossible Valuesの情報を更新しました。
2024-6- – Version 24.2.96.1375
改善 : その他
メンテナンス
- PRTGバージョン24.2.96.1375は、今後のPRTGバージョンに必要な複数のコード改善を含むメンテナンスリリースです。
注意 : インストーラー
セキュリティ
- PRTGインストーラーの信頼性を以下のバージョンとリリースチャネルのSecure Hash Algorithmsで確認できます。
- Stable 24.2.96.1375
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sha256_zip 9C3FAB3B68726D51EEB6629DD6EA5532D1AB7C866B2E3EF532C6B0127DEDD448 - Stable 24.2.96.1346
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2024-6-13 – Version 24.2.96.1346
改善 : その他
メンテナンス
- PRTGバージョン24.2.96.1346は、今後のPRTGバージョンに必要な複数のコード改善を含むメンテナンスリリースです。
注意 : インストーラー
セキュリティ
- PRTGインストーラーの信頼性を以下のバージョンとリリースチャネルのSecure Hash Algorithmsで確認できます。
- Stable 24.2.96.1346
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2024-5-28 – Version 24.2.96.1315
改善 : セキュリティ
ウェブサーバー
- このPRTGバージョンでは、セキュリティと安定性を向上させるためのさまざまな修正を提供しています。
改善 : サーバー
通知
- 旧バージョンのPRTGでは、通知テンプレートの「HTTP アクション実行」でHTTPターゲットURLを使用した場合、特定のケースでHTTP通知の配信時間が長くなる問題を改善しました。この問題は、PRTGのSSLに対するフォールバック処理が引き続きTLSで保護された接続を確立しようとしていたために発生しました。エラーには至りませんでしたが、PRTGの待ち時間が長くなることがありました。
改善 : センサー
Ping v2
- デバイステンプレートでPing v2センサーを作成できるようになりました。Ping v2センサーを選択できるデバイスで、「デバイステンプレートを作成」オプションを選択します。Ping v2センサーは、PRTGバージョン24.1.92.1554でBETAステータスではなくなり、完全にサポートされるようになりました。
改善 : マルチプラットフォームプローブ
Probe Adapter
- 接続用のNATSサーバーがセキュアなTLS接続を提供しないが、PRTGの「マルチプラットフォームプローブの接続の設定」がTLSで接続するように設定されている場合、probe adapterログに適切なエラーメッセージが表示されるようになりました。
修正 : サーバー
サポートに問い合わせる
- トライアルライセンスでPRTGを実行している場合、ヘルプバーおよび設定ページの「サポート」セクションで「サポートに問い合わせる」ボタンが表示されない問題を修正しました。この問題は、Paessler PRTG Hosted Monitorにも影響しました。
クラスター
- api/health.jsonのAPIコールで、プローブが接続されているにもかかわらず、クラスタープローブが切断されていると誤って報告される問題を修正しました。PRTGのシステムステータスページの「プローブ」セクションでも、クラスタープローブが未接続として報告されていました。:
ライブラリ
- ライブラリの「ライブラリノードの追加」で「フィルターしたセンサーのコレクションを表示」と「特定のセンサータイプのみを表示」を選択したときに、特定のセンサータイプをフィルタリングできるようになりました。以前のバージョンのPRTGでは、「SSL 証明書」センサーでフィルタリングすると、「SSL セキュリティチェック」センサーもノードに追加されていました。
マップ
- マップローテーションビュー用に2つ以上のパブリックマップをタブで開いた場合、割り当てられたセキュリティコンテキストにもかかわらず、ユーザーがデバイスツリー内のオブジェクトを閲覧できてしまう問題を修正しました。
PRTG Administration Tool
- PRTG Administration Toolを64ビットバージョンで実行した場合に、コアサービスおよびプローブサービスの「サービスの停止」または「サービスを開始(設定変更を無視)」ボタンをクリックしてもエラーが発生しなくなりました。この問題は、以前のStableバージョン24.2.94.1400で発生しましたが、PRTG Administration Toolを32ビットモードで実行した場合は発生しませんでした。この場合に報告されるエラーメッセージは、「One or more required program components of PRTG (PRTG Server.exe, PRTG Probe.exe) could not be found! Please re-run the installation program.」でした。
検索
- 検索結果ページの「さらに表示」ボタンをクリックすると、適切なヘルプドキュメントを取得できるようになりました。以前のPRTGバージョンでは機能せず、たとえば「Core Health」という用語を検索すると、「検索の要求は結果を返しませんでした(Help Documents)。」というメッセージが返されました。また、検索語は正しく解決されず、「core%20health」と表示されました。
シングルサインオン
- シングルサインオンのユーザーアカウントでPRTGにログインしている場合、設定ページの「サポートに問い合わせる」ボタンからすべての関連ファイルを含むサポートバンドルを送信できるようになりました。以前のバージョンのPRTGでは、シングルサインオンユーザーでログインしてサポートバンドルを送信すると、PRTGの過負荷保護が作動し、バンドルにhtmファイルが含まれませんでした。
XMLテーブル
- センサーなどのオブジェクトのタグにアンパサンド「&」が含まれている場合に、クエリされたXMLの応答のテーブルが壊れていた問題を修正しました。
修正 : センサー
AD レプリケーションエラー監視
- このPRTGバージョンにアップデートすると、AD レプリケーションエラー監視センサーが正常に動作するようになります。以前のバージョンのPRTGでは、バージョン23.1.82.2074以降にアップデートすると、センサーが「Replication Neighbor cannot be found」というエラーを報告する場合がありました。この問題は、特定のセンサータイプに対するパスワード送信方法を改善したために発生し、AD レプリケーションエラー監視センサーが正しく処理できなかったことが原因でした。
HTTP v2
- HTTP v2センサーで「センサーの追加」ダイアログでのセンサー作成中に表示された問題を修正しました。「HTTP 固有」セクションで、「URL」の 値が「https://%host/」ではなく「https://%%host/」と表示されていました。この問題は、マルチプラットフォームプローブにセンサーを追加したときにも発生しました。
NetFlowセンサー
- 特定のリモートプローブにFlowセンサーを移動したり、特定のリモートプローブでFlowセンサーを実行していた場合に、リモートプローブが時折「未接続状態」を報告する問題を修正しました。この問題は、NetFlowやsFlowセンサーなどのセンサーで発生していました。Probe.logにはFlowProcessorやFlowSenderのアクセス違反も記録されていました。
注意 : インストーラー
セキュリティ
- PRTGインストーラーの信頼性を以下のバージョンとリリースチャネルのSecure Hash Algorithmsで確認できます。
- Stable 24.2.96.1315
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ラボ : センサー
SNMP トラフィック v2
- SNMP トラフィック v2センサーが一部のケースで作成できず、「The target system did not return a result for the requested OID」というエラーメッセージを報告する問題を修正しました。
ラボ : 新UI
デバイス設定
- 新UIのデバイス設定に、Windows 互換性オプション、SNMP 互換性オプション、およびプロキシ設定のセクションを実装しました。
通知
- 「Notification settings」で時間設定、通知連絡先、通知テンプレートを追加・編集できるようになりました。この機能はモバイルビューでは利用できませんので、ご注意ください。」
通知トリガー
- プローブ、グループ、デバイス、センサーなどのオブジェクトに対して通知トリガーを追加および編集できるようになりました。通知トリガーは、該当するオブジェクトのコンテキストメニューまたは「Actions」ボタンから利用できます
センサー設定
- 新UIでは、編集したいセンサーを右クリックすると、コンテキストメニューからそのセンサーの設定を編集できるようになりました。さらに「Settings」タブや「Sensor Actions」ボタンからもセンサーの設定を編集できます。「Pause Object」や「Scan Now」などの操作を実行することが可能です。変更を保存すると、「Settings have been saved. It may take a while for the change to apply.」というメッセージが表示されます。
ラボ : PRTG API v2
API
- GETリクエストを以下のエンドポイントに送信することで、これらのオブジェクトに関する情報を取得できるようになりました: api/v2/groups/{id}、api/v2/sensors/{id}、api/v2/probes/{id}。
- PRTG APIv2のPOSTリクエストとエンドポイントobject name/id/cloneを使用して、オブジェクト(グループ、デバイス、センサー)をクローンできるようになりました。クローンしたオブジェクトの設定は、元のオブジェクトと同じ設定になります。クローンしたセンサーはセンサー名としてデフォルトで「Clone of」が追加されます。クローン後のオブジェクトは、デフォルトで一時停止ステータスになります。なお、従来のPRTG UIと同じクローンルールが適用されており、ルートグループ、プローブデバイス、およびPRTGシステム内部センサーのような固定オブジェクトはクローンできません。クローン作成時に誤ったオブジェクトIDを入力すると、404 Not Foundエラーが返されます。
PRTG アプリケーションサーバー
- PRTGをアンインストールした際に、PRTG アプリケーションサーバーがパニックログファイルを生成する問題を修正しました。このエラーメッセージは、「Error: could not uninstall system service PRTGAppServer: service PRTGAppServer is not installed」というものでした。この問題は、PRTG アプリケーションサーバーがインストールされていない状態でPRTGをアンインストールした場合に発生していました。
改善 : その他
PRTG全般
- その他、様々な細かい修正と改善、ユーザーマニュアルの更新を行いました。
言語
- ドイツ語、スペイン語、フランス語、オランダ語、ポルトガル語、日本語、中国語、ロシア語の言語ファイルを更新しました。
センサー言語
- 特定のセンサータイプに対して、ドイツ語とスペイン語の言語ファイルを更新しました。
2024-5-2 – Version 24.2.94.1424
修正 : サーバー
PRTGプローブサービス
- PRTGバージョン24.2.94.1400で、プローブのアップデートに失敗し、プローブサービスが開始されない場合がある問題を修正しました。この問題が発生すると、PRTGは「PRTG probe service could not be startet: The service did not respond to the start or control request in a timely fashion」や「Windows could not start the PRTG Porbe Service service on Local Computer Error 1053: The Service did not respond to the start or could request in a timely fashion」といったエラーメッセージを表示しました。まれに、PRTG stableバージョン24.2.94.1400にアップデートしたときに、Coreサービスも影響を受けることがありました。この問題は、Windowsが証明書キャッシュをロードしようとしたため、プローブの起動時に時間がかかりすぎてタイムアウトが発生しました。この問題はPRTGを新規インストールした場合にも影響しました。
注意 : インストーラー
セキュリティ
- PRTGインストーラーの信頼性を以下のバージョンとリリースチャネルのSecure Hash Algorithmsで確認できます。
- Stable 24.2.94.1424
sha256_exe 4E31AA98E569A9E3573AEA848E7B9EA2D1052CADC7371006F48D94302ED1BC18
sha256_zip CBA20E47011623CC98012BA158E335A9C001769508C633D4ECC589D201E69C07
2024-4-10 – Version 24.2.94.1400
新規 : Multi-Platform Probe
安定板のMulti-Platform Probeのリリース
- PRTGのMulti-Platform Probeが多くのフィードバックとテストを経て安定版となりました。これにより、本番環境での使用が推奨されるようになりました。従来のリモートプローブがWindowsシステムで使用される一方で、マルチプラットフォームプローブを利用することで、Debian、Ubuntu、Redhat、ARMベースのシステムなど、さまざまな非Windowsシステムへプローブのデプロイが可能になります。
- 主な特徴:
- クロスプラットフォーム対応:様々な非Windowsオペレーティングシステムにプローブをデプロイ。
- 強化された安定性:Multi-Platform Probeは厳しいテストを経て、安定性と信頼性を確保しています。
- 拡張された使用例:多様なプラットフォームでセンサーとプローブを利用することで、新たな可能性を解き放ちます。モニタリング機能をMulti-Platform Probeでアップグレードしましょう!
- Multi-Platform Probeの詳細や使用方法については、マニュアルをご覧ください。
- このリリースに関する詳細なリリースノートについては、ナレッジベースの記事をご覧ください。https://kb.paessler.com/en/topic/91826
Probe Adapter
- PRTGのウェブインターフェイスで、NATSサーバーへのProbe Adapter接続を設定する必要があります。設定は、「システム管理」の「コア & プローブ」タブの「Multi-Platform Probe Connection Settings」セクションで行います。このセクションでは、Multi-Platform Probe Connectionsを選択し、NATS Server URL、NATS Server Name、NATS Passwordを追加し、NATS Server Certificate Authority Handlingを選択し、最後にConnection Log Levelを選択して、Probe Adapterのログファイルに表示されるログを決定する重大度レベルを定義します。このフィールドでは、ドロップダウンメニューからいずれかのオプションを選択できます: Error、Warning、Info(デフォルト)、Debug、Trace です。
- このPRTGバージョンでは、新しいMulti-Platform Probe Connection Health(Autonomous)センサーを導入しました。このセンサーは、Multi-Platform ProbeとのNATSサーバー接続を通知し、PRTGの「Core & Probes」設定で「Allow multi-platform probe connections」を有効にした場合に自動的に作成されます。 このセンサーには、「NATS Connection state」というチャンネルが付属しており、Disabled、Connected、Disconnectedのルックアップ値があります。 「Allow multi-platform probe connections」の設定を無効にした場合、センサーは対応するエラーメッセージで値「Disabled」を返します。このセンサーはBETAステータスですが、このセンサーを作成するためにBETA機能を有効にする必要はありませんのでご注意ください。このセンサータイプは、Probe AdapterとNATSサーバー間の接続にのみ関係します。
Multi-Platform Probe Connection Settings
- 「Multi-Platform Probe Connection Settings」に「NATS Connection Security」トグルを追加し、使用するセキュリティスキーマを明示的に設定できるようになりました。PRTGコアサーバーをNATSサーバーに接続するための設定が変更され、スキーマはNATS URLにエンコードされるのではなく、明示的なトグルになりました。 「NATS URL」の設定は、NATSサーバーのホスト名とポートで構成される「NATS Server Host」に変更されました。
- このアップデート後、NATS Server Host設定はデフォルトの「localhost:23561」にリセットされるため、ユーザーはNATSサーバーを再設定する必要があります。
- 重要「PRTG Hosted Monitor」の場合:この設定はPRTG Hosted Monitorでは表示されません。Multi-Platform ProbeがPRTG Hosted Monitorで仕様できるようになり次第、お知らせします。
改善 : セキュリティ
PRTG設定ファイル
- PRTG Administration Toolの「製造元にログを送信…」でオプション「設定ファイルを含む(パスワードも含まれます)。」を使用してサポートバンドルを送信する場合、PRTG設定ファイル内のパスワードなどの認証情報がマスクされるようになりました。例えば、355MBのような大きな設定ファイルを持っていて、PRTG Administration Toolを32ビットバージョンで実行すると、PRTGが設定ファイル内の暗号化されたパスワードを隠すことができなかったというメッセージが表示されます。同じ動作が、壊れた設定ファイルでサポートバンドルを送信する場合にも適用されます。この場合、パスワードを含む設定ファイルを含めるかどうかを尋ねられます。
- 現在、64ビットオペレーティングシステム上で実行しているリモートプローブでは、Administration Toolを起動することができません。回避策として、Program Files (x86)フォルダーに移動し、PRTG Network Monitorフォルダーを開き、32ビット版のAdministration Toolを実行してください。この問題は、今後のPRTGバージョンで修正する予定です。
センサー
- EXE/スクリプトおよびEXE/スクリプト(アドバンスト)センサーの「環境」設定の動作が変更され、バッチ(.bat)スクリプトのリモートコード実行を防止するようになりました。この脆弱性は、IT Matters Most GmbHによって発見され、CVE-2024-28055のもとで追跡されています。深刻度は7.2 AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:Hです。ただし、この変更により、バッチ(.bat)スクリプトのパラメーター設定で環境変数プレースホルダーを使用することができなくなり、実行中のカスタムスクリプトが失敗する可能性があることに注意してください。
ウェブサーバー
- ブラウザのユーザーエージェントを介したクロスサイトスクリプティング攻撃の可能性に対してPRTGを強化しました。
- フィッシングなどに利用される可能性のあるオープンリダイレクトを修正しました。深刻度は4.3-Mediumで、CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:L/I:N/A:Nとして計算されます。
- プローブ作成時に起こりうるクロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃に対してPRTGを堅牢化しました。深刻度は6.9-Mediumで、CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:R/S:C/L/I:H/A:Nとして計算されます。
改善 : サーバー
ロギング
- オブジェクトの継承を有効または無効にした場合、デバイスの「履歴」タブにログエントリが表示されるようになりました。例えば、「Windows システムの資格情報」の「引継ぎ元」機能トグルを有効にすると、「デバイス」の「履歴」タブに「Windows システムの資格情報: Inherited」として記録されます。
シングルサインオン
- PRTGユーザー統合におけるMicrosoft Azure ADでのシングルサインオン処理を改善し、ユーザーが100以上のグループに割り当てられている場合のページングのためのMicrosoft Graph APIをサポートしました。以前は、Microsoft Azure AD統合のユーザーが100を超えるグループに割り当てられている場合に、シングルサインオンでPRTGにログインできないという問題が特定のケースで発生していました。グループメンバーシップに関するAccess Tokenの制限のため、PRTGではまだサポートされていないMicrosoft Graph APIに切り替える必要がありました。この場合、ユーザーはログインに失敗したというメッセージが表示されました。Core.logには、ユーザーログインに関する次のようなエラーメッセージも記録されました: 「is no member of SSO groups allowed by PRTG」。
修正 : ウェブGUI
重複の検出
- 「重複の検出」機能(/api/findduplicates.htm)の問題を修正しました。以前は、デバイスのコンテキストメニューから「重複の検出」オプションを選択した場合、受け取る結果が空だった問題がありました。
注意 : センサー
PRTG 24.2.94で廃止されたセンサー
- PRTG 24.2.94で廃止されるセンサー
- このバージョンでは、すでに非推奨となっている以下のセンサーを廃止します:
・Amazon CloudWatchセンサー(PRTGバージョン22.3.78.1873で非推奨)
・クラウド HTTPセンサーおよびクラウド Pingセンサー(PRTGバージョン22.3.78.1873で非推奨)
・DNSセンサー(PRTGバージョン21.2.69.1308で非推奨)
・REST Dell EMCセンサー(PRTGバージョン21.2.67.1531で非推奨) - これらのセンサータイプのいずれかを実行している場合、PRTGをバージョン24.1.94に更新すると、「このセンサータイプは PRTG から削除されました。詳細は https://kb.paessler.com/en/topic/68227 を参照してください。(code:PE258)」というエラーメッセージが表示されます。その後、既存のセンサーを一時停止することはできますが、新規に追加することはできません。
- センサーの非推奨と廃止、後継センサーとセンサーの代替品に関する詳細については、ナレッジベースの記事を参照してください:https://kb.paessler.com/en/topic/90680、https://kb.paessler.com/en/topic/89505
変更 : センサー
VMware Datastore(SOAP)センサー
- VMware Datastore(SOAP)センサーの「チャネルの単位設定」のバイト(ファイル)をバイト(ディスク)に変更しました。この変更は、このセンサータイプを新規に追加した場合にのみ有効になり、既存のセンサーには影響しませんのでご注意ください。
修正 : センサー
HTTP トランザクションセンサー
- HTTP トランザクションセンサーにおいて、特定のケースでターゲットURLにアクセスできなくなり、「String not found」というエラーメッセージが表示されました。センサー設定で「互換エンジン」に変更した場合に「Object reference not set to an instance of an object」というエラーメッセージが表示される問題を修正しました。
メモリ
- MQTTセンサーとOPC UAセンサーをシステム上で動作させた場合、特にMulti-Platform Probeでメモリ消費量が多くなる問題を修正しました。また、MQTTライブラリをバージョン1.3.13に更新し、いくつかの問題を修正しました。
Microsoft Azure SQL Databaseセンサー
- Microsoft Azure SQL Databaseセンサーは、監視対象の単一データベースまたはエラスティックプールの状態がOnlineまたはReadyではない場合でも、対応するセンサーメッセージを表示するようになりました。以前は、例えば、クエリされたデータベースが「Paused」状態の場合に、センサーはエラーメッセージ「The queried field “average,count,maximum,minimum,total” is empty」と報告していました。
Oracle SQL v2
- Oracle SQL v2センサーに関する問題を修正しました。以前は、Oracle Data Access Components(ODAC)がインストールされているシステム(例:リモートプローブなど)でセンサーが追加された場合、「The type initializer for OracleInternal.Common.ProviderConfig threw an exception」というエラーが報告されました。この場合、Oracleのアセンブリ参照の1つが一致しないため、センサーがエラー状態になりました。
一方向 QoS(Quality of Service)センサー
- QoS(Quality of Service)One Wayセンサーは、このセンサータイプを作成する際に、「QoS 計測」の「ターゲットプローブ」セクションにIPアドレスを表示しません。以前は、このセンサーはローカルプローブに対して127.0.0.1を表示していましたが、これは実際のプローブIDを反映していませんでした。
センサーログ
- センサーの設定で「デバッグオプション」の「結果を保存する」オプションを有効にすると、Result of Sensor.txtファイルは更新されます。以前のバージョンのPRTGでは、センサータイプによってはResult of Sensor.txtファイルの更新が機能しませんでした。この問題は、Traceroute ホップ数センサー、Windows プリントキューセンサー、AD レプリケーションエラー監視センサーなどのセンサータイプに影響しました。
センサーメッセージ
- センサーが一定時間後に突然 「OK」のみを表示する問題を修正しました。このケースでは、ProbeからCoreに送信されたメッセージに何らかの理由で空の文字列が含まれていた場合、センサーのメッセージが元々のものから「OK」に戻りました。この問題は、WMI カスタム文字列センサー、SNMP カスタム文字列センサー、REST カスタム v2センサーなどのセンサータイプで発生しました。
センサー設定
- SNMP カスタム v2センサーなどの特定のセンサータイプで発生した問題を修正しました。「時間設定、依存関係、一時的メンテナンス期間」セクションで、ヘルプボックスに重なる追加のテキストが表示されていました。さらに、「メンテナンス開始」と「メンテナンス終了」のデフォルトの日付が正しく表示されていませんでしたが、これも修正しました。
SNMP HPE ProLiant 物理ディスクセンサー
- SNMP HPE ProLiant 物理ディスクセンサーで、複数のディスクを追加し、少なくとも1つのディスクに欠陥がある(たとえばシリアル番号やモデル値が報告されなかった)場合に、エラーメッセージ「Disk: Required field, not defined」が報告される問題を修正しました。その結果、センサーは作成できず、さらにPRTGの設定ファイルも保存できなくなりました。SNMP HPE ProLiant 物理ディスクセンサーに欠陥のあるディスクが含まれていても、PRTGの設定ファイルを保存できるようになりました。
SNMP メモリセンサー
- SNMP メモリセンサーにおいて、特定の場合にエラーメッセージ「(value)’ is not a valid integer value」が報告される問題を修正しました。この問題は、一部のデバイスがストレージサイズのOID 「hrStorageSize (1.3.6.1.2.1.25.2.3.1.5)」 で整数値ではなくカウンター値を誤って返したために発生しました。そのため、センサーが正しく処理できませんでした。
Windows プリントキューセンサー
- Windows プリントキューセンサーで、監視対象のプリンターがオフラインまたは一時停止している場合に正しいセンサーメッセージが報告されない問題を修正しました。これらの場合、センサーは誤ったステータスメッセージを報告しました。
修正 : サーバー
API
- APIトークンが有効であるにもかかわらず、UnauthorizedというエラーでPRTGへのAPIコールに失敗する場合がある問題を修正しました。例えば、有効なAPIキーを使用してAPIエンドポイント「/api/table.json」でPRTGにアクセスすると、Unauthorizedメッセージが表示されることがありました。
マップ
- 読み取り専用ユーザーがマップ上の1つのオブジェクトにのみアクセスできる場合、パブリックマップの表示が空のウィンドウになる問題を修正しました。この問題は、オブジェクトがコネクタでリンクされており、読み取り専用ユーザーがこれらのオブジェクトのうちの1つにのみアクセス権を持つ場合に発生しました。「ログインせずにマップにリンクする]オプションを使用して、別のシークレットウィンドウでマップ開かれた場合、「セキュリティーコンテクスト」 が読取り専用ユーザーに設定されていても空のページが表示されるだけでした。
- 該当するマップへのアクセス権がないユーザーでPRTGにログインした場合でも、パブリックマップの表示が正常に機能するようになりました。これまでは、パブリックアクセス用のリンクでマップを開いたときに、そのマップの「アクセス権」に「アクセスなし」と設定されているユーザーでPRTGにログインしていると、パブリックアクセス用に設定されているマップにもかかわらず、ページに「マップ更新失敗」と表示されていました。
マルチ編集
- マルチ編集機能を使用する際に、選択したすべてのセンサーの設定を保存できるようになりました。以前のPRTGバージョンでは、この機能が正しく動作しない場合がありました。複数のSNMP トラフィックセンサーを選択し、チャネル「合計トラフィック」の「最大値 (Mbit/秒)」の値を保存しようとした場合、リストの最初のセンサーに対してのみ保存され、マルチエディットで選択したすべてのセンサーに対しては適用されませんでした。
通知
- 特定の特殊文字(例えばアンパサンド&など)を使用すると、SMS通知のテキストが切れてしまう問題を修正しました。
通知トリガー
- 通知トリガー(スピード、ボリューム、閾値トリガー)において、PRTG Web UIで追加した値が正しく保存されない場合がある問題を修正しました。例えば、通知トリガーのスピードトリガーでbit/秒に有効な値を入力した後、その値が0または無効な浮動小数点数で保存されることがありました。この問題は、PRTG App for desktopでも修正されました。
リモートプローブ
- 以前のPRTGバージョンで、新しいリモートプローブをインストールした際、プローブのすべての設定が表示されない問題を修正しました。例えば、リモートプローブを正常に追加し「設定」タブを開くと、「Cisco Meraki の資格情報」が表示されていないことが確認できました。
修正 : PRTG App for desktop
アクセス権
- PRTGのWebインターフェイスで事前にそのユーザーの権限を設定している場合、PRTG App for Desktopの読取り専用ユーザーで警報を確認できるようになりました。これまでは、PRTGで読取り専用ユーザーを作成した後、そのユーザーに「ユーザーに警報の確認を許可する」権限を追加した場合、そのユーザーがPRTG App for Desktopにログインしても、設定が自動的に更新されませんでした。回避策としては、Coreサーバーを再起動するか、ユーザーがPRTG App for Desktopに再度ログインする必要がありました。
自動検出
- PRTG App for Desktopでデバイステンプレートによる自動検出を実行すると、CoreWebServer.logにアクセス拒否のメッセージが表示される問題を修正しました。
プロキシサーバー
- PRTGのプローブ接続の設定でプロキシサーバーを設定している場合に、PRTG App for Desktopでプローブ転送とConfiguration Viewerを使用できるようになりました。以前のPRTGバージョンでは、プローブ転送機能を有効にし、プロキシサーバーを設定している場合、リモートプローブはサーバーに接続できませんでした。カスタムデバイステンプレートを1つのPRTGサーバーから別のPRTGサーバーに転送するベータ機能のTemplate Transferは、設定されたプロキシサーバーでも機能するようになりました。
注意 : 既知の不具合
PRTG アプリケーションサーバー
- 現在、「PRTG Administration Tool」の「サービスのインストール」ボタンまたは「サービスのアンインストール」ボタンを使用してPRTG アプリケーションサーバーのインストールまたはアンインストールができません。「PRTG Administration Tool」はコアサーバーを再起動しますが、その後でPRTG アプリケーションサーバーのインストールまたはアンインストールは行われません。新しいUIおよびAPIv2を使用してPRTG アプリケーションサーバーをインストールする方法については、ナレッジベースの記事を参照してください。https://kb.paessler.com/en/topic/90008
PRTG Administration Tool
- PRTG Administration Toolを64ビットバージョンで実行する場合、PRTG Administration Toolのコアとプローブサービスの[Stop Service]または[Start Service (ignore changed settings)]ボタンをクリックするとエラーが発生します。この場合、PRTG Administration Toolは次のメッセージを表示します:「One or more required program components of PRTG (PRTG Server.exe, PRTG Probe.exe) could not be found! Please re-run the installation program」。 この問題は、PRTG Administration Toolを32bitモードで実行した場合は発生しません。この問題は、今後のPRTGバージョンで修正する予定です。
注意 : インストーラー
セキュリティ
- PRTGインストーラーの信頼性を以下のバージョンとリリースチャネルのSecure Hash Algorithmsで確認できます。
- Stable 24.2.94.1400
- sha256_exe CBC38F35BC3B4F557FE90EE9EAEEC8E1E66D852713A947119D477844D7E0E7D8
- sha256_zip 483CD024BD41BF522292A52C65EB09316518030455362423FC60EFC59354C3F5
ラボ : 新UI
デバイス設定
- 新しいUIおよびAPI v2を使用して、デバイス設定で「Windows システムの資格情報」を設定および管理できるようになりました。これにより、WMIセンサーなどのWindows認証を必要とするセンサーをデバイスで使用できるようになります。利用可能なフィールドには、ドメイン/コンピューター名、ユーザー名、パスワードが含まれます。また、「引継ぎ元」トグルを表示および管理し、有効または無効にすることもできます。Windowsの資格情報は、APIv2のPATCHリクエストを使用してエンドポイント「/api/v2/devices/{id}」で設定した場合にも、新しいUIで表示されます。さらに、新しいUIおよびAPIv2で以下のデバイス設定を編集できるようになりました:VMware/XenServer の資格情報、AWS の資格情報、スクリプトセンサーの資格情報、詳細ネットワーク分析。
モバイル表示
- 新しいUIのモバイル表示において、ナビゲーションを改善しました。メニューアイコンをクリックすると、左側からドロワーが開きます。ナビゲーション中もドロワーは開いたままで、×ボタンで閉じることができます。さらに、サイドバーで「ホーム」を選択すると、「Welcome」と「Quickstart」のセクションへのリンクが表示されます。
API
- エンドポイント「api/v2/users/ID/pause」経由でユーザーを一時停止できる問題を修正しました。ユーザーは一時停止に成功し、ログインできなくなりました。この問題は古いAPIv1には影響しませんでした。
- デバイスを一時停止した後、POSTリクエスト「devices/id/resume」を使用して再開した場合に、デバイスのステータス情報が表示され、GETリクエスト「devices/id」を実行した際にstatus:UPと表示されていた問題を修正しました。ステータス情報は、デバイスが一時停止されている場合にのみ表示されるように修正されました。
- PATCHおよびPOSTエンドポイントが、入力されたlookup値を処理できるようになりました。たとえば、POSTエンドポイント「experimental/groups/{id}/device」では、デバイステンプレートの「discoverytypegroup」を送信できるようになりました。
- エンドポイント「users/{userId}/api-keys」でGETリクエストを実行した場合、PRTGクラシックWebインターフェイスで作成した新しいAPIキーを使用すると、「not found」エラーメッセージが表示される問題を修正しました。
- 「devices/{id}」エンドポイントでデバイス名を変更するPATCHリクエストを実行すると、基本セクションのみが変更される問題を修正しました。
PRTG アプリケーションサーバー
- PythonミニプローブやAndroid用PRTGモバイルプローブなど、PRTG上でミニプローブを実行すると、PRTG アプリケーションサーバーがパニックモードになる問題を修正しました。このような場合、作成されたパニックログに「panic: runtime error: invalid memory address or nil pointer dereference」というエラーが表示されます。
改善 : その他
PRTG全般
- その他、様々な細かい修正と改善、ユーザーマニュアルの更新を行いました。
言語
- ドイツ語、スペイン語の言語ファイルを更新しました。
センサーの言語
- 一部のセンサータイプについて、ドイツ語とスペイン語のファイルを更新しました。
2024-2-14 – Version 24.1.92.1554
新規 : センサー
Cisco Merakiセンサー
- Cisco Meraki ライセンスセンサーは組織のMerakiライセンスを監視し、Cisco Meraki ネットワークの正常性センサーはCisco Merakiネットワークデバイスの状態を監視します。どちらのセンサータイプもCisco Meraki Dashboard APIを使用します。これらのセンサータイプは、PRTGバージョン22.1.74.1869で実験的なセンサーとしてリリースしました。
FortiGate VPN の概要センサー
- このセンサーは、Fortinet FortiGateファイアウォールのVPN接続を監視します。このセンサーは、接続されたSSLクライアントの数、およびアップとダウンの両方のIPsecトンネルの数を表示します。このセンサータイプは、PRTGバージョン22.1.74.1869で実験的なセンサーとしてリリースしました。
HTTP v2センサー
- このセンサーはHTTPリクエスト(HEAD、GET、POST)を送信し、REST Custom v2センサーと同様のプレースホルダーを使用することができます。このセンサータイプは、PRTGバージョン22.4.81.1532で実験的センサーとしてリリースしました。
ローカルフォルダーセンサー
- ローカルフォルダーセンサーは、プローブシステム上のローカルフォルダーを監視します。このセンサータイプは、PRTGバージョン21.3.70.1629で実験的センサーとしてリリースしました。
ネットワーク共有センサー
- ネットワーク共有センサーは、SMB(Server Message Block)またはCIFS(Common Internet File System)によるネットワーク共有を監視します。このセンサータイプは、PRTGバージョン21.4.73.1656で実験的センサーとしてリリースしました。
Ping v2センサー
- Ping v2 センサーには、以前のセンサーとは異なる新しい設定「反転エラーステータス」があります。この新しい設定で「有効」を選択すると、センサーは監視対象デバイスに到達可能な場合にダウンステータスを表示します。Ping v2センサーはIPv6をサポートします。このセンサータイプは、PRTGバージョン22.4.81.1532で実験的なセンサーとしてリリースされました。
Redfish 仮想ディスクセンサー
- このセンサーはRedfish対応サーバーの仮想ディスクを監視し、容量とステータスを表示します。このセンサータイプは、PRTGバージョン21.3.71.1416で実験的センサーとして導入されました。
SNMP アップタイム v2
- このセンサータイプには、既存のSNMP システムアップタイムセンサーと同じ基本設定に加えて、追加の項目「SNMP アップタイム固有」セクションの「データソース」を含み、センサーがアップタイムを取得するオブジェクト識別子(OID)を選択できます。データソースはセンサーのステータスにも表示されます。このセンサータイプは、PRTGバージョン23.2.84.1566で実験的センサーとしてリリースされました。
Soffico Orchestra Scenarioセンサー
- このセンサーは、Orchestraシナリオ内のプロセスのステータスを監視します。このセンサーにはOrchestra 4.8.2.5以降のSofficoライセンスが必要であることに注意してください。このセンサータイプは、PRTGバージョン23.4.90.1299で実験的センサーとしてリリースしました。
改善 : セキュリティ
APIキー
- APIコールリクエストを使用したAPIキーの作成を、与えられたアクセス権と一致するように改善しました。以前は、GETリクエストでaccesslevel_new=fullというパラメーターを使用して読取り/書き込みユーザー向けのAPIキーを作成することが可能でしたが、そのユーザーはAPIキーのアクセス権設定では最大で「書き込みアクセス」しか持っていませんでした。作成されたAPIキーのアクセスレベルは誤って「フルアクセス」と表示されました。
Webインターフェイス
- editlicense.htmエンドポイントに脆弱性があり、攻撃者がユーザーの操作によりライセンスの詳細を変更できる可能性がある問題を修正しました。
Webサーバー
- 悪意のある攻撃者が被害者をだまして、操作されたリンク上で挿入されたJavaScriptコードを実行させる可能性のあるクロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃に対してPRTGを強化しました。
改善 : サーバー
通知
- SNMPトラップ通知において、通知をトリガーしたセンサーIDをトラップメッセージに含めるオプションを追加しました。「SNMP トラップを送信」テンプレートで 「Include sensor ID」オプションを選択すると、PRTGはOID 1.3.6.1.4.1.32446.1.1.5を使用してセンサーIDを送信します。以前はこのオプションが存在しなかったため、一部のサードパーティシステムでは送信されたトラップメッセージを解析できませんでした。
OpenSSL 1.1.1w へのアップデート
- さらに安全な通信を確保するため、OpenSSLのバージョンを1.1.1wに更新しました。
サポートに問い合わせる
- 「コア & プローブ」設定でプロキシサーバーを設定している場合でも、「サポートに問い合わせる」オプションでサポートバンドルを送信できるようになりました。
- 重要: この問題は「PRTG app for desktop」ではまだ存在します。
パスワード変更
- 「アカウント設定」の「マイアカウント」で無効な旧パスワードを入力すると、適切なエラーメッセージ「エラー (Bad Request)」 が再度表示されるようになりました。以前のバージョンでは、CoreWebServerのログに「Error: The validation of the data you entered has failed」のログエントリがありましたが、Webインターフェイスには対応するエラーメッセージを表示されませんでした。この問題は、「新しいパスワードを指定する」オプションを選択して無効な旧パスワードを入力した場合に発生しました。
デバイス一覧
- デバイス一覧で設定を変更すると、そのデバイスのすべての設定で継承が無効になる問題を修正しました。この問題は、デバイス一覧で複数のデバイスを選択し、マルチ編集の設定オプションを使用して変更を保存した場合に発生しました。変更を行ったデバイスの設定では、「継承元」トグルが無効に設定されました。
履歴データレポート
- 履歴データレポートに関する問題を修正しました。ユーザーがPRTG Webインターフェイスの「マイアカウント」で異なるタイムゾーンを設定している場合、「日付と時刻」 テーブルにすべての時間が表示されない、または追加の時間が表示される問題が発生していました。たとえば、アカウントのタイムゾーンが(UTC -6:00)に設定されている場合、12時間の履歴データレポートを実行すると、この場合、レポートは「日付と時刻」テーブルの時間をアカウントに設定されたUTCタイムゾーンで引き算します。
ライブラリ
- 特定のケースでは、「現在のユーザーアカウントではこの情報にアクセスできません。」という正しいエラーメッセージが表示されるべきですが、代わりにCoreWebServer.logに不正なAjaxエラーが発生する問題を修正しました。この問題は、割り当てられたユーザーグループがライブラリへの書き込み権限を持っているにもかかわらず、セキュリティコンテキストのユーザー情報へのアクセスが許可されていないユーザーアカウントでログインしている場合に発生しました。具体的には、「セキュリティコンテキスト」リンクをクリックしてそのユーザーアカウント設定を表示させたときに問題が発生しました。
ルックアップ
- OIDライブラリ作成後にルックアップファイルの値を変更しても、変更がWebインターフェイスに反映されない問題を修正しました。ルックアップ値の変更は、PRTGコアサーバーを完全に再起動した後にのみ表示されました。この問題は、SNMPライブラリセンサーだけでなく、値のルックアップが付属する他のセンサーにも影響し、ルックアップファイルの最初の変更のみが表示されました。
マップ
- 特定のケースでマップの更新に失敗したというエラーメッセージが表示され、マップのアクセスに失敗するパブリックマップの問題を修正しました。この問題は、該当するPRTGユーザーグループでパブリックマップへの「読取りアクセス」権限を持っている読み取り専用ユーザーが、パブリックマップ内のオブジェクトに対して異なるセキュリティコンテキスト(たとえば「アクセスなし」)を持っている場合に発生しました。現在、パブリックマップは読み取り専用ユーザーにも表示されますが、セキュリティコンテキストに従って読み取り専用ユーザーがアクセスできるオブジェクトのみが表示されます。
- マップの背景画像は、マップ設定で再度変更できます。背景画像を変更し、変更を保存した場合、以前のPRTGバージョンでは、新しい画像が不正なマップIDで保存されていたため、マップは古い画像のまま表示されました。
PRTGインストーラー
- PRTGバージョン23.3.88以降、新規インストール時にPRTGインストーラーをカスタムモードで実行した場合、PRTGがインストールパスのデータをデータパスと同じフォルダーに保存する問題を修正しました。この問題は、パスフィールドのデータパスディレクトリを直接変更したときに発生しました。
リモートプローブ
- デバイスツリーから削除したリモートプローブは、PRTGステータスページの「プローブ」セクションと「データベースオブジェクト」セクションに表示されなくなり、またAPIコール「/api/health.json?」を通じてPRTGのシステムヘルス情報のクエリを実行した場合にも表示されなくなります。旧バージョンのPRTGでは、削除されたリモートプローブは、ステータスが切断された状態として前述のセクションに表示されていました。
レポート
- 「レポート時間設定」において、スケジュールされたレポートを再び電子メールで送信できるようになりました。以前は、レポート時間設定で設定されたメールアドレスまたはPRTGユーザーグループに電子メールを送信すると、Core.logにアクセス違反が表示され、場合によっては「Error sending Report Email」というメッセージも表示されていました。この問題は、「レポート時間設定」で「メール送信先ユーザーグループ」または、「メール送信先ユーザーグループ」と「送信先メールアドレス」を使用してレポートをスケジュールした場合に発生しました。
スキャン間隔
- 特定のケースでは、通常のスキャン間隔とUTC間隔を同じ単位で使用した場合に、スキャン間隔を保存できない問題を修正しました。たとえば、利用可能な間隔セクションで同時に「4h」と「@UTC 4:00」を入力した場合、変更を保存する際に検証エラーが表示される問題がありましたが、これを修正しました。
修正 : センサー
センサー追加
- 特定のセンサーで、「addsensor.htm」からセンサーを追加できる問題を修正しました。デバイスまたはグループに対応する資格情報がないにも関わらず、追加できていました。たとえば、「AWSの資格情報」のないデバイスにAWSセンサーを追加しようとすると、「利用可能な監視項目のスキャンに失敗しました。」というエラーメッセージが表示されました。現在は、AWS用の資格情報を持たないデバイスにAWSセンサーを追加しようとすると、addsensor.htmでは有効な資格情報が必要であることを示すヒントとともに、AWSセンサーが非アクティブ化されて表示されるようになりました。この問題は、ローカルフォルダー (ベータ)センサーとネットワーク共有 (ベータ)センサーでも修正されました。
AWSセンサー
- 環境変数AWS_EC2_METADATA_DISABLEDが他のセンサーの環境にリークしてしまう問題を修正しました。例えば、AWS環境上にPRTGをインストールし、Pythonスクリプトセンサーでスクリプトを実行し、APIから認証情報を取得した場合、AWS上のロールがAWS SDKでPRTGを認証することを許可しているにもかかわらず、動作しませんでした。この場合、環境変数はAWS_EC2_METADATA_DISABLED=TRUEに設定されていました。
AWS RDS v2センサー
- AWS RDS v2センサーが「Database Connections」チャネルで正しい値を表示するようになりました。PRTG Stableバージョン 23.4.90.1299では、センサーがデータベース接続のメトリックを「AVG(平均)」ではなく「SUM(合計)」にしていたため、センサーは前述のチャネルで誤った接続数を表示していました。
Veeam バックアップジョブステータス詳細センサー
- Veeam バックアップジョブステータス詳細センサーで、スケジュールされたジョブが無効になっている場合、「Job Scheduled」チャネルは正しい値を表示できるようになりました。以前はこの場合に「Yes」と表示されていましたが、現在は「No」と表示されます。
修正 : Web GUI
デバイスツリー
- 「Microsoft 365の資格情報」を持つデバイスまたはグループで、デバイスツリーのコンテキストメニューから名前を変更する際に発生する問題を修正しました。デバイスやグループの名前を右クリックして編集し、名前を変更しようとすると、入力したデータの検証に失敗し、設定を保存できないというエラーメッセージが表示されていました。この問題は、デバイスツリーからアクセス権を編集しようとした際にも同様に発生していました。
履歴データのツールチップ
- センサーの「履歴データ」タブ内の「パーセンタイルの処理」セクションで、ツールチップテキストを含む2番目のツールチップアイコンが表示される問題を修正しました。この問題は、「パーセンタイルを表示する」ラジオボタンを選択した場合に発生し、2番目のツールチップは「パーセンタイル平均間隔」部分に表示されていました。
注意 : インストーラー
セキュリティ
- PRTGインストーラーの信頼性を以下のバージョンとリリースチャネルのSecure Hash Algorithmsで確認できます。
- Stable 24.1.92.1554
sha256_exe 4FBB44524659CBB03EB84B4A032B81B5042EA756C0CBC8581E77EBB278D758B8
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ラボ : Multi-Platform Probe
Multi-Platform Probe 0.19.0のリリース
- Multi-Platform Probeを使用すると、リモートプローブでサポートされていないプラットフォーム(さまざまなLinuxディストリビューションやARMハードウェアなど)にプローブを展開できます。この最新リリースでは、NATSサーバーへの安全で暗号化された接続を確保するTLSサポートを提供しています。さらに、NATSサーバーのユーザーフレンドリーなセットアップウィザードを含め、インストールと構成プロセスを効率化しました。
- Multi-Platform Probeに関する詳細は、以下のKnowledge Base記事をご覧ください:What is the Multi-Platform Probe and how can I use it?
<https://kb.paessler.com/en/topic/90140> - 詳細なリリースノートについては、以下のKnowledge Base記事をご覧ください:
What are the release notes for the Multi-Platform Probe?
<https://kb.paessler.com/en/topic/91826>
ラボ : センサー
Redfish 仮想ディスクセンサー
- Redfish 仮想ディスクセンサーは、次の状態のディスクを処理できるようになりました:Enabled、StandbySpare、InTest、Starting、Quiesced、Updating、Qualified。以前は、センサーはEnabled状態のみを処理し、他の状態はすべてオフライン状態として表示していました。
スクリプト v2センサー
- スクリプト v2センサーを使用してPythonスクリプトを実行する際のセキュリティを向上させました。PYTHONPATHやPYTHONHOMEなどのPYTHON*環境変数が設定されている場合でも、パラメーター「-E」を使用することでこれらの環境変数を無視します。このパラメーターにより、異なるPYTHONPATHが設定されることを防ぎ、潜在的なセキュリティ問題を持つPythonスクリプトがPythonスクリプトディレクトリで実行されることを防止します。
SNMP アップタイム v2
- SNMP アップタイム v2(BETA)センサーの「ライブデータ」セクションでシステムアップタイムチャネルに間違った値が表示される問題を修正しました。この問題は、センサーをPRTGローカルプローブに追加した場合に発生しましたが、Multi-Platform Probeに追加した場合は正しい値が表示されました。
ラボ : 新UI
API
- api/v2/experimental/devices/{id}/settingsでGETリクエストを実行すると、デバイスに割り当てられた自動検出用のデバイステンプレートが複数あっても、1つだけ返される問題を修正しました。この問題は、/api/getobjectproperty.htm経由の旧APIv1にも影響しました。
- /devices/{id}エンドポイントにPATCHリクエストを送信してデバイスのIPv4ホストを設定する際に発生する問題を修正しました。basic.hostが127.0.0.1に設定されているかどうかを確認するために/devices/{id}にGETリクエストを送信した場合、ホストオプションが正しく設定されていないことに気付くでしょう。この問題は、以前にPRTGのクラシックWebインターフェイスで、IPv4またはIPv4ホスト名を指定せずにIPv6ホスト名を設定してデバイスを作成したときに発生しました。
- 実験的なエンドポイントにいくつかの変更を加えました。sortIndexフィールドを追加し、セクションと設定はアプリケーションサーバーによってソートされなくなりました。ブール値のfalseや空文字列のようなデフォルト値はレスポンスで省略されます。
- 読み取り専用ユーザーのフィールドは、エンドポイント/devices/{id}/settingsと/devices/{id}でマスクされるようになりました(Windowsシステムの資格情報など)。以前のバージョンのPRTGでは、読み取り専用ユーザーでアプリケーションサーバーにログインし、すべての設定を含むデバイスでGETリクエストを実行した場合、これらの設定フィールドはマスクされませんでした。
- api/v2/devicesエンドポイントに対してGETリクエストを実行した際に、デバイスの親タグが返されない問題を修正しました。例えば、デバイスが追加された特定のグループにタグを追加し、その後にエンドポイント経由でデバイスの詳細をリクエストした場合、そのデバイスの親タグがレスポンスで返されませんでした。
- デバイス作成のエンドポイント/api/v2/schemas/device?purpose=create&parent=1において、APIコールが有効なスキーマであるにもかかわらず404 NOT FOUNDエラーが発生する問題を修正しました。
- devices/{id}エンドポイントに対するPATCHリクエストを使用して、デバイス設定の「Windowsシステムの資格情報」の継承値を更新できるようになりました。
- PRTGクラシックWebインターフェイスで以前に作成したAPIキーを新たに使用してGETリクエストを実行すると、not foundエラーメッセージが表示される問題を修正しました。例えば、/devices/{id}エンドポイントを経由してGETリクエストを実行し、最初に新しく作成したAPIキーで認証した場合、1回目の試行ではレスポンスがnot foundとなります。2回目のリクエスト実行は成功します。
デバイス
- API v2を使用して、グループまたはローカルプローブの下にデバイスを作成できるようになりました。Swagger UI上のexperimental/groups/{id}/deviceエンドポイントに対して適切なPOSTリクエストを送信することで、デバイスを作成できます。デバイスはグループレベルで作成されます。プローブレベルのデバイスを作成するには、experimental/probes/{id}/deviceエンドポイントを使用する必要があります。
- 読み取り専用ユーザーは、/devices/{id}エンドポイントを介してデバイスのWindowsシステムの資格情報設定の情報を見ることができるようになりました。利用可能な情報は、引継ぎ元トグルがアクティブ化されているかどうか、およびデータがどこから継承されているかです。
PRTGアプリケーションサーバー
- ・PRTGアプリケーションサーバーで、APIキーを指定してGET /api/v2/devicesなどのGETリクエストを実行すると、特定のケースで503 License Invalidエラーが報告される問題を修正しました。この問題は、PRTGアプリケーションサーバーがPRTGコアサーバーに接続されていない場合に発生しました。
- ・特定のケースでPRTGアプリケーションサーバーが動作しなくなる問題を修正しました。このような場合、PRTGアプリケーションサーバーが次のエラーメッセージを含むpanic.logを作成することが確認できます。 panic: runtime error: invalid memory address or nil pointer dereference.
セキュリティ
- API キーの権限を昇格できる問題を修正しました。
Webインターフェイス
- 自動ログアウト: クラシックWebインターフェイスで自動ログアウトの設定を有効にすると、新UIで一定時間後に自動的にログアウトされるようになりました。旧バージョンのPRTGでは、新UIの自動ログアウトプロセスで不明なエラーが表示され、「Stay logged in」ボタンも機能しませんでした。また、自動的にログアウトされた場合、ログインページに次の適切なメッセージが表示されるようになりました: 「You have been logged out due to inactivity.」
- カラーモード:ユーザーが「マイアカウント」で選択したカラーモード(明または暗)が、ユーザーがPRTGにログインした際に適用されない問題を修正しました。
- デバイスの削除:コンテキストメニューを使用してデバイスを削除する際に、適切なダイアログが表示されるようになりました。テキストが改善され、「all its sub-objects will be deleted. There is no way to undo this operation.」と表示されます。ダイアログには、そのアクションで削除されるサブオブジェクトも表示されます。
- デバイスアイコン:「その他のデバイス情報」設定で、デバイスのアイコンを変更できるようになりました。「Select デバイスアイコン」をクリックすると、デバイスアイコンの選択肢が表示されます。
- ページの更新:PRTG内のページをフッターのRefreshボタンから手動でリロードできるようになりました。リフレッシュタイマーはその後、最初から再開します。また、フッターのボタンでページの更新を一時停止および再開することもできます。
- 監視:左側の分割画面で監視オブジェクトを表示およびナビゲートするためのサンバーストビューを追加しました。監視オブジェクトの表示を「View settings」で変更し、「Tree」と「Sunburst」ビューを切り替えることができるようになりました。
- 分割表示: 分割ビューの水平方向のスペースを改善し、狭いコンテンツ (デバイス リスト、情報、設定、グラフ) を含むサブページのスペースをより効果的に使用できるようにしました。
- ユーザー権限: 読み取り専用ユーザーは、デバイス設定の「Windows システムの資格情報」を見ることができるようになりました。読み取り専用ユーザーとしてログインしている場合、「Inherit from」トグルに継承元の情報が表示されます。ドメイン/コンピューター名、ユーザー名、パスワードの資格情報はマスクされています。
- 特定のケースで「新規 UI を開く」ボタンをクリックしたときに間違ったエンドポイントが呼び出されたために、クラシックWebインターフェイスからのリダイレクトがアプリケーションエラーにつながる問題を修正しました。
- Windowsシステムの資格情報に関する継承機能のトグルを、デバイス設定タブの「Windows システムの資格情報」で管理できるようになりました。「Inherit from」トグルが有効になっている場合、継承元の値が表示され、無効になっている場合はデバイスの値が表示されます。ただし、現在の実装状況では値を変更することはできません。
モバイルビュー
- モバイルビューのPRTGに新しいヘッダーを導入し、メニューを左上に配置しました。親パンくずリストは右上に表示されます。メインページのタイトル「Home」を削除しました。
改善 : その他
PRTG全般
- その他、様々な細かい修正と改善、ユーザーマニュアルの更新を行いました。
言語
- ドイツ語、スペイン語の言語ファイルを更新しました。
センサーの言語
- 一部のセンサータイプについて、ドイツ語とスペイン語のファイルを更新しました。
2024-1-10 – Version 24.1.90.1306
重要 : セキュリティ
Webサーバーセキュリティ
- クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃の可能性に対してPRTGを強化しました。XSS攻撃では、攻撃者が悪意のあるリンクを作成し、アクティブなセッションを持つPRTG ユーザーを誘導してクリックさせることで認証を回避します。
- 詳細な情報が入り次第、このリリースノートを更新します。
注意 : インストーラー
セキュリティ
- PRTGインストーラーの信頼性を以下のバージョンとリリースチャネルのSecure Hash Algorithmsで確認できます。
- Stable 24.1.90.1306
sha256_exe 8A7FC26DA34FB760FB611D3BB67511AF41319492C1E9F8D36F6815BA8405BC9F
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