SNMP エラー # -2003
2023.01.11 更新
この資料では、PRTG Network Monitorでエラー「SNMP エラー # -2003」が断続的に起こる場合の対応策について説明します。
情報源
この資料の情報源は以下のとおりです:
ナレッジベース:SNMP error # -2003
https://kb.paessler.com/en/topic/66623-snmp-error-2003
本資料はPaessler AG作成の資料/ナレッジベースをジュピターテクノロジー株式会社(以下当社と略記)が独自で翻訳したものです。ベストエフォートの翻訳であるため、最新情報ではない可能性があります。最新情報は情報源をご確認ください。
No response(SNMP エラー # -2003)
事象
特定のデバイスでのみ、5分ごとなど断続的にSNMPセンサーがダウンし、再びアップに戻ります。
エラーコードは以下です。
No response (check: firewalls, routing, snmp settings of device, IPs, SNMP version, community, passwords etc)(SNMP エラー # -2003)
対応策
短時間のエラーが1台のデバイスのみで発生する場合は、そのデバイスに問題があることを示しています(そうでなければ、他のデバイスのSNMPセンサーでも、同時に多数のエラーが表示されます)。SNMPの接続性に問題が発生した場合は、SNMP互換性オプションを利用することができます。
エラーがかなり散発的に発生する場合、SNMPセンサーのスキャン間隔を長くしてみることをお勧めします(例えばディスク容量を監視するセンサーなどは、5分または10分のスキャン間隔で問題ありません)。
次に、より長いタイムアウト値を試します。(下記を参照)。
ただし、デバイスが「No such name…」のようなエラーで応答する場合は、PRTGにできる対応策はほとんどありません。
デバイスとのSNMP接続の維持に問題があり、接続がかなり不安定になっているかもしれません。
[SNMP互換性オプション]の[要求の失敗]で[再試行あり(推奨)]が有効になっていることを確認します。
[SNMP デバイスの資格情報]で[タイムアウト(秒)]を少し増やしてみてください(ただし、タイムアウトの値をスキャン間隔以上に設定しないでください)。
[SNMP 遅延時間(ミリ秒)]を50~100ミリ秒に設定すると効果がある場合もあります。
問題を検証するには、センサーがエラーになっている瞬間に、PRTGホスト上でSNMP Testerを実行し、ターゲットデバイスに対して[Scan interfaces]を実行します。それでも同じエラーが表示される場合は、デバイスに問題があると考えられます。
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