PRTGの「速度重視」オプションは何をするのですか
この資料では、PRTG Network Monitorの設定 | システム管理 | ユーザーインターフェース の項目 ウェブサーバー のパフォーマンス戦略「速度重視:機能が制限され、表示が遅れる」オプションについて説明します。
情報源
この資料の情報源は以下のとおりです:
ナレッジベース: What does PRTG’s “More Speed” option do?
https://kb.paessler.com/en/topic/16923-what-does-prtg-s-more-speed-option-do
本資料はPaessler AG作成の資料/ナレッジベースをジュピターテクノロジー株式会社(以下当社と略記)が独自で翻訳したものです。ベストエフォートの翻訳であるため、最新情報ではない可能性があります。最新情報は情報源をご確認ください。
この記事はPRTG 13以降に適用されます
PRTGと大規模なインストレーション
PRTGは強力なWebインターフェイスを備えています。このインターフェイスは多くのスクリプトとPRTGコアサーバーへの接続によって実現されており、快適でスピーディなユーザーエクスペリエンスを提供しています。しかし、数千個のセンサーを搭載した場合、特に4,000個以上のセンサーを搭載した場合は、速度重視モードをオンにして(設定 | システム管理 | ユーザーインターフェース ※古いバージョンでは”System & Website” | パフォーマンス戦略)、Webインターフェイスでの高速な応答時間を維持する必要があります。8,000を越えるセンサーを搭載した大規模なシステムでは、応答が最大50%速くなりました。
速度重視モードの機能
有効にすると、以下の設定が変更されます。
- 通常表示されるデバイスツリー構造を表示するサブメニュー項目を非表示にします。例えばセンサーメニューのグループ別のエントリなどです。通常、このメニューからツリー構造を生成すると、PRTGはデバイスツリー全体を処理します。速度重視モードではこのツリーの反復を避けるためにすべてのサブメニューが削除されます。
- デフォルトでデバイスツリーのすべてのアイテムを折りたたむ:すべてのデバイスは、明示的に開かない限り、通常のツリー表示では折りたたまれます(つまり、単一のセンサーは表示されません)。
- デバイスの[全般]タブのすべてのミニグラフを非表示にします。
- センサーステータス概要バーの横にオープンチケットを表示しません。
- 監視データの表示が最大1分間遅れる場合があります(Webインターフェイスのみ)。通常、PRTGは、すべてのユーザーについて5秒ごとにセンサー状態の表示をバックグラウンドで計算します。遅延は負荷を減らすのに役立ちます。
さらに
PRTGを高速化するにはどうしたらいいですか?(JTC翻訳資料あり)
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