PRTGが使用するポートはどれですか
この資料では、PRTG Network Monitorが使用する、または使用する可能性のあるポートについて説明します。
情報源
この資料の情報源は以下のとおりです:
ナレッジベース: Which ports does PRTG use on my system?
https://kb.paessler.com/en/topic/61462-which-ports-does-prtg-use-on-my-system
本資料はPaessler AG作成の資料/ナレッジベースをジュピターテクノロジー株式会社(以下当社と略記)が独自で翻訳したものです。ベストエフォートの翻訳であるため、最新情報ではない可能性があります。最新情報は情報源をご確認ください。
この記事はPRTG 20以降に適用されます
PRTGの使用するポート
PRTGが完全に機能するには、システムのいくつかのポートが開いていて、到達可能である必要があります。PRTG Webサーバーで、リモートプローブ、クラスタリング、および、さまざまな監視テクノロジーのために、特定のポートが利用可能であることを確認する必要があります。
使用されるすべてのポートについては以下の表を参照してください。
Webサーバー
ポート使用 | ポート番号 | 備考 |
Webサーバー | TCP 80 (HTTP)、 443 (HTTPS) フォールバック: 8443、 8444+ (HTTPS)、8080+ (HTTP) | TCPポートの変更やカスタムTCPポートを定義することができます。PRTG Webインターフェイスの[設定]->[システム管理]->[ユーザーインターフェイス]の「ウェブサーバー」セクションで設定します。PRTG DesktopやiOS/Android用のPRTGアプリも、このポートを使用してサーバーに接続します。18.3.44以前のバージョンでは、HTTPSフォールバックポートは8443と32000+です。 |
レポート | 8085 (PDF レポート) | このポートはローカル PRTG サーバー(localhost)でのみオープン/ブロックされます。HTMLレポートについては、設定されているWebサーバーポートが使用されます。必要に応じて、レジストリで変更することができます。変更方法は次のKBを参照してください。How To Change the Port Used for Report Generation? |
自動アップデートとアクティベーション | 443 | 詳細は次のKBをご覧ください。自動更新、アクティベーションなどのためにPRTGはどのサーバーに接続しますか(JTC翻訳資料あり) |
アップデートチェックとダウンロード | 80 | 詳細は次のKBをご覧ください。自動更新、アクティベーションなどのためにPRTGはどのサーバーに接続しますか(JTC翻訳資料あり) |
Active Director 統合 | TCP および UDP 389 (非セキュア)、 TCP 636 (SSL) | Active Director 統合用LDAPポート |
注:サーバーの再起動後、PRTGのWebサーバーが常に予備のポートを使用する場合は、起動時にPRTGと同じポートを使用するプログラムを確認してください。例えば、統合されたMicrosoft IISのWebサーバーはデフォルトでポート80(SSLは443)を使用し。PRTGよりも先に起動するため、PRTGではそのポートを使用できません。このため、IIS用に別のポートを定義するか、無効にする必要があります。また、起動時にWorld Wide Web Publishing Serviceを無効にすることでも同じ効果が得られます。
リモートプローブ
ポート使用 | ポート番号 | 備考 |
リモートプローブ – コアサーバー間の接続 | 23560 | 通常、このTCP ポートをコアサーバー上でオープンまたはフォワードすれば十分です。ポートを変更する必要がある場合は、次のKBをご覧ください。How can I customize PRTG’s ports for core-probe-connections? |
クラスター
ポート使用 | ポート番号 | 備考 |
クラスターノード間の通信 | 23570 | クラスターノード間のすべての通信は、この TCP ポートを介して行われます。 |
監視
テクノロジー | ポート番号(デフォルト) |
Cloud (Pingおよび HTTP) | TCP 443 (PRTG version 15.4.20以前は8443) |
HTTP (proxy) | TCP 8080 |
IMAP | TCP 143 (非セキュア)、993 (SSL) |
LDAP | TCP/UDP 389 (非セキュア)、TCP 636 (SSL) |
MSSQL | TCP 1433 |
MySQL | TCP 3306 |
Oracle | TCP 1521 |
POP3 | TCP 110 (非セキュア)、995 (SSL) |
PostgreSQL | TCP 5432 |
SMTP | TCP 25 (非セキュア)、465 (SSL)、587 (SSL) |
SNMP | UDP 161 |
SNMP Trap | UDP 162 |
SSH | TCP 22 |
Syslog | UDP 514 |
WBEM | TCP 5988 (非セキュア)、 5989 (SSL) |
WMI | TCP 135、ハイポート範囲49152 – 65535 および 1024 – 5000。詳細については次のKBを参照してください。WMIセンサーが機能しませんどうすればいいですか (JTC翻訳資料あり) |
注:このリストは完全ではない場合があります。使用されるポートは、構成によってことなる場合があります。通常、PRTGのデフォルトのポートは特定のデバイスおよび/またはセンサーの設定で変更することができます。
通知
通知 | ポート番号 | 備考 |
プッシュ | TCP 443 | 対象URL: https://api.prtgcloud.com:443 注: PRTG v.15.4.20 以前のプッシュ通知は 8443ポートを使用します。(https://push.prtgcloud.net:8443) |
SMTP | TCP 25 | – |
SNMP トラップ | UDP 162 | – |
Syslog | UDP 514 | – |
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